窓を拭きました

DSC03418.jpg 我が家はベランダがない側の窓からの見晴らしがよいのですが、ベランダがない=外に出られないので窓掃除をあきらめていました。

 去年は大規模修繕工事があって、壁の高圧洗浄でついでに窓もきれいになったものの、1年経ってせっかくのスカイツリーも総武線の電車も中山法華経寺もみんな砂埃越しになってしまいました。

 ……先週末、せめて手が届く範囲でも、と始めてみたら室内からでも意外と広範囲に手が届くことが分かり、今週末の2回に分けて窓を拭きまくったら見違えるようにきれいになりました。

 高崎の寮に5年半いたときは一度も窓なんか拭かなかったんですけども、これからは気がついたらちょこちょこ拭こうと思います。


 さて、盲点だったのはリフォームで取り付けた断熱用の「内窓」。

 リフォームで内窓をつけると、掃除する窓の数が2倍になるんですね。orz

 当たり前と言えばそうなんですけども。

 外の窓がきれいになると、それまで全然気にならなかった内窓が意外と汚れているのが気になるものです。


 内窓は取り外せるので、内窓と外窓の隙間に手を入れて……なんてことをせずとも拭けるんですが、断熱重視でペアガラスにしたから重いこと!

 戸建てだったら(よほどの寒冷地や小さな家でない限り)二重窓にするくらいならサッシごと取り替えないと、掃除をする人が大変だなぁと思いました。

 マンションは窓枠の交換に制限がある(=分譲マンションでも窓は共用部分だから)ので、樹脂サッシにしたかったら内窓しか選択肢がないのですけども。
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寝る前のおまじない

DSC03407.jpg 復職後も休職中に引き続いて眠気の副作用がある薬やら睡眠薬そのものを処方されて寝ているのですが、眠れない日もあります。

 そういう晩は普段と何が違うのかというと、寝る前に牛乳を飲んでないんですね……30過ぎて本当にお子さまみたいだなぁと思うのですが、本当だから仕方がないです。


 低温殺菌牛乳に、砂糖を小さじ2杯。

 「お子さまみたい」じゃなくて、子どもだってそんな飲み方しないよ!


 いや……寝る前には甘いものがいいんだとかどうとか聞きかじりまして、、、

 とはいえ寝る前に何か食べるのは眠りによい影響がないとも聞きますし、砂糖なんてエネルギーの塊じゃねぇかという気もしますから、もはやおまじないの部類なのかもしれません。たぶん。


 牛乳に砂糖を入れると、「レモン牛乳」の味そのものです。
(というか「レモン牛乳」が牛乳に砂糖を入れただけの味しかしない)


 昨晩も、薬を飲んで床に入ったものの1時間半延々と眠りにつけなかったのが、あきらめて一旦起きて牛乳を飲みつつBトレ(←電車のおもちゃ)を組み立てながら1時間ほど過ごして再びフトンに入ったらスコーンと寝られました。
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『まじめな時間 1』

DSC03411.jpg 「表紙買い」でした。(Amazon

 女子高校生が主人公の作品を表紙買いするのは「それ町」以来でしょうか。たぶん。


 この表紙の女の子(主人公)は第1話の冒頭でクルマに撥ねられて死んでしまいます。

 幽霊のお話です。


 ……といっても、おどろおどろしい話ではなく、ノリとしては「それ町」第2巻「それでも町は廻っている(前編)(後編)」の回でやはり主人公がクルマに轢かれて死んでしまっても相変わらずドタバタやっているのに近いです。
(ドタバタしか中身がない作品ではありませんが……)


 主人公が幽霊というフィクションならではの設定ではあるものの、どこにでもいそうな人が、誰もが考えそうなことをやっていて、こういう作品は好きです。


 さて、この作者の作品は初めて読むなと思ってましたが、調べたら『秒速5センチメートル』のコミカライズ版を描いた人でした。……読んでたよ。。。

 『秒速〜』(あれは新海誠のアニメが原作ですが)に引き続いて基本的にかわいい子を描く作風ではあるものの、こちらでは脇役の絵柄がたまーに山本直樹っぽくなります。……気のせいかな、、、


