カウンセリングルームに通い始めたけれど…

 産業医の先生のすすめで、カウンセリングルームへ通いはじめました。

 健康保険が使えないところで、1回(50分)あたり9000円と(自分の財布で払うには)目が飛び出るような値段なのですが、健康保険組合の紹介なら年度内の一定回数は健保が(健康保険の制度とは別に)持ってくれるので、3月・4月をまたげばまとまった回数を受けることができて、その点は安心して通えます。
(主治医の先生によれば、今回紹介されたところは良心的なカウンセリングルームだとか)


 さて、目下のハードルは「私がしゃべらないこと」です。

 復職以来、あらたまった面談の類でたとえば上司とか産業医の先生から問いかけられても、返答を考えて話し始めるまで時間がかかるのと、話し始めてもぽつりぽつりと断片的にしか話せないので、ちっとも進みません。

 ……産業医の先生との面談は、1回2時間くらいかかります。


 カウンセリングはきょうで3回目だったのですけれども、そんな調子で50分ではほとんど話の進展もなく、セラピストの方も「考え途中のことでも言葉にしてくれないことには……」とお困りの様子でした。


 考え途中……といっても、ちゃんと頭が回って考えているのかといえばそうでもなく、「下手の考え休むに似たり」みたいな感じで、会話をしなきゃいけないのに一人でぼーっとしているあんばいです。
(別に不真面目にするつもりはなくて自分はがんばっているつもり)

 お薬のせいかしら? と聞かれましたが、そのあたりのことはよく分からないです。


 1回目の初対面の印象は、「話しやすそうな人に担当してもらえてよかったなぁ」というものでしたが、それでもこのありさまです。

 ただ、「思いついた言葉」が「真意を的確に表している言葉」かどうかは別の話で、思いつくままポンポン口にしたのでは、違う方向に行ってしまうのではないかという気もします。
author by よんなん
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