浦安魚市場

IMGP0111.jpg 浦安で朝を迎えたので、7時半ごろに家を出て浦安魚市場へ行ってみました。

 魚市場と言ってもセリが見られたりするわけではなく、築地の場外市場が小さくなったような感じです。

 朝4時から営業していて、本当はこんな時間に行ったのでは遅すぎるのですけども、マグロの解体などはまだやっていて、見ているだけでも楽しいです。


 「魚市場」の名前のとおり魚を扱う店が多いのですが、他にも、米屋とか肉屋とか卵専門店とか乾物屋とかも揃っていて、正式には「浦安魚市場総合食品センター」というんだとか。
 そんなふうに呼んでいる人にお目にかかったことはありませんけれども、すぐ目の前にある地下鉄浦安駅の出口案内には「総合食品センター」としか書いてない(はず)です。

 先日行ったアメ横のような店員の激しい呼び込みやパフォーマンスはありませんが、切り身ひとつ買っただけでもおすすめの調理法を教えてくれたり、まさに市民の「台所」という雰囲気があります。


 値段は、たとえば鮭の切り身が200円だったり、一見すると値段もよかったりするように見えるんですけど、その辺の魚屋ではあまり見ないような大きな切り身ですし(中学・高校生の頃はいつも半分に切って焼いたものが弁当に入っていましたっけ)、「ぶり大根にどうぞ」と値札に書かれたブリのアラが1皿200円とか、魚市場が身近にあるってのは本当にいいよなぁと思えるような値段です。

 見ていて興味深いのは、同じお店で売っている鰻の蒲焼でも1串550円から1200円まで何種類もあること。自分で食べるのにとか、大切なお客さまがいらっしゃるときとか、きっとそんな使い分けをするのかなぁ、と思い巡らせるんですけども、どうなんでしょう。


 あと、朝8時前だというのに、刺身になる魚はもちろん、鰻の蒲焼といっしょに焼いている鰻の頭の串焼きとか、惣菜屋のコロッケとか、玉子屋の厚焼き玉子(←試食ができてとってもおいしい)とかを見ていると、どれもこれも酒の肴に見えてしまうのが、魚市場のもう一つの側面かなぁ、と私は思います。

 ここで買出しをしたら、ずいぶん充実した飲み会ができそうです。というより、夜まで待てずに昼から飲み始めそうな気もします。


 それから、市場の中には食堂が3軒ほどあって、ここで朝ご飯を食べるのもいいものです。

 魚市場のすぐとなりには「魚市場北口商店会」があり、ここにある韓国食材のお店と、少し離れていますが同じ経営者の焼肉屋も、結構いい評判です。

 舞浜の高級住宅街とか新浦安駅のもっと海寄りの新しいマンションの住民と思しき人たちが高級車で駐車場に乗り付ける光景も見られ、魚市場の雰囲気とのギャップが激しいのも見ものです。


IMGP0112.jpg−追記( 2005/4/11 20:51)−

 これが、「鰻のアタマ」。(100円)

 本当に頭なの? と思えるほどやわらかくて、最後のほうで串から落ちてしまいました。(残念)

 ちなみに、後ろに写っているのが「魚市場北口商店会」。なかなかいい雰囲気をかもし出しています。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析