セカンドオピニオンの新聞

 出勤途中に、駅構内のコンビニで産経新聞を買いました。

 最近、東京新聞に少し飽きてきたので、新聞変えようかなと少し考えていたのですけど、やめました。

 その代わり、たまに産経新聞も買って両方読んでみようか、と。


 新聞を2紙取る人って、2パターンあると思います。

 1つは、一般紙と経済新聞。
 もうひとつは、一般紙どうしの組み合わせで、保守系の論調で主張する新聞と、進歩的な論調の新聞を両方購読するパターンです。

 学生時代、企業の広報部で新聞のスクラップを作るアルバイトをしていて、同じ事柄を取り上げても各紙で微妙に取り上げ方が違うのがなかなか面白かった記憶があります。

 企業なら“自家製やじうまワイド”も可能ですが、一般人が各紙を購読すると手取りの3分の1位以上が新聞代に消えてしまいそうですから、明らかに論調が違う新聞を組み合わせて2紙にするのは現実的な選択でしょう。


 いや、それなら普通は、部数から言って代表的な朝日新聞と読売新聞にするのでは…と言われそうなんですけれども。

 まぁ、朝日と読売は寮のロビーに置いてありますし。

 それに、東京新聞も意外とスクープがありますし、tazanさんが「大体重要な問題があると、『週刊金曜日』あたりが問題にしてそのあと『東京新聞』あたりが騒ぎ、最後にようやく『朝日新聞』が出てくる」と書いているのは、結構的を射ていると思うのです。

 それと、月ぎめ2550円なんですよ。
 群馬で東京新聞を取ると夕刊がないのでこの値段になります。

 朝日と読売は夕刊があるので、どちらも月額3925円と、それなりの値段です。

 まぁ、一方の産経新聞はどうなの、というと、誤報も少なくないイメージがいまだに頭から離れませんし(オウム事件のとき、「麻原きょう逮捕へ」というような記事が何回トップを飾ったことか…)、単独で購読するには不安が付きまといます。

 自らを「セカンドオピニオン紙」とPRしていた時期もありましたよね、確か。

 とはいえ、2002年には新聞休刊日に駅売り即売版を発行したり、そういう取り組みには好感を持っています。

 あと、読売新聞と違って、社会面が3面あるんです。
 読売新聞は、社会面が2面しかない上に、文字を大きくして以来、他紙には載っているのに読売には載っていない事柄が散見されるような気がします。

 ところで産経新聞は、1部100円なのに夕刊なしで月ぎめ2950円って、2月は明らかに損です。
 東京新聞すら、日によっては読まずにそのまま古新聞入れへ…という日もありますから、月ぎめで購読までする必要はないんですよね。


 ……まぁそんなわけで、ブロック紙の東京新聞と、一応全国紙ではあるものの事実上関西の地方紙なのが実態に近い産経新聞という、珍しい組み合わせに違いありませんが、費用の面から気軽にできる2紙の比べ読みなのではないかなと思っています。
author by よんなん
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