特急「スーパーとかち」に乗る (その1)

DSC04841.jpg 追分から新得まで特急「スーパーとかち1号」に乗ります。

 もともとの予定では、追分から普通列車で夕張へ行って戻って新夕張駅からこの列車に乗るつもりだったので、これで元の予定に追いつきます。

 知っている人もいると思いますが、新夕張駅から新得駅までおよそ100km近く特急料金が要らない特例があります。

 この区間はほぼ無人の地帯を走るので特急列車しか走っていないための特例ですが、1駅でも飛び出ると全区間の特急料金が要るのです。orz

DSC04844.jpg 追分・新夕張間は25.4kmですが、追分・新得間114.8kmの特急料金1750円也です。……特急料金は50kmきざみなので、くやしいったら!

 くやしいついでに指定を取りました(上記の特例は自由席に乗る場合だけなので)。……実はJR北海道の2月はなんと「繁忙期」なので+710円です。

 あとで乗る「uシート」ほどではありませんが、自由席とは少し違って立派な座席です。

DSC04843.jpg 写真は、JR北海道の特急では標準装備の「チケットホルダー」。

 ここにキップを入れておくと、車掌さんは声をかけずにキップを拝見して行ってくれます。

 
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室蘭本線で追分へ

DSC04825.jpg 苫小牧から岩見沢方面の室蘭本線に乗ります。

 長万部からの室蘭本線は苫小牧(正確には次の沼ノ端)まで特急「北斗」がじゃんじゃん走るJR北海道の大収益源ですが、特急はここから千歳線に入って札幌へ向かいます。

 苫小牧から先の室蘭本線は、追分までは1日8.5往復の普通列車(追分から先はもっと少ない)と道東方面のわずかな貨物列車が走るだけのローカル線です。

DSC04826.jpg さて、苫小牧駅に停まっていた追分ゆきは、日高本線用のキハ40。

 苫小牧7:31発は休日運休で、きょう休暇を取って平日に来たのでなかったら、もともと予定していた旅程に室蘭本線経由では飛びつけないところでした。

 この時間帯と「休日運休」の文字通り、高校生の通学用に仕立てられた列車で、駅に停まるたび車内がにぎやかになってきます。

 ……そうはいっても、ディーゼルカー1両で事足りてしまう人数なんですけども、鉄道は1両100人くらい乗れるのでバスなら3台続行くらいでしょうか。

DSC04829.jpg きょうは苫小牧に朝上陸して夕方の新千歳からの飛行機で帰ってしまうので、旭川や帯広の先には行かれませんが、こうして北海道のローカル列車に乗っていられるのは楽しいです。

 写真は進行左側なので写ってませんが、1日10往復未満のローカル線なのに複線です。(貨物列車を入れると10往復以上なのかもしれませんが)

 何十年も前に石炭輸送で賑わっていたころの名残なわけで、片方はがして合理化しないのかと素人目には思うのですけれども、すでに駅は追分駅まですべて停留所化してあるので、せっかく各駅構内の副本線をはがしたのに、路線そのものを単線にして交換設備を作り直すことを考えたらいろいろ大人の判断があるのかもしれないです。

DSC04833.jpg 追分駅は初めて降りる駅ですが、この広い1番線ホームには何か見覚えがあります。

 NHKスペシャルでスト権ストを取り上げた回で、生産性向上運動の場面に出てきた光景じゃなかったか、と思い出しました。

 確か戦後50年特集で高校生の頃に見た記憶がありますが、当時の特急「おおぞら」用キハ183系の色に塗りかえられた柱(取材時点でマル生運動当時と合ってなかった)が20年近く経つのにそのままです。
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苫小牧から北海道入り

DSC04814.jpg 川崎近海フェリー(八戸〜苫小牧)で北海道入りです。

 24時間と滞在しないで新千歳から帰りますが、渡道できてちょっぴり嬉しいです。

 雪国は雪国でも、青森とはまた気分が違います。フェリーターミナルの外へ出てみると、踏んづける雪がサクサクです。

 きのう、青森君と、去年まで札幌に住んでた浦和さんが「北海道の雪はホウキで掃けるが、青森の雪はスコップでかかないといけない」と話してたのがよく分かります。


 青森も晴れていたら気分が違ったかもですが、こちらは晴れていることもあって、青森の降り止まない雪の陰鬱とした雰囲気とは違って、ちょっぴりすがすがしいような気もします。


DSC04820.jpg 市街地へのアクセスは、北海道中央バスの札幌行き「高速とまこまい号」が苫小牧駅前まで乗れて240円。

 都市間高速バスって、始発側の停留所では乗車しかできないイメージなのですが、こんなふうに乗せてくれてありがたいです。……タクシーだったらきのうみたいにまた何千円とかかっていたはずです。

 苫小牧駅には、急行「はまなす」号が5:01に着くところ、7時ちょうどになり、追分方面の室蘭本線は1本遅い列車になりましたが、ここからJRの旅を再スタートです。
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