トラムに乗る
2006.10.05 Thursday | よんなん的旅行
2004年に開業したとかいうアテネのトラムに乗ります。4月にストラスブールのトラムに乗ってしまったので、いまさらLRV(超低床車)だとか芝生軌道だとかにはもう感激しないのですけれど。
LRVなら日本でも導入実績は徐々に出てきてますし。
面白かったのは、車両にウインカーがついていて、始発駅や交差点の分岐などでは電車の曲がる方向に点滅させることくらいでしょうか。
シンタグマから出ていて、T字型に3系統(途中駅折り返しにも系統番号が振られていて、路線図には5系統)あり、意外と路線が長いです。
最初に系統5をシンタグマから終点まで乗ったら1時間かかりました。
沿線は、海沿いを走ったりしてなかなか楽しいので、乗りつぶしたり散策するなら、半日〜1日は当てたほうがよいかもしれません。
(私は乗りつぶしのみで午前中いっぱいを要しました)
JTB版のガイドブックにはトラムの存在が触れられておらず、昭文社版のに路線図つきで紹介されています。
これといった観光名所は沿線にないので、JTBが取り上げないのも無理はない……というか、昭文社が鉄道マニアを意識したとしか思えません。
あと、昭文社版ガイドブックからは分からないのですけれど、メトロの24時間券で乗れます。
(券の裏面にトラム会社のマークも入っています)
「ぺヤングソース焼きそば」といえば、伊勢崎のまるか食品ですので。
日本の街並みでやり玉にあがるのは、道路の上に張り巡らされた電線と電柱です。
ミクロリマノという地区にある入り江には、海に突き出たレストランが何軒もあって、どこも似たような雰囲気でしたが、ガイドブックに載っている一軒(
ピレウスは港町なのですけど、フェリーなどが発着する中心部から離れたところに「ミクロリマノ」という入り江があるとガイドブックに書いてあります。
日本では、すでに看板がかけ替えられたボーダフォンですけれど、やはりこちらではよくロゴを見かけます。
アテネを離れて、ピレウスという街まで行ってみることにします。
古代アゴラ、という場所に来ました。ガイドブックによれば、昔の市場とその周辺施設の跡だとかどうとか。
地下鉄シンタグマ駅のコンコースを少し外れた一角に、地下鉄工事で出てきたという発掘物が展示されています。