キヨスクがなくたって

IMGP3590.jpg 東京都内のキヨスクが人手不足からあちこちで休業しています。

 報道によれば、東日本キヨスクが早期希望退職を募ったところ約400人の正社員が辞めた一方で、それを補充する契約社員が集まらないのだとか。
ITmediaによる記事

 小売業でパートタイム従業員が不足していることは、日経MJではよく目にしますし、契約社員が簡単に集まるとでも思っていたのかどうかは分かりませんが、かような現状なわけです。

 とはいえ、本当にキヨスクでなければいけない店舗ってどのくらいあるのかなー、とも思うのです。

 いまや、東日本キヨスクが手がける駅の売店は、キヨスクに限らず、NEWDAYSというコンビニもそうですし、写真にある「無印良品comKIOSK」も東日本キヨスクの店舗です。

 この写真、秋葉原駅の総武線ホームなんですけど、キヨスクが休業している隣で無印はちゃんと営業してるんですよね。

 ペットボトルのジャスミン茶が欲しくて買いましたが、無印のPBは105円です。
 たぶん、キヨスクが営業していても無印で買ったと思います。

 ちょっとしたお菓子や雑貨なども無印では扱っています。

 じゃぁ無印良品で新聞・雑誌を売ってるのか! といえば売ってませんけど、同じホームの階段近くにコンビニのNEWDAYSがあります。


 確かに、キヨスクでないと出店できない狭いスペースの場所もあるに違いないですが、NEWDAYSやNEWDAYSminiで代替できないキヨスクが果たしてどれだけか、というとさほどでもないと思うんです。

 ただ、ほぼNEWDAYSminiのようなスタイルのキヨスクでも休業している店があるので、それはどうなの、という気はしますが。


 こういう事態を招いた施策について賛否両論はあると思いますが、キヨスク1店舗につき2〜3人はいたと思われる正社員を賄えるだけの買い物を我々がキヨスクでしていたか……ほかのコンビニや市中のパート従業員中心の店で買っていなかったか、と考えると、結論はおのずと明らかだと思うのです。
author by よんなん
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