かれこれ毎年、3回目

 勤務先の研修で、非常事故が起こったときの訓練があります。

 これをやる研修ってかなり限られているんですけど、私のほか数名は入社以来、毎年度やっています。

 まず新入社員研修。
 本社採用はカリキュラムが別枠で、本業でない事業部門で採用された新入社員も全員やります。これが1回目。

 次は2年目の、社内資格取得の研修。
 この研修後に就く仕事は、法規上は非常事故が起きたときのためにいる職種なので、ある種当然の訓練です。
 ……で、これが、本社採用だと他の採用枠より1年早く登用試験を受けられるので、一足早く2回目。

(2回目のとき、テレビ局の取材があって、ほんの一瞬だけ映りました)

 で、今回の、国家資格取得の研修。
 本来は前職の仕事なのですけど、2人分の仕事を1人で兼務したり、仮にいてもその人がやるより早くできる場合もあるので、この研修でも再びやります。
 この仕事の社内登用試験も、本社採用はさらに1年早く受けられるので、入社3年目にしてすでに3回目です。


 これだけ回数を重ねていれば完璧でしょう……と言われそうなものの、本当は実際にこの訓練が活きるようなことはないほうがよいわけで。

 それに、数年前に同業他社で事故が起きたときも、訓練を受けていたはずの係員が処置できず、あわや多重事故へ発展する一歩手前…、というありさまでしたから、何回か繰り返せば充分、という訓練ではないようです。

 とはいえ、同じ研修センターの同じ訓練施設で、同じような想定で同じ処置をやるので、また今年もきたか……みたいな感じ、、、といっては語弊があるのかどうか分かりませんが。
author by よんなん
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