<< 遺跡=要は廃墟 | TOP | ボーダフォン健在 >>

地下鉄の車掌

IMGP2425.jpg アテネを離れて、ピレウスという街まで行ってみることにします。
 エーゲ海への航路が出ている港町です。

 とはいえ、地下鉄で行けちゃうのですが。


 3号線まであるうちの1号線に乗ります。

 ここで、車掌がドアの開け閉めをしている地下鉄を初めて見ました。

 ヨーロッパの地下鉄は、ロンドンも、パリも、アテネの2号線・3号線も、どんなに長い編成でも運転士だけのワンマン運転でした。
(パリの急行地下鉄「RER」はダブルデッカーの大型車8両編成でも車掌がいません)

 1号線だと、編成の真ん中にも運転席があって、そこに車掌が乗って駅に着くとドアの開け閉めをしていました。


 まぁ、日本で見る車掌に比べると適当なもので、ドアが開いたらホームに降りる車掌もいれば、窓から顔を出すだけの人もいますし、電車が発車してホームを出るまで顔を出している車掌もいれば、早々に窓を閉めて引っ込んでしまう人もいます。

 運転席と客室のあいだは、他のヨーロッパの地下鉄と同様に窓がない壁なので、車内の様子をある程度見張ってくれているわけではありません。

 が、地上区間に出ると、今日はいい天気だからか、客室の電気が消えました。
 日本でも、一部の電鉄は天気がよくて明るいと車掌が客室の明かりを消します。

 とはいえ、1号線のホームの先端にも、ほかの2・3号線と同じように運転士がホームを見るための大きな鏡が置いてありましたし、なぜ車掌を乗せているのかは謎です。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

Trackbacks

Trackback URL :

  1. 無料アクセス解析