 「清家雪子」という名前でgoogle先生に聞いても過去の代表的な作品は『秒速〜』くらいしかない(あれは原作がすでにあった作品)みたいなのに、いきなりこんな作品が描けるものなのか、今まで何やってた人なんだろう(それこそ山本直樹のアシスタント?)、と気になりました。

 帯で谷口ジローが「さすが四季賞」と紹介しているのでそちらから調べたら、2000年に「アフタヌーン四季賞」を受賞したときには「銀峰瑞穂」という名前で描いていたそうです。

 過去の作品を掘り起こして読んでみようという気は今のところないものの、ただのコミカライズ担当(失礼)から少し気になる作家さんになりました。


 あ、この作品は1巻完結ではありません。連載は今年始まったばかりみたいで、続きが出たら買います。たぶん。
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「33歳、まだ処女」

DSC03388.jpg 『きょうは会社休みます。』という作品が気になりました。

 6月25日(2012年)付の読売新聞夕刊の書評欄によれば、もてないヒロインを主人公にした“喪女マンガ”が注目を集めているのだとか。

 で、記事で何冊か紹介されていた中で、この作品の主人公は33歳の「ヴィンテージ・ガール」……男か女かの別はさておき、なにやら親近感がわきそうな設定ではありませぬか。

 しかも、本屋で手に取ってみると、帯にはなんと表題の文字。……まじっすか! ますます境遇がががが(謎)


 実際に読み始めてみると、いきなり第一話で「コノウラギリモノメー!」と心の中で(←電車の中だったので)何度も叫びたくなるストーリーではありましたが。

 いや、まだ1巻だし、主人公も酔ってて覚えてないという設定だし、さすが集英社だけあってズバリそのシーンは描かれていないので、どうにでもひっくり返せるよね? よね? と一方的な期待はしているものの、、、2巻以降どうなりますやら。


 しっかし、第1話の終盤でいきなり職場の飲み会帰りに21歳のバイト君にお持ち帰りされるなんて、興ざめだわー。

 第1話の前半はよかったんだけどな……。。。


 あ、でも2巻は買います。(8月に出るらしい)
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ぁゃιぃ3人の変態ナイト

DSC03387.jpg 入社同期とは社内ではあんまり仲がいい人っていないんですけども、もう辞めた人とはなぜかちょくちょく会っていたりします。

 というか、話の波長がわりと合う人ばっかり辞めていくのだよな……。


 会わずともTwitterやらFacebookやらで近況はよく知っているのですが、久々に3人で顔を合わせることにしました。


 場所に選んだのは中目黒の「トロケの台所」。……大学時代の知人が去年開いたお店で、一度行ってみなくちゃと思ってたところでした。

 看板商品はトマトラーメンですがラーメン専門店ではなく、定食もありますし、こうやって何人かで単品をあれこれ頼みつつgdgd飲むこともできます。
(3人以上で予約可)


DSC03386.jpg 卓上がもっと賑やかなときに撮ればよかったんですけど、どーでもよい話にあれこれ夢中になりつつ結構食べました。

・いろいろ盛り(写真中央上)
・新じゃがコロッケ(写真中央下)
・きのこのホットサラダ
・リードヴォ トマトクリーム煮込み

……あと何食べたっけ? 意外と会計安かったなーと思ったんですけど、こんなくらいしか食べてなかったのかな、、、

 「いろいろ盛り」って、つまりその日に冷蔵庫で余ってるやつでしょー? と思いつつ期待しないで頼みましたが、5〜6種類のものがちょこちょこ結構入ってて、1人前を3人で分けたのにおつまみとしては量があったのかも。

 もちろん最後は

・トマトラーメン(最初の写真)


 そのかたわらで何を飲んでたかというと自分はお酒ではなくジュースですが、それでもおいしかったです。

・ゆずみつソーダ
・ブラックベリージュース

同席者は「柿酒」なんてのを頼んでて、面白そうだったのでちょびっとだけなめさせてもらいました……干し柿っぽい面白いお酒でしたよー。


 お店の紹介なのか、3人で食事(というか飲み)に行った話なのか分かんなくなっちゃいましたが、3時間くらい、楽しく過ごしました。
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カーテンボックスではないけれど

