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地下鉄シンタグマ駅の展示コーナー

IMGP2291.jpg 地下鉄シンタグマ駅のコンコースを少し外れた一角に、地下鉄工事で出てきたという発掘物が展示されています。

 こういうのもアテネならでは……みたいなことがガイドブックには書いてあるものの、東京の地下鉄工事でも、ナウマン像の化石を掘り当てたりしているんですよね。


 アテネならではといえば、出てくるのが化石ではなく人工的な遺構だということ。

 水道管のようなものや、棺と人骨なんてのも飾ってあります。


 それでも、汐留のシオサイト建設でも、関東大震災で焼失したまま埋められた旧新橋駅時代の遺構やら駅弁の器だとかお茶用の瓶だとかがわんさか出てきたりしているわけで。

 素直に喜べばいいものを、そういうことを考えるあたり、どうもいけません。

 東京の地下鉄博物館にそのナウマン像の化石が飾ってあるのかといえば違うのですから、やっぱりアテネらしいのだと思うべきなのでしょう。
author by よんなん
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