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折り返し断熱

IMGP9271.jpg 築古マンションなので、断熱材なんか入ってなかった我が家です。

 しかも角部屋です。……角部屋はいろいろメリットがありますが、コンクリ壁の向こう側はそのまま外気、という欠点があります。

 2年前、購入時に南側のLDKをリフォームしたときは断熱のことなんか頭になくて、その冬はしんどい思いをしました。
(写真の白い壁が実は全部外壁……冬になると超冷たい)


 壁をふかして断熱材を入れておくんだったなー、次に直すときは気をつけよう、と考えたとき

「コンクリートでつながっている躯体のどこまで断熱材で覆うべきなのか?」

と思うのです。


 裏側が外気に接している薄っぺらな壁は当然内側から断熱材をかぶせるとして、梁や柱、天井、床は?

 壁が冷たいのに、同じコンクリートが「天井」「柱」「梁」に名前が変わっただけでいきなり冷たくなくなるわけがないよな……くらいのことは私のような素人でも分かります。

 せっかく壁を断熱しても柱や梁や天井が冷たいと、冬に部屋を加湿してると壁との境界で結露が発生してしまうでしょう。きっと。


 ……かといって、外気に接していない部屋はあんまり寒くないので、“コンクリートの箱”状になっている建物のコンクリート全体に冷たいのが伝わっているわけではないようです。


 長らく疑問でしたが、先日ふと思い出してgoogle先生に聞いてみたら、ヒットしたのがAllAboutのこの記事


 折 り 返 し 断 熱 と い う の か !


 外壁から45〜90cm(地域による)まで断熱材でコンクリートを覆ってやるのですね。……なるほど。


DSC02536.jpg そういえば去年、北側の部屋をリフォームしたとき、工務店が「中間階だから床の断熱は不要」と言い張るのを、いや、実際住んでて床が冷たくてたまんないから!! と納得せず床にも断熱材を仕込んでもらいました。

 床全面に断熱材を入れる必要があったかはさておき、北側の部屋は北・東・西の3面の壁が外壁なので、三方からそれぞれ90cm(=約1m)ずつ断熱材を入れたら、それなりの面積を覆うことになります。

 結果として北側の部屋に関してはほぼ正解だったことになりますが、工務店は断熱に関して実は無知だったわけで、次回やるなら内容に応じて工務店を選ばないといけません。。。
author by よんなん
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