地下鉄のあれ

IMGP4628.jpg もともと浦安には地下鉄東西線しか通じていなくて、日常的には営団地下鉄にしか乗っていなかった頃には気にも留めていなかったんですけれども。

 京葉線ができてJRで塾通いをするようになり、中学・高校も東急沿線だったので、地下鉄に乗る機会がほとんどなくなったのが10年近く続きました。

 その後、大学が地下鉄沿線になって再びよく乗るようになったんですね。


 で、そのブランクを経た大学時代に気づいたのが写真の部品。


 なんかレトロ電車っぽくも見えるんですけど、営団地下鉄(当時)の車両は、つり革がある金属の棒を天井から吊るしている部品が新型電車でもこんなような形なんですよ。

 Wikipediaなどで各形式の車内の写真を見ると、細かい違いはあれど、2000形から08系までだいたい似たような形です。

 他の鉄道会社は、つり革をぶら下げているステンレス(?)の棒がそのまま曲がって(or 別の棒を継いで)天井に取り付けられているだけ…なんです。


 幼少時代に一番乗っていた電車が地下鉄だった私にとって、営団地下鉄が鉄道のスタンダードといっても過言ではありませんでした。

(なので、世の中の鉄道趣味で国鉄〜JRを趣味対象としている人が大勢なのは、中学に入ってJR線の乗りつぶしを始めるまでどうもなじめなかった)


 そこへ、実は地下鉄独特のもの、地下鉄にしかないものだったことが色々あると気づくと、これまた興味がわいてきたりこなかったり。


 ちなみに東京地下鉄になり、10000系ではついにこの部品が姿を消して、ステンレス棒が曲がって天井へ“吸い込まれる”、これはこれで独特のスタイルになりました。(参考
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析