私もあなたも運転士!

IMGP4892.jpg 地下鉄博物館で「車両技術の変遷展」というのをやっているので、同期Dを誘って行ってみました。

←開館時からあるオブジェには、当時はまだ計画中だった南北線と副都心線のラインカラーがない一方、他社ながら地下鉄ネットワークを形成する都営浅草線・新宿線・三田線のラインがあるのは変わらずです。


 企画展は残念ながらちょいと物足りない内容に思えたのはともかく、こういう博物館で定番の運転シミュレータで遊びました。

 かつて、地下鉄博物館のキャッチコピーに表題みたいのがありましたよね?


 きのうから学校は夏休みらしく、シミュレーターの列に並んでいるのは子どもばっかりでしたが……

 みんな山手線もびっくりのすごいブレーキをかけてましたよ。


 1駅運転したら交代なので、順番はすぐに回ってきます。
(オーバーランしても、戻らずにそこで交代)

 チビッ子には博物館の人が丁寧に教えてくれるんですけど、8000系、6000系、02系の3回とも、係の人には放っておかれました。。。

 大人のマニアには全員そうしているのか、私から別なオーラが出ていたか、どちらなのかは謎ですが。(きのうの格好で行ったので、職員の方と同じワイシャツ+ネクタイ姿でしたし…)


 1月に鉄道博物館でやったJRの運転席と比べると、マスコンがバネで戻らないのですごく違和感があります。

 特にワンハンドルマスコンだと、バネで戻らないのに加えて、ニュートラル(N)から力行へのロック機構がないので、よほど慣れてないとノッチオフのつもりが「N」まで戻らないか、通り越してブレーキに入るかしちゃいそうです。

 ……去年、京浜急行で駅停車中にマスコンが「力行」に入ったままなのに運転士が気づかず(以下略)なんて事象があったのも分かる気がします。(京浜急行のプレスリリース

 あと、見た目は取り外し可能なブレーキハンドル(=電磁直通ブレーキ or 自動ブレーキ)なのに、実際に扱ってみるとカチカチカチ……とノッチがあるブレーキ設定器ハンドル(=電気指令式ブレーキ)だったり、なかなか面白いです。

 6000系は国鉄でいえば103系世代ですが、当時すでに回生ブレーキ・電気指令式ブレーキを取り入れていて、国鉄より相当進んでいたんですね。


IMGP4895.jpg 最近、地下鉄博物館のキャラクター「ぎんちゃん」(右)「まるちゃん」(左)が個人的に大変お気に入りです。

 夏休み企画のポスターだからか、まるちゃんの顔に水中メガネが! こんなのありなんですか!


 「ぎんちゃん」「まるちゃん」の小さいぬいぐるみ(携帯クリーナーらしいんですけど、それにしては一回り大きいような…)が博物館内のグッズショップで売られていて、「まるちゃん」のを一つ買いました。

 仕事中に持ち歩くカバンにくくりつけておこうかと……(えー)
author by よんなん
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