<< ボーダフォン健在 | TOP | 入り江のレストランでタコを食べる >>

トロリーバスに乗る

IMGP2391.jpg ピレウスは港町なのですけど、フェリーなどが発着する中心部から離れたところに「ミクロリマノ」という入り江があるとガイドブックに書いてあります。

 トロリーバスで15分ほどというので、ギリシャのバスに初挑戦です。
(写真は今回乗ったのとは別の場所)

 ガイドブックによると車内のアナウンスはないとか。

 ……確か、ドイツで乗ったバスもそうだった記憶があり、目当ての20番系統のトロリーバスが来たらドイツでやったのと同じように運転士にガイドブック(日本語の本だけど、項目にはアルファベットでのつづりもある)を見せて「ミクロリマノ??」と聞いてみます。

 最初に乗り込んだのは反対方向のバスだったらしく運転士に「opposite ほにゃらら〜」と歩道橋で向こう側へ行けみたいな仕草をされ、バス停を移動してやってきたバスに乗り込んで再び運転士にガイドブックを見せて同じ事を告げます。

 実際には、車内のLEDで次のバス停名がギリシャ語でスクロールされており(都バスみたいな英語のスクロールは出ない)、なんとなくそれっぽいギリシャ文字のつづりが出てきたところで席を立つと運転士が「ミクロリマノ!」と教えてくれました。


 何とか無事に目的地へ到着。

 トロリーバスで不思議なのは、交差点で分岐するときに、どうやってポールがバスの行く方向の架線をたどってくるのか、ということです。

 それと、私の乗ったトロリーバスが別のトロリーバスを追い越したのですけど、屋根の上では一体何が起こっていたのだろう……と考えはじめるとキリがありません。

 日本だとトロリーバスは黒部ダムの観光用に2路線あるのみです。どちらも専用道を走り、分岐も追越もないはずで、日本にいる限りは都市型のトロリーバスが走る仕組みが分からないのです。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

Trackbacks

Trackback URL :

  1. 無料アクセス解析