仙台空港

IMGP4832.jpg 仙台の話を引っ張ります。

 先週金曜、仙台空港へ行ってみました。

 …「仙台空港へ行った」というよりは、去年開業した、仙台駅から出ている「仙台空港アクセス線に乗りに行った」が正しいんですが。


 結構新しそうなターミナルですけど、現在の旅客ターミナルはもう11年前になる1997年のオープンなんだとか。

IMGP4833.jpg 空港と言えば展望デッキですが、仙台空港のは屋内にあって見晴らしもご覧の通り。

 建物そのものがガラス張りではあるものの、骨組みが意外に大きくて展望デッキと言うには少々物足りない気がします。

 さすがに、思うことは誰も同じらしく、宮城県議会でも県知事が仙台空港の展望デッキについて一言述べたとかどうとかで、2010年をめどに屋外の展望デッキを新設するようですが。(河北新報の記事

 仙台空港ビル(株)は宮城県も出資者ですから、株主の意向ということになるんでしょう。


IMGP4835.jpg さて、空港内の看板で、めずらしい表記だなと思ったのが、写真の「↑鉄道駅」。

 たいていの場合「京急線」とか「JR線」とか書いてあるんじゃないかと思うんですけれども。

 確かに、空港と仙台駅を結ぶ路線の案内上の名称は「仙台空港アクセス線」ですから、仙台市街からなら空港へ行く鉄道路線と認識できそうなものの、空港でこの名前を聞いても、そもそも果たして鉄道だと思ってもらえるのか微妙なところでしょう。

 実際乗ってみるとJR線と大差ありませんけど、厳密に「JR線」なのは途中の名取駅から先で、仙台空港駅から名取駅までの3駅は第三セクターの「仙台空港線」なんですね。

 だから「JR線」と書けば明らかに違いますし、仙台〜仙台空港の運転系統を「仙台空港アクセス線」と案内している以上、「仙台空港線」も微妙におかしいすから、結局は「鉄道駅」が妥当な表現なんでしょう。きっと。


 よく考えてみたら、(モノレールなどではない)アクセス鉄道が第三セクターという空港はここだけなんですね。
author by よんなん
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