IMGP9280.jpg 自分の部屋につけてあるカーテンはニトリの遮光カーテンで、閉めると写真のように真っ暗になります。

 ……が、昨年、二重窓をつけたときにカーテンレールを付け直したら、隙間から光が漏れてしまうようになりました。

 これは困る、元は漏れなかったのだから光が漏れないようにしてほしい、と工務店さんに話したものの、自分の日本語がどうも理解されなかったようです。

 いまは企画部門勤務(=いわゆる日勤)ですから寝るのは夜ですが、それでも夜間作業というものは年に何度かあって、外が明るくなってから帰ってきて昼間寝る職業なのです。
(いまは休職から復帰したばかりで通院も続けているので夜間の業務は外れていますが)


DSC03314.jpg どんなふうになったかというと写真のごとし。
(左下のモザイク部分はあまりに乱雑なので……)

 遮光カーテンの意味がぜんぜんないです。

 特に、天井は布団で横になっているときの視界の大半を占めるので、天井が明るくなってしまうのでは困ります。

 世には「カーテンボックス」という代物があって、そういうものを取り付ければ天井方面へ光が漏れるのを防げます。

 上記の工務店が言うには、幅3メートル以上もあるカーテンボックスなんて特注になっちゃいます、という話だったのですが……。

 ……職場でプロジェクター用に暗幕がついた会議室を観察してみると、何のことはない木の板で囲ってあるだけです。

 絶対に大工仕事で作ってるよな。


DSC03318.jpg 要はカーテンの上に板状のフタがしてあればよくて、どうせお客さんを通す部屋ではないので、通販で我が家に溜まっている段ボール箱で作ることにしました。

 見た目はみすぼらしいものになりそうですが、お客さんを通す部屋ではない、というのが重要です。

 捨てる前の段ボール箱を探したら、壁紙(クロス)を買ったときの箱が1辺15cmでちょうどよかったのでカッターで解体。


DSC03321.jpg ボール紙の地の色では光を乱反射してしまいそうなので、濃い色で塗装することにしました。

 ホームセンターへ行くと塗料は0.7リットルからの品揃えで容量が多すぎ、段ボールに塗るなら絵の具でよいものの絵の具で塗りつぶすには市販のチューブ絵の具では足りないです。

 そこへきてダイソーが100mlで水性塗料を売っているのはありがたいです。ハケもダイソーで105円。

 ……墨汁は、前に字の練習をしようと買ったものの三日坊主になっていた死蔵品。

 ダイソーの「ブラウン」はだいぶ明るい茶色だったので墨汁を混ぜ……うああ凝固した! という一幕はあったものの、まぁまぁそれっぽくなりました。
(水性塗料に墨汁を混ぜて色を調節したのは高校の鉄道研究部で模型を作っていたときにやってたんだけどな…)


 軽い軽いボール紙なので取り付けにビスなんか要りません。ガムテープでもマスキングテープでもメンディングテープでもいいんですが、今回は養生テープを使いました。

 ……養生テープならはがしても壁に粘着が残ったりしないよね、、、と思ってたら、貼ったりはがしたり調整しているうちに、壁の塗料がはげてしまいました。orz

 養生テープといえども意外と接着力が強かったので、マスキングテープあたりの方がよかったかも。。。


DSC03323.jpg で、どうなったのかというと、写真の通り。

 冒頭の写真に比べて、天井は劇的に暗くなりました。これで当座はしのげそうです。

 いずれちゃんとしたのをつけたくなったら、別途考えます。
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クロネコとのすれ違い

 きのう、会社から帰宅したら宅急便の不在票が入っていました。

 以前、次の週末まで待って今日なら受け取れるよと配達依頼の電話をしたら、とっくに送り主へ返送された後だったことがあったので、営業所もすぐ近くだし、幸い今日は早く帰宅できたし、とさっそく電話をかけたのが19:15。

 営業所が近いからか、早いときは配達員が待ち構えていたのかと思うほどあっという間に(5分と経たないうちに)持ってくるんですけども、今回は待てど暮らせど持ってこず1時間半が経過。

 「これからはご在宅ですか?」と聞かれてハイと言ってしまった以上、配達に来るまで我が家のすぐ裏にあるコンビニにも行けません。


 まぁ、自分の場合は、コンビニへ行きたいんじゃなくて早く寝たいんですが!


