寄り道の新京成電鉄と、新八柱駅。

IMGP0629.jpg 北千住から、常磐線の下り快速電車に乗りました。

 新浦安へ行くには、新松戸から武蔵野線に乗るのが楽です。
 ただ、松戸で各駅停車に乗り換えなければいけません。

 松戸の各駅停車ホームからは、新京成の電車が目に入ります。
 前回、常磐線の各駅停車に乗っていて、少し気になっていました。

 新京成電鉄は松戸から京成津田沼まで走っている電車で、終点まで26.5キロを250円という驚きの運賃設定。
……JRは津田沼まで450円、グループの京成電鉄だって同じ距離帯は420円なのに。


 それで乗れるんならちょっと寄り道してみようかな、とJRと新京成の連絡改札にパスネットを入れ、Suicaをタッチして乗り換え。

 ちょうどすぐに発車する電車があり、それに乗ります。19:30発。
 この時間帯は9分間隔の運転です。


 8両編成の新型電車は、動いたと思ったらすぐ次の駅に。上本郷、松戸新田、みのり台、八柱、と停まります。

 あとで調べると、上本郷まで1.4キロあるほかは、松戸新田まで700メートル、みのり台まで600メートル、八柱まで800メートル。なるほどこれならすぐに停まるのも道理です。


 八柱駅で武蔵野線に乗り換えられるというので、結局そこで降りました。
 初乗りはJRより高めで140円。

 八柱駅はちょっとした駅ビルになっていて、改札の目の前に本屋があったり便利そうです。

 ふと、高崎駅から出ている横川までの信越線も、北高崎駅あたりまでこんな感じにこまめに駅があったら便利かなと思ったり思わなかったり。
 それ以前に信越線は1時間に1本ですし、同じように駅がいっぱいある上信電鉄は人がいっぱい乗っているのかということを考えれば、単純な話ではなさそうですけれど。


 さて、JRの駅は「新八柱」で、果たしてどこにあるのかと周辺地図を見たら、駅前広場の地下にあることが分かります。駅舎は50メートルと離れておらず、わざわざ違う駅名にしているのが不可解です。

 おまけに、新京成の「やばしら」に対し、JRは「しんやはしら」。
 当時の国鉄が、地元の読み方とは関係なしに「旭川」を「あさひがわ」とか勝手に駅名をつけていたからでしょうか。
 JRになってだいぶ直されましたが、ここは手つかずのようです。


 さて、そのJRの新八柱駅は、本当に駅しかありません。
 えっ、新京成は駅ビルまであって、エキナカ最全盛のJRはキヨスクだけですか。

 制服だけは立派な駅員が何をするでもなく改札に座っています。


 普段通り過ぎるだけだとあまり意識しませんが、新八柱駅は完全に地下の駅で、見た目は都心の地下鉄駅と同じです。昭和53年に造られたこの駅の寒々とした雰囲気は、都営地下鉄に通じるものがあります。
 違うのは、電車が10分おきなのと、貨物列車が通過して行くことでしょうか。


 次の電車はちょうど東京行きだったので、それに乗って帰りました。
 西船橋までは12分。……新京成は同じ総武線乗り換えの新津田沼まで31分です。

 いろいろと収穫の多い寄り道でした。
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紙袋を持つなかれ

 ちょっとバッグに入りきらないようなものを持ち歩くとき、紙袋などに入れることがあります。

 これがくせものです。


 今回は、勤め先の先輩から今ごろですがカレンダーをもらい、ああ、これは浦安の自分の部屋(←まだある)の壁に掛けておくのにちょうどいいなぁ、と、今日持って帰ることにしました。

 丸めたカレンダーをリュックサックに入れると折れてしまいそうだったので、本屋でもらった手提げのビニール袋に入れました。
 悪夢の始まりです。


……まず、寮を出るときに、郵便受けの新聞をリュックではなく手提げ袋に。
 週末なので折り込みチラシも含めるとそれだけでも相当な厚さです。

 途中、フリーマーケットに立ち寄り、コタツ用の掛けフトンを衝動買い。(300円)
 フトンそのものはリュックに納めましたが、知り合いだった売り主さんがくれた紙袋は明日使いそうだったので手提げ袋へ。

 さらに、キヨスクで買ったペットボトルのお茶も、手提げへ。

 本屋で買ったコミック本(2冊)も。


 あっという間に手提げはパンパンです。
 しかも、本屋の手提げ袋は年々安っぽくなって今やユニクロと似たようなものなので、余計にみすぼらしいです。
(以前は三省堂とか八重洲ブックセンターなどは、ビニール製でも厚手の巾着袋をくれたんですけど)


 手提げで、そこそこのマチがある紙袋などの類を持つと、いつもこうなります。
 リュックなどが、一度背中から降ろしてチャックを開けて、、、などと面倒なのに対して、すぐに取り出したり元に戻せますので。


 こういうクセは、中学生のころからです。

 旅行中にちょっとしたことで紙袋を使い始めると、同じようにあれもこれも紙袋に入れていたのは今と同じでした。さらに、紙袋がボロボロになってくると取り替えるのではなくガムテープで補修したりして、今思えばまるでホームレスのようないでだちで日本中を旅行して歩いていたんですねぇ。

 まぁ、お小遣いとお年玉を切り崩しただけの資金で、日本中のJR線に全部乗ったんですから。
 代わりの紙袋を調達するお金にも事欠いていたんですね。あのころは。


 でも、さすがにガムテープでつぎはぎしなくなったとはいえ、あれもこれも手提げに突っ込んでしまう妙なクセはなんとかならないかなぁ、と。
author by よんなん
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