特急「スーパーカムイ」とJR北海道の運転整理(1)
2013.02.25 Monday | よんなん的旅行 > 2013年の旅行
滝川から特急「スーパーカムイ34号」に乗ります。新千歳空港駅での乗り継ぎ時間は74分で、初めてLCCに乗るのにJRで人身事故でも起ころうものなら一発アウト……とは綱渡りもいいところですが、温泉へのバスの時間(1日3本)を考慮すると仕方がないです。
とはいえ昨日の青森とはうって変わって天候にも恵まれ、列車も順調に走ってきました。
やってきた「スーパーカムイ34号」は4分遅れでしたが、回復するぶんもあるでしょうし、74分に対して4分は誤差の範囲……とすっかり安心していました。
#午前中に乗った「スーパーとかち1号」も、追分駅で8分遅れていたのが新得には1分遅れまで回復していた。
むしろ、新型の789系に乗りたかったのに、何度か乗ったことがある785系が来ちゃったことのほうにがっかりしてました。
2月の北海道は繁忙期で、特急の指定を取ると+710円なのですが、「uシート」にはいまだ乗った記憶がないので指定席にしました。札幌から快速電車になる区間は、快速電車の指定料金300円で乗れます。
特急グリーン車ほどではないですが、普通車としてはかなりハイグレードです。各席にコンセントがあるのもポイントが高いです。
今回は夜行フェリーでスマホに充電済みだったのであまり活用しませんでしたが、急行「はまなす」号で来ていたらコンセントがキラキラ輝いて見えたに違いないです。
滝川場面で4分遅れだったのは、砂川駅に故障車が止まっていて番線変更の通告を受けていたため、と車内放送がありました。その砂川駅には2年後に引退する予定の711系が止まっていて、後日の新聞報道によるとホームと反対側のドアが開いてしまったそうです。
その新聞記事ではすべての711系電車は今後の運行を取りやめる、とのことでびっくりしましたが、google先生に聞いたら点検が終わった車両から復帰している由です。
さて、そのまま4分遅れで岩見沢駅に着こうというときに、停止信号とのことで止まりました。で、場内信号機が開通したのか、再起動したそのとき、ガックン、と止まってしまいました。
uシートの隣には車掌室があって、ブザー連絡の音や、運転士と指令がやりとりする無線の声(パターンがどうとか表示灯がどうとか…)が聞こえます。
新型のATS-DN型が入ったばかりだとか、その他もろもろの知識で、何が起こってしまったか休暇で遊びに来て客席に座っているのに分かるのがつらい……。。。
そんなことをしていて岩見沢駅には8分増延の12分遅れです。
さて、時刻表を見ると、岩見沢からは札幌近郊の列車が増える区間で、この「スーパーカムイ34号」(所定16:56発)の11分後に、17:05発の区間快速「いしかりライナー」があります。
この特急は12分遅れですから、区間快速が時間通り出てしまおうものなら、特急の頭が押さえられてしまいます。……臨時に追い抜きができればよいですが、そうでなければ札幌場面で25分近く遅れてしまいます。
……と思っていたら、区間快速がまだ岩見沢駅にいた!(写真) JR北海道の輸送指令GJ!
中央線だったら、特急が3分遅れたら高尾からの快速電車が時間通りに先に出ちゃっても不思議ではないところです。
って、近郊区間とは言ってもたとえば高崎線で特急が遅れたら、普通列車は数分くらいだったら待つか、、、
札幌にはそのまま12分遅れで到着です。……途中は相当かっ飛ばしてましたが、特急「スーパーカムイ」のダイヤは「スーパーとかち」と違ってピンピンなのかもしれないです。
札幌駅が近づくとやたらゆっくりになり、車掌さんの車内放送は途中でビーとブザーが鳴って途切れ、「本日に限り6番線に変更して到着します」とか。
砂川駅もこの形で番線変更してよかったんじゃないか、、、とも思いましたが、4分遅れがまさか12分遅れになるなどとは結果論だしな。。。
札幌からの折り返し快速「エアポート」は15分間隔なので、12分も遅れていたら事実上1本運休したのと同じようなものですが、どうなるか……(続きます)
ちょうどお昼どきでもあるので、滝川で何を食べようか……と調べたら、名前だけは聞いたことがある「松尾ジンギスカン」の本店が滝川駅から歩いていけるところにありました。へー。
温泉のほうは、何でランキングに入ってるのか不思議なくらいで、残念ながら可も不可もありませんでした。
バスの時間に合わせて履修だったので、温泉には滞在2時間でした。
新得駅から根室本線に乗り換えて滝川へ出ます。
この快速「狩勝」はディーゼルカー1両のワンマン運行です。
ただ、ネタとして乗るなら、逆向きに「滝川始発釧路行き」という「日本一所要時間が長い普通列車」があります。(写真)
石勝線から根室本線に乗り換えて滝川へ向かいます。
清風山信号場とおぼしき場所で列車のすれ違いがあったので気づきましたが、ここがニニウですね。
もう1か所信号場で列車のすれ違いで停まったときに見えた「トンネル外停止目標」看板。
追分から新得まで特急「スーパーとかち1号」に乗ります。
追分・新夕張間は25.4kmですが、追分・新得間114.8kmの特急料金1750円也です。……特急料金は50kmきざみなので、くやしいったら!
写真は、JR北海道の特急では標準装備の「チケットホルダー」。
苫小牧から岩見沢方面の室蘭本線に乗ります。
さて、苫小牧駅に停まっていた追分ゆきは、日高本線用のキハ40。
きょうは苫小牧に朝上陸して夕方の新千歳からの飛行機で帰ってしまうので、旭川や帯広の先には行かれませんが、こうして北海道のローカル列車に乗っていられるのは楽しいです。
追分駅は初めて降りる駅ですが、この広い1番線ホームには何か見覚えがあります。
川崎近海フェリー(八戸〜苫小牧)で北海道入りです。
市街地へのアクセスは、北海道中央バスの札幌行き「高速とまこまい号」が苫小牧駅前まで乗れて240円。
八戸から苫小牧へのフェリーです。
毛布は有料。300円。
23時の消灯前にさっさと寝るのに、この手ぬぐいがアイマスク代わりに役に立ちました。
八戸駅は新青森駅と同じで市街地からは離れた場所にあり、八戸市の中心部に近いのは八戸線の本八戸駅です。
で、発車する19:29になったところで、