 だんだんいらいらしてきて、21時までに持ってこれないようなら今日は不要、と告げようと電話をかけたら電話に出るなり「あと3〜4軒ですので……本当に申し訳ありません」と平謝りだったので思わず了解してしまいました。。。

 電話を切って考えてみれば、3〜4軒ってどんなルートで3〜4軒なのか分からないのですし、21時半〜22時ごろに持ってこられたって文句言えません。……そば屋の出前並みにまんまとかわされてしまったことに気づきます。

 世間の人はそのくらいの時間なら当然起きているとはいえ、電話をかけてから2時間近く人を家に拘束するってどういうサービスなんだ……むかむかむかむか。


 結局21:05に届いて、開封もせずに昨晩は即行で就寝しました。。。

 19時過ぎに帰宅できたんだから20時半には寝るつもりだったのに。


 さて、ヤマト運輸には「クロネコメンバーズ」というサービスがあります。

 厳密には、クロネコメンバーズのなかの「宅急便e-お知らせシリーズ」というサービスです。

 配達前に電子メールが届いて、こちらから受取日や時間帯、コンビニ受取などを指定できるという、一人暮らしで不在時に受け取ってくれる家族がいない自分にはとても魅力的なものです。

 ヤマト側にとっても不在なのに配達員が無駄足を踏むことがなくなれば効率化できるメリットがあることでしょうし、トラックが走る回数も減れば少しは環境に貢献できるというものです。
(もっとも、最近の配達はトラックではなく自転車で引くリヤカーや手押し車が増えましたが)


 実は3月に登録したんです。

 ところが、4月に突然

「宅急便e−お知らせシリーズ登録解除のお知らせ」

というメールが一通届きました。

>宅急便e−お知らせシリーズのご登録をいただきましたが、
>登録を解除させていただきましたことをお知らせいたします。

>宅急便e−お知らせシリーズの登録解除は、
>下記のいずれかの理由となります。

>●ご登録に際し『宅急便e−お知らせシリーズ登録完了のご案内』を
> お送りしておりますが、お受け取りが確認できなかった場合。
>●……

 冒頭に書いた、再配達を依頼したら送り主に返送された後だったという荷物が、この「登録完了のご案内」だったんだよーーー!!!(なんだってー!)


 一人暮らしのサラリーマンで、平日に配達されたって受け取れないからサービスを申し込んだのに、本人確認の案内を受け取れずに登録できなかった、ってまるで何かの悪いジョークのようです。

 twitterでぼやいたら、後輩君が登録したときはメール便で送られてきてポストに投函されていたのだそうで、自分にもメール便で送ってくれればポスト投函で難なく受け取れたのに……。。。o.....rz


 Amazonでポチろうにも平日に持ってこられたって受け取れないし、不在が続いて返送されたんじゃたまんないし、なるべく木曜か金曜の夜にポチることにしてましたが、今回は土曜の朝にポチッたら土曜の発送に間に合わなかったみたいで日曜に発送されちゃったんですよね。。

#木曜か金曜の夜にポチっておくと、金曜か土曜に発送されて土日に受け取れる


 なにより木曜か金曜にねらってポチらないといけない(木・金の帰宅後にポチる元気を残しておかなきゃいけない)なんて不便だし、今回のでほとほと懲りたので、また登録するか……。。。


 それはそうと、営業所は東西線の駅へ向かう途中(総武線の駅とは反対側)にあるので、東西線で通勤してたら営業所受け取りにするんだろうな。
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カーテンレール1本増設1980円

