これだから土日休みは嫌なんだ!

IMGP8450.jpg おとといの日帰りスキーでは上毛高原駅にクルマを置いて新幹線で帰ってきたので、きょうは新幹線で上毛高原まで向かいます。

 先週の日曜日に乗ったのと同じ東京駅6:32発の「たにがわ」号ですが、日曜日のガラガラ度合いがウソのような混雑です。


 昨今の世間では土日営業のサービス業が増えた影響で、いまや働く人の3分の1は土日ではなく平日が休みなのだそうですが、それでも3分の2の人は土日に一斉に休んで遊びに行っていることになります。

 日帰りでなければ、土曜の朝に出かけて日曜の夜に帰ってくるのは当然の帰結であります。

 結果として、土曜朝の下り列車と日曜夕の上り列車だけ、平日の通勤新幹線も真っ青な混雑列車に早変わりするわけです。


 有給休暇でも取得しなければ土日しか連休がないのですから、普段の気の毒なほどガラガラな新幹線なんか見たことがない、という人が大半のはずです。

 まぁ、JRもスキーシーズンの週末は列車を増発したりしているのは時刻表を見て分かりますし、それと、なるべく平日に遊びに行ってほしいということなのか、一部のスキー用割引きっぷは平日が安くしてあります。


 けれども、まさか1年のうちで2〜3か月しかないスキーシーズン中の週末だけ出勤して運転してくれるパートの運転士さんなどいるはずがなく、平日などの平均的な輸送量に合わせた体制の余力でどうにかこなしている水準なんだと思うのです。(推測)

 値段設定も、確かに平日の旅行はJRにも乗客にもハッピーなんですけど、かえって土日休みの人は、割高なキップを買わされて、混雑列車に押し込められて、(実はてんてこまいな)駅員さんや車掌さんにロクな応対をしてもらえず、そりゃぁさぞかしJRさんは儲かるんでしょうねェ、と、よからぬ気分になるんじゃないでしょうか。


 新幹線の車内で読んだ産経新聞に、ゴールデンウィークの時期を地域ごとにずらす祝日法改正案についての記事がありました。(参照

 この議論の旗振り役は(たぶん)星野リゾートの星野社長(のはず)で、氏の「100日の黒字と256日の赤字」という主張はもっともです。
(100日=土日と祝日)

 旅行する側にしてみれば、休みの日に限っての混雑+割高料金、すいていて安い平日に出かけたくても仕事を休めるのは年間20日(=有給休暇の日数)まで、という論理です。


 ゴールデンウィークだけといわず、土日も何らかの形で分散する法律になりませんかね?
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析