運転士研修やってます

IMGP2769.jpg 富山地鉄の南富山駅に来ました。

 お世辞にもきれいとはいえない建物ですが、富山地鉄の研修センターも併設。

 建物の一角に「動力者操縦者養成所」という表示が見えました。


 電車の運転士を自社養成しちゃうんですね。

 首都圏の中小私鉄だと、大手私鉄の研修センターに委託しちゃうそうですけど、たしかに北陸には大手私鉄がありません。

 もしかしたら、富山ライトレールの乗務員も、ここで訓練したんでしょうか。
(富山ライトレールはJR西日本ではなく富山地鉄が出資してます)

 なんかこう、電車の乗務員の養成って、テレビドラマの「アテンションプリーズ」(こっちは飛行機ですけど)みたいなきびしい訓練がいろいろあるんだろうなぁと思うのですけれど、こういうところでもビシバシやってるんですかね?
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富山ライトレール

IMGP2754.jpg 富山ライトレールに乗りました。

 今年2月に廃止されたJR富山港線を活用して、富山駅周辺を路面電車化した路線です。

 JR富山港線時代に乗ったのは中学1年の春休みだったので、よく考えればなんと14年ぶり。


 北陸新幹線が延びた暁には、何本かある“枝線”も一括して平行在来線を廃止する、というJR西日本の方針だそうですから、この富山港線のLRT転換はその先行事例なのかもしれません。


 ちょうど前日に利用者が100万人を突破したそうで、今日の北日本新聞によれば、想定していた1日平均3400人を上回って1日5000人で推移しているとか。

 所要時間は24分で、JR線時代の約20分が若干伸びた程度です。

 本数は、JR時代は朝夕30分間隔・オフピークは1時間おきだったのが、朝10分おき、以後19時台まで15分おき、深夜30分おき、と大幅に便利になっています。

 運賃は200円均一ですが、来年3月までは平日昼間(9:00〜16:30)と休日なら100円均一。
 JR時代は終点までで200円だったので、値上げという位置付けも可能ですが、バスなどの市内交通と比較すれば、そんなものでしょう。


 さて、車両はカナダのボンバルディア(旧:独アドトランツを買収)のライセンスで新潟トランシス(石川島播磨系列)が製造したもので、だいぶ日本でもおなじみになってきたタイプの電車です。

 まぁそんなわけで、一時期のようにLRVそのものに感激することはないのですけれど、あ、うまいことやってるなと思ったのが、写真の座席。

 オール低床車とはいえ、どうしても車輪などの部分は車内に突起として出てしまうのです。

 その部分はたいてい座席にするんですけど、1人分には幅が広すぎ、かといって2人分には狭いんですよね。

 で、この座席、背もたれが緑色なのは1人分、真っ黒なのはお尻が半分のる程度の“0.5人分”。

 JRの電車でも、ハイシーズンで混みあうとボックスシートの肘掛に寄りかかる…というか座っちゃう人がいますよね。

 ああいう感じで使ってください、ってことなんでしょう。

 とはいえ、写真の白い箱の部分は結局デッドスペースです。東京モノレールの電車もそうですけど、車内の突起をうまく処理するのがいかに難しいか分かります。


 今回のケースはJR線でありながら始発から終点まで富山市内で完結していたので、引き受ける第三セクターの設立などがスムーズだったのではないかと思います。

 路線もJR時代で8.0キロ、と、高崎〜前橋より短いのです。
 信越線なら安中、上信電鉄なら吉井にも届きません。

 JR西日本管内では、岡山県の吉備線もLRT転換の構想があるそうで、こちらは20キロを超える長さですし、岡山市と総社市にまたがっていますし、どういうふうになるのか注目したいところです。
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富山県庁

IMGP2736.jpg 昼食のあとは、富山市街で“局活動”。

 要は、郵便局めぐりをするわけです。
 「旅行貯金」とか「貯金旅行」とか称されるあれです。

 で、富山県庁内にも郵便局があったので、県庁を訪れました。


 高崎市役所と張り合うかのように高層ビルを建てた群馬県庁と違って、なかなか風格のある趣です。


 中に入ると、まるで年季の入った大学の建物みたいです。
(早稲田大学の旧8号館とか東大図書館とか、そんな感じ)


 そういえば旧大蔵省の建物もこんなでしたっけか。

 このあと訪れた富山市役所のほうは、高層ビル…ではなかったものの、むしろこちらのほうが「県庁の星」に出てきそうな建物でした。
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富山の「白えび天丼」

IMGP2735.jpg 昼ごはんは、ご当地のものを食べたいなー…と思いながら富山駅ビルの3階で見つけたのが「白えび天丼」。

 「白えび」は富山のものらしいです。

 富山っていうと、イカとかそんなイメージでしたが。


 スーパーで売ってる「むきえび」より一回り大きくて、甘えびよりは小さい…くらいで、殻ごと揚がってました。(もちろん、殻ごと食べられます)

 刺身は結構いい値段がするんですけど、確かにこの殻を1尾1尾むくのを想像すると、そのくらいの値段にしないと手間の割に合わないよな、と思います。


 私はエスカレーターを上がったところにある「越中茶屋」という店に入ってしまった(680円+ごはん大盛150円)のですけど、店を出た後、さらに奥に「白えび亭」という店があったことが判明。