DSC03194.jpg 去年、洋室の窓を二重窓にしたとき、窓枠に2本あったカーテンレールが1本に減っちゃったんです。

 窓枠は二重窓をつけるのに継ぎ足したので、カーテンレールも元通り2本つけられるように作ってくれればいいのに……と思いましたが、昨年手がけた工務店とはその点などうまく意思疎通ができませんでした。

 まぁ、外廊下に面した窓じゃないし(=人は通らない)、男の一人暮らしだし、別に好きで地上6階の我が家をわざわざのぞく人もいないだろう、と、レースのカーテンをつけるのをやめて遮光カーテン1枚にしました。

 冬は窓も遮光カーテンも閉め切って暖房を入れるので差し障りなかったんですけども、季節が変わって、窓を開けてすごすようになりました。

 遮光カーテンを閉めちゃうと風が通らないので、窓を開けた部分はカーテンも開けなきゃいけません。

 ……会社からの帰りに道路からふと見上げると、案外我が家の階って、外廊下がないぶん遮るものがないので、中の電気がついてると丸見えなことに気がつきましたよ。。。

 道路からは見上げないと見えませんが、マンションの別棟からだと間取りから言ってリビングの真向かいです。

 自分は風呂上がりや着替えのときなど結構あられもない格好でウロウロしていることがあるので、好きで見る人はいなくても、意図しないのに目に入っちゃって不快な思いをする人が(もし)いたら困るな、、と思うようになりました。


 で、きのう、コーナンでカーテンレールを1本買ってきました。

 2〜4mの窓に対応できる伸縮型で、壁(というか窓枠)に取り付けるブラケットから木ネジからすべてセットになって1980円。

 二重窓をつけたときに窓枠をふかして木の枠になったので、取り付けそのものは特段難しくなかったです。……ただ、一人で3m以上に伸ばしたカーテンレールを持ち上げつつ、木ネジをドライバーに差し込んでねじ込むのは難儀しましたが、、、
(ドライバーは磁石つきなのに木ネジがくっつかなかったのでなおさら)


DSC03196.jpg 夜になって、窓を開けてレースのカーテンを閉めるとこんな感じ。(茶色のは遮光カーテン)

 これでも、部屋の電気がついてれば外から見えるものは見えてしまうのでしょうが、レース越しなら丸見えとは違うでしょう。たぶん。

 これが2000円弱で済んだのはまぁまぁお手頃なグレードアップでした……賃貸物件と違って自分の好きなようにビスを打てるのがよいです。

 それと、昨年不要になったレースのカーテンを捨てずにしまってあったので、再度買わずに済んだのもよかったです。
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エアコンで失敗したなーと思うこと

 2LDKの我が家を中古で買ってリフォームしたとき、LDKに隣接する和室にエアコンを設置する設備(配管の穴・電源)がなかったんです。

 LDKにエアコンあるし、かなり風通しのよいマンションだし、要らないかな……と売主さんに実際どうだったか聞いたら「必要と思ったことがない」ということで、エアコンは考慮しなかったんです。


 ……しかし、実際に住み始めて真夏のピークになってみると、やっぱり暑いです。エアコンあったほうがいいです。

 いまのところLDKと洋室で暮らしているのと、ふすま一枚開けさえすればLDKのエアコンで和室も涼しくなるので、日々の暮らしで特に困ってはいないのですが、来客が泊まるときは和室を使ってもらっているので、和室単独で使えるエアコンがあるに越したことはないわけです。


 で、こうしておけばよかったなー、と思う点を備忘録的に2つ。


1)エアコン専用の電源と配管穴は全室に確保しておく

 築年数の古いマンションは、エアコン用の穴は壁にあいてませんし、単独の電源は用意されてないです。

DSC03191.jpg リフォームのとき、エアコンとはまったく無関係に給湯器をベランダに出すため、ガスと水道と電気を1本うまいこと壁と床に隠して和室まで引き込んで、窓を細工してベランダへ出したんです。(このマンションは窓を細工してよいので窓ガラスをパネルに替えて穴を開けてある)

