祖母に引導を渡す!?

 祖母がこの世を去りました。

 正月休みの際に、数年ぶりかに顔を見せに行った、11日後のことでした。

 そういえば、もう片方の祖母が死去したのも、年末にやはり数年ぶりに顔を見せに行った後の正月だったので、もしや私が引導を渡している…!? と思わなくもありませんが、それはまぁ別の話として。

 92歳なので、大往生ですね、と言われるのですけれど、入院生活が長かったですし、さぁどうかなぁという気もします。

 3年前のもう片方の祖母が、倒れるその日まで自宅で暮らしていたのとは、あまりにも対照的ですから。

 そういえば、病院やら施設を転々とするようになったのは何年前からかなぁ、と考えると、10年くらい前ではなかったかと。

 別にどこが悪いというのではなく、家族が面倒を見切れない、という、いわゆる「寝かせきり」「社会的入院」というもので、そういう最期が果たして幸せかどうかというと、難しい問題かと思います。

 むろん、面倒を見る家族の負担はバカにならないでしょうし、一概に誰が悪いというわけでもないはずです。

 まぁ、私の母が水泳やらにうつつを抜かそうと、父がゴルフに興じようと、健康に老いてくれるのであれば、私からは何も口を挟むことはないのです。
author by よんなん
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