 そっちだと同メニューが630円で食べられたほか、刺身とのセットなどのバリエーションも豊富な模様でした。
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こ、ここにも…

IMGP2718.jpg 飛騨神岡駅構内に貼ってあったポスター。

「思いやりのある応対で
  安全とハートをのせて今日も走ります」

という標語はいいんですが、駅員さん(?)が迷子の女の子(?)に描いているその絵は…。。

 ポスターには「社団法人日本民営鉄道協会労働安全部会」と書いてあるんですけど、そもそも神岡鉄道って民鉄協に加盟してないのに。。
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もしかして

IMGP2702.jpg 飛騨神岡駅近くにある神岡鉄道の高架橋にペイントされた、交通マナー啓蒙の標語とイラスト。

「あわてずに みんなゆっくり 行かんかな」

 標語はいいんですけど、もしかして神岡鉄道が廃止に追い込まれたのは、実は貨物需要なんか関係なくて、莫大な著作権料の請求が来たからでは? と心配になるのです。

 いや、あれは慶應義塾の塾歌とキャラクターにインスピレーションを……というくだらん言い訳も自分の頭に浮かぶわけですが。

 ちなみに、歌詞の2番に出てくるのは字が違って「往かんかな」ですし、キャラクターは40年以上前にユニコン君・ユニコちゃんに切り替えられています。
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鉄道の役目

IMGP2698.jpg 今月で廃止になる神岡鉄道で、神岡へ来ました。

 紅葉真っ盛りで、帰りに乗った2両連結の列車は観光ツアーの団体客で満席。

 とはいえ、来たときの単行列車は、鉄道マニアのほかに乗客がいるんだかいないんだか…という状態。
(皆無というわけではなさそうですが)

 神岡鉱山からの濃硫酸輸送のおまけで旅客輸送もやってました、という鉄道なんでしょう。

 濃硫酸輸送がなくなった以上、もうこの鉄道に役目はありません。


 もはや、片道580円なんていうボランティア価格で、いつ来るんだか分からない鉄道マニアの心を癒すために毎日走らせる理由も資金もないのでしょう。

 現在、9年前に廃止された横川〜軽井沢に「特定目的鉄道」という形で鉄道の運行を復活させようという構想があるようですが、運賃は片道1000円・往復1800円と報道されました。

……JR線だった頃は片道230円だった区間です。
 それでもなお赤字は想定内だとか。
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高山線どっと混む

IMGP2625.jpg 富山から猪谷までの高山本線は、今年の10月から再来年3月までの期間限定で増発中なんだそうで。

 地元の富山市が音頭をとった「社会実験」との告知ポスターが貼ってありました。
(社会実験の公式サイト

 市町村合併で猪谷まで全部富山市内になったんですね。

 富山市は富山ライトレールの例もありますし、こうした鉄道活用に積極的に介入する方針なんでしょうか。


 あと、富山ライトレールも、この高山本線も、富山市内で完結していることから、富山市が単独で動きやすいという面がきっとあるのでは、と思います。

 群馬だと、たとえば両毛線なら伊勢崎まででも高崎市・前橋市・伊勢崎市があります。

 もしこういう取り組みを群馬でやるとしたら、まず鉄道会社と行政の役割分担でもめて、さらに自治体どうしでもめて、遅々として進まないのではという気がします。


 もしかしたら、平成の大合併での良い面の効果…なのかもしれません。
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昭和の日本と、21世紀の日本。

IMGP2619.jpg 富山に着きました。

 高崎とは違って、向かい側には新型の特急「サンダーバード」が停車中です。

 あ、いいなぁ、とか思ってしまう私がそこにいるわけです。


 まぁなにせ、高崎線は、21世紀になったのに国鉄型の特急しか走っていませんから。

 逆に、日ごろJRになってからの新型に見慣れていると、力走する国鉄型電車に感激するのでありましょう。
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古きよき日本

IMGP2618.jpg オーダー長さん(←mixi内)が同じタイトルで書いていらっしゃいましたので。

 高崎駅では深夜1時ごろ、国鉄色の特急型がホームの両側に並ぶわけですね。

 懐古趣味の鉄道マニアとして、嬉しくて仕方がないのは分かります。

 ……高崎にいると、国鉄色の電車なんてちっとも珍しくないのですが。なんて。


 実際には、古いことがいいことだとは思っていないわけですが、まぁそれはそれとして。


 個人的には、2番線に停まる急行「能登」と、4番線に停まる快速「ムーンライトえちご」の車掌のポジションの違いに注目です。

 「能登」はJR西日本の担当、「えちご」はJR東日本の担当なんですね。

 下り「能登」は、真ん中の4号車にある車掌室からドアの開け閉めをします。
 「えちご」は一番後ろの1号車です。

 さて、高崎駅の在来線ホームには、一番後ろの乗務員室からドアを開け閉めするための目印なら、「2」とか「3」とか「4」とか「5」とか「6」とか書かれた黄色い四角の印がベタベタ貼ってあります。

 電車が停まったときに車掌の場所がその辺なら、ドアを開けていいですよ、と。

 ……ところが「能登」は真ん中でドアを開け閉めするわけです。
 しかも「9」という目印はそこに貼ってありません。


 どうやっているのかな…と思ったら、ちょうど車掌室が停まるあたりに緑色のテープが貼ってあるんですね。

 あと、白丸の印も見えます。

 きっとこれを目印にしているんでしょう。
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