 エアコンをすぐに設置する予定がなくても、水道・ガスと一緒にエアコンの配管用の穴を開けて、電線もエアコン専用にもう一本配電盤から引いておくべきでありました。

 これからエアコン用に新しく引こうとすれば電線は(モールで隠すにしても)玄関にある配電盤から延々と露出にするしかないし、工賃もそれなりに取られることになります。orz

 穴くらいはエアコン屋があけてくれるでしょうが、室内で水道やガスの管が見えないように窓パネルの室内側にもう一枚壁を作ってある(しかもその中を水道やガスが通ってる)んですよ。……ちょっと面倒なことになりそうです。

 いまどきエアコンは健康で文化的な最低限度の生活を営むのにも必要な品ですから(生活保護世帯でも認められる)、すぐにエアコンを買う予定がない部屋にもエアコンを置ける設備は作っておくべきでした。

 大工さんと電気工事屋さんにリフォーム工事の中でやってもらうなら、材料代程度で作れたのですし、なにより、電線をふかし壁の裏側に隠してスッキリ作れたことになります。


2)エアコンは移設できる

 なんたる世間知らず、ってな話ですが。

 昨秋に洋室のエアコンを買い換えたんですよ。……そのとき、売主さんが置いていった古いエアコンはエアコン屋さんに引き取ってもらっちゃったんです。(そのときの話


 和 室 に 移 設 す れ ば よ か っ た ん だ よ ! !


 和室の空調なんて来客に泊まってもらうときくらいしか使う日がありませんから、自分が毎日過ごす洋室と違って最新機種ほど高機能でなくたって、スイッチ入れて涼しくなってくれさえすればいいんです。

 ふすまを全部閉めなければLDKのエアコンで和室も涼しくできるので、いまのところわざわざ買ってまでつけようとは思いませんが、捨てるエアコンがあるんだったら……壊れちゃいなかったんだし、和室に取り付け直してもらえばよかった。。。


IMGP9708.jpg ちなみに暖房は、給湯器用のガス管を引いたときにガスのコンセントをついでに室内側に作ってもらったので、ガスストーブが使えます。

 これと、ベランダに水道の蛇口をつけてもらった(上写真)のだけは、リフォーム中にひらめいて大工さんに頼むことができて、我ながらグッジョブだっただけに、エアコンに関しては本当に惜しかった……。

 もし、次に築年数の古い住戸をリフォームする機会があったら気をつけよう……って、そんな機会はそうそうないだろうけれど。
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今の日本を作ってきた人びと

DSC03190.jpg マンションの管理組合総会がありました。

 築年数がかなり古いので、出席している区分所有者はほとんどがリタイア世代です。いわゆる「55年体制」を支えてきた世代といえましょうか。

 これまでのやり方を「信用」することが正しい道で、ちょっとでも考え方の違う人は「何でも反対の人」で現在(表面的に)うまくいっていることを乱す人……と誘導されてしまう典型的な構図を垣間見た気がしました。

 世の中には勧善懲悪しかない、白と黒しかない、執行部はとにかく白、「灰色」は徹底的に黒と決め付けられてしまうような……言い過ぎかな。。


 現理事長の1年間の総括報告にこんなことが書いてありました。

 (自治会活動について)総会議案として提案する予定で事前に次期理事候補の方々にその内容を一部説明しました処、「(自治会が管理組合の一部なのは)違法行為になるので、提案すれば総会で指摘し、問題にする」との意見が出されました。

 残念ながら議案提出を取りやめ、この後は新理事会にお委ねすることとなります。

 このような仕儀になり、居住者の皆様に深謝しますと共に、過日、助け合い活動に参加の意思表明を頂き、会合に参集くださった方々、そして自治会活動推進にご協力いただきました関係者の方々に対し、深くお詫び申し上げる次第です。

 議論を始められるよう提案する計画が、結果として潰されてしまったことは残念です

 だいぶ中略してますけど、A4用紙4ページにわたって延々と述べられています。報告事項全体は10項目で12ページなので、どんだけウエイトの大きな問題なのかとまず思っちゃいます。

