もう少し背筋を伸ばしたほうがいいよ

 先週の月曜日に職場へ顔を出したときに、先輩から言われました。

 今週の研修中にも、同期入社の人から言われました。


 私が胸を張っているときなど、決まってろくなことがありませんって。

 少し落ち着いて(落ち込んで)いるくらいが、傍目にはちょうどいいのです。
 ……なんて、ここ1週間ほど思っています。

 いちかわエフエムで番組を担当していたときも、録音したのを持ち帰って自分で聴いてみると、調子悪いなぁ、気分がのらないなぁ、と思っているときのほうが実は落ち着いていてむしろよかったりしましたし。

 先日の祖母の葬儀でも、当り障りなく黙って振舞っていたら、あまり会う機会のない親戚から評判がよかったようですし。


 自分で調子がいいと思うときは、傍目にも本当に文字通り「調子に乗っている」のであって、周囲を相当不快にさせていたと後で気づくことが多いです。

 そんな私が胸を張って歩くなど、傲慢以外の何物でもないのだろうなぁ、と思うのです。


 いや、いいじゃないですか、背中を丸めてたって。

 「笑点」などで落語家が登場するシーンは、必ずといっていいほど、落語家は背中を丸めて出てくるじゃないですか。

 でも、その姿を見てみすぼらしいなんて思う人はいないわけでして。

 ま、私の勤務先で、もしも部長やら課長やらが普段からそんなふうに背中を曲げていたら、この会社は果たして大丈夫なんだろうか、なんて思っちゃうかもしれませんけどね。
author by よんなん
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