モバイルの電源提供

 勤務先を通じて、業界誌の原稿執筆を依頼されました。
 軽い読み物のようなページです。

 そうはいっても、休みの日にちょいと取材のまねごとをして、そのまま出先で書くことにしました。

 行田駅近くのモスバーガーに入り、コンセントの近くの席……と見回すと、コンセントというコンセントにカバーが取り付けられて使えないようにしてあるじゃないですか。


 仕方なく、バッテリーでノートPCを使い始めましたが、書き始めてようやく調子が出てきた…と思ったところでバッテリー切れ。(およそ1時間)

 帰りの電車の中でも使えず、参りました。


 そろそろ新しいバッテリーを買わなきゃダメかな、と思うとともに、なんでこう、モバイルの電源確保はこんなに難しいのだろう、と思うのです。


 先日も、ファミリーレストランで、コンセントがある席を希望したら

「お客さま用の電源はご用意しておりません」

と断られてしまいました。


 JR東日本の湘南新宿ラインに連結されているグリーン車も、コンセントはありません。


 個人的に、わざわざコーヒー1杯に数百円を出したり、わざわざグリーン料金を払うのは、出先でも落ち着いてパソコンを使える環境が欲しいからでもあるわけです。

 場所は提供するけど電気代は値段に入っていない、と言われてしまえばそれまでですが。


 「高校生が携帯電話の充電をはじめてしまうので困る」という声も耳にしたことがありますが、なんでそこまで目くじらを立てるのだろう、と思うのです。

 長居をされるのが困るなら、新聞や雑誌だって置かなきゃいいのに。


 と、またこんなところでカリカリしてないで、自分でさっさと新しいバッテリーを買えば済む話なんですけれども。

 逆にいえば、ACアダプタのかわりに予備バッテリーを持ち歩くようになれば、あとは個々人が座る場所さえ確保するだけで、喫茶店やグリーン車はモバイラーから期待なんかされなくなるわけです。
author by よんなん
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