 しかし、「新理事会にお委ねする」というところで次期理事選出も議題の一つなので(といっても実質的には輪番で当番になった人を承認するだけ)議案書にある名簿を見ても、「心当たりのある人」は役職を振られておらず、実質的な執行部に加わらないであろう=ここまで書くほど大きな影響はないことは明らかです。

 だいたい、総会の場になってガタガタ指摘されたって会場は後述のように早く帰りたい人ばっかりですから、結局は執行部の提案どおり全部決まるのが実情じゃないですか。……こんなことgdgd書かないで議案出せば通るでしょうに。


 理事長の報告だから「潰された」「残念」とかいう理事長の一方的な主観を示すのは勝手なんですけれども、要約すれば「みんながよかれと始めてこれまではうまくいってたことが『誰かさん』のせいで潰されちゃったよ!」と書いてあるのです。

 ……こんな晒され方をしてかわいそうに、というか、うっかり執行部の人と意思の疎通を間違えると誰もが団地内でそういう晒され方をされ得る、ってのは恐ろしいなぁと思いました。

 自治活動を「助け合い活動」なんて言い換えたら誰も否定できない単語になるわけで、「それに異議を唱えた人」なんてレッテルを貼られたら、完全に悪者です。


 現・次期執行部と多少の考え方の違いがあるから、ってこの書き方はどうかと思ってたら、案の定、質疑応答の中で

次期理事
 「僕はね、確かに自治会のあり方に疑問は呈したけれども法的にどうだとか議案を潰そうだとかここに書いてあるような指摘をした覚えはない」

現理事長
 「○○さんね、あなた何か心当たりがあるのか知らないけれども、あなたとは書いてない」

という、ひっじょーに醜いやりとりがありました。


 現理事長、それはどうなの、と思う部分も多々あるわけですが、総会が10時に始まって昼までには帰りたいと思っている人が多いなか、「そういうことは違うところでやってよ!」「議事進行!」という野次が会場内からあがります。

 ……つまり、空気としては、異議を唱え始めた次期理事の人が全部悪いような雰囲気になっちゃって、すべて執行部が優勢な感じで進んでいきます。

 
 この件のほかにも全体的に、「根回しや説明不足を『理事長のリーダーシップ』という名の強行でカバーする」という雰囲気が否めかったです。

 そんな団地の中にあって次期理事長はワンマンな人らしく、早く帰りたいムード満々だったはずの会場からも方針について要望が出ました。……というかですね、次期理事長へ要望の発言をするのは過去の役員経験者ばっかりなのです。

 自分は住み始めてまだ2年なので人間関係はよく分からない部分が多いものの、相当ぎくしゃくしそうな予感です。


 それを受けて次期理事長が言ったのは

「私は理事会を密室で、全会一致で進めます! こういう(反発する人がいるような)ことのない、みんな笑って仲良く過ごせる団地を目指します」

えええーーーこれは何かの聞き違いだろうかと、自分の耳を疑いました。

 密室? 全会一致? どこの全体主義体制ですか???

 これじゃ「次期理事長と違う意見を持ってる人は、団地の和を乱す人」と決めつけてるようなものじゃないですか。ひどすぎます。
 
 10時に始まった総会も長引いて13時にさしかかろうとしており、一言言ってやろうと思うのをあきらめてそのまま終わるのを待って帰ってきました。


 たぶん、晒し者にされていた次期理事の一人も、理事会の中では浮いた存在になっていくんじゃないのかな、という気がします。

 ……というか、たぶん、理事会の開催時に都合を聞いてもらえなくて、あとで「○○さんは結局理事会に一度も出席することなく、決まったことに後で異議を唱えている」みたいな言われ方をされるんじゃないかと予想。


 かように思うところは多々ある管理組合の執行部ではありますが、マンションが崩れない程度に建物を維持管理できればあとは死活問題に直結することはあまりないので、何か思ったとしてもこんなことに巻き込まれるくらいなら別にどうでもいい……と思っちゃいました。

 いや、ほんとに。
author by よんなん
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