「臨時列車だからでございます」

IMGP4627.jpg 仕事を終えて神宮球場へ向かうのに、高崎12:21発の新幹線「あさま」に乗りました。

 いつも、土休日の昼ごろに上り「あさま」に乗ると、とてもじゃありませんけど座れません。

 日ごろは自由席が4両あるんですけど、週末や連休などは指定席を増やすので自由席が3両になっちゃうんですよ。


 きょうも、電光掲示を見ると「自由席1-3号車」と出ていて、まいったなーと思って乗ってみたら、写真のように空席ばっかりです。


 臨時列車はすいているとよく耳にしますが、本当なんですねぇ。

 確かに、ダイヤ改正のときに駅でもらって部屋に貼ってある高崎駅の時刻表には、この臨時列車が書いてありません。

 今度の新幹線は何時かなとこの時刻表を見て駅へ出てくる人が臨時列車の存在を知るには、市販の冊子の時刻表を見なければいけないわけで、そこで一つハードルがあります。

 市販の時刻表を持っていても新しいのでないと、臨時列車の時刻は分かっても走る日がわかりません。

 無難な定期列車に人が集まるのも無理はなさそうです。

(いまはインターネットの乗換検索でも臨時列車が網羅されているかもしれませんが)


 GWだというのにこんなにガラガラの新幹線走らせてJR東日本は大丈夫なのか…と少し心配にならないでもないものの、新幹線って意外に大勢乗れるので、これだけ空席があってもかなりの人数が乗っているはずです。

 この乗客が22分前の定期「あさま」(←たぶん、普段の週末のようにデッキに立っている人がいたはず)に集中すれば、阿鼻叫喚の混雑と化してしまうのでしょう。


 表題は、いつだったか宮脇俊三さんの作品で読んだ車掌さんの弁。
author by よんなん
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