本宿どうなつ

IMGP4872.jpg 先週の金曜、軽井沢へ行く途中でこんな名産品を見つけて購入しました。

 行きは局活動を兼ねて行ったので、郵便局のある集落をなるべく経由して「和美峠」(県道43号線)を越えて長野県入りしたんです。

 ……そしたら、この道は「上州姫街道」と呼ばれる道(Wikipedia)なんだそうで、群馬県側の最後の郵便局がある「本宿」(もとじゅく)という集落は、宿場町のような雰囲気です。(下の写真)

IMGP4865.jpg で、この辺りにあるはずの郵便局を探してクルマをノロノロ走らせていたら、こんな山奥の小さな集落(マピオンの地図)にしては妙に繁盛していそうな和菓子屋があり、「本宿どうなつ」なる商品があるらしい貼り紙を目にして、郵便局のあとに立ち寄りました。

 しかし、本宿の先にある和美峠も実際に通ってみると、舗装こそされているもののヘアピンカーブが連続するセンターラインのないとんでもない細道で、こんなところを経由して軽井沢へ行き来する観光客はまずいないような気がします。

 商売として成り立つんでしょうか?


 とりあえず10個入り1000円のを買って(5個入り525円のは売り切れ)、帰ってから googleで検索してみると、かなり引っかかりました。

 取り上げられ方をみると、知る人ぞ知る名産品のようです。

 あんな山奥(失礼)まで行かなくても、スズラン(←群馬ローカルのデパート)や高崎の高島屋などで物産展があるとそこで手に入るほか、包み紙の中にあったパンフのウラはFAXでの注文表になっていて、通信販売でのお取り寄せもできるようです。

 このパンフに「喫茶 古月堂(軽井沢店)」の記載もあるので、軽井沢で喫茶店も直営しているんでしょう。きっと。(そこでこの菓子が手に入るのかは分かりませんが)


 で、持ち帰って朝食代わりに(3〜4個ずつ)食べてますけど、中身は大部分が白あんで、いわゆる「あんドーナツ」…というか揚げまんじゅうみたいではあるものの、その割には甘さはしつこくなく、一度に何個か食べられます。

#自己責任でまだ食べてますが、消費期限は7月20日(=翌々日まで?)です。

 薄いまんじゅう部分の生地は例によって群馬県産ではあるものの、白あんの原料である白インゲンははるか遠い北海道のものだとか。
(まぁ、インゲンマメの国内生産は、北海道が90%のシェアだそうですから)

……群馬県名産の小麦をうまく活用した名産品、と好意的にとらえておくのがよろしいのでしょう。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析