京ヶ島天然温泉 湯都里

 高崎インターの近くにある自動車販売店の隣にあります。(温泉公式サイト
(この自動車販売店で自動車を買ったり車検をすると入浴券をくれるらしいです)

 公共の温泉ではなく、民間のスーパー銭湯に温泉が沸いているという雰囲気です。

 ただ、入館料が高め(平日830円)なので、これまで行ったことがありませんでした。


 きょうはクルマで出勤したので、帰りは温泉でも……と、吉岡町のリバートピア吉岡へ行ってみると、なんと休館日。
(吉岡町のページによれば休館日は毎月15日なのに)

 時計はすでに20時をまわっており、ほかの公共温泉(軒並み21時まで)へ行くには時間がありません。

 …そういえば湯都里が24時までだったのを思い出し、こういうときなら高めの料金でもいいや、と、訪れたのでした。


 普段は寮の風呂でも満足ですが、今日は仕事でずいぶんとストレスをためて、昼食も夕食も食べる気にならなかったので、どこか大きな入浴施設へ行きたかったというのもありました。


 建物に入ると、8/10〜19は毎日営業する代わりに休日料金(980円)というのには参りましたが、入館手続きをします。

 料金支払いシステムは大江戸温泉物語とほぼ同じで、バーコードのついたリストバンドをして、帰るときに入館料+食事代などをまとめて払う仕組みでした。


 天然温泉のあるスーパー銭湯というと、千葉の「笑がおの湯」や「法典の湯」が思い浮かびますが、前者は別の温泉地からタンクローリーで運んだ湯で、後者は地下から沸いているものの、どちらも湯量が少なくてほぼ循環式でした。
(笑がおの湯は改装時に温泉をやめて今は薬湯になってます)

 「法典の湯」は、いちおうかけ流しの浴槽が一つあるものの、小さい湯船に大の男がひしめき合って入るのに出てくる湯量は少なく、人がいなくなると髪の毛やら何やらが流れていかずに浮いているありさまでした。

 が、こちらは、露天風呂のすべてがかけ流しで、法典の湯のように浴槽脇がスノコになっていて回収している様子もありません。……湯が次々と流れてきてどんどんあふれて行くのにも清潔感と好感が持てました。
(枯渇しないんですかね……?)


 ゴロゴロできる縁台のようなものもかなり多めに揃っていて、湯に浸かっては上がって横になり、また湯に浸かって…を繰り返してました。

 きょうの前橋地方の最高気温は38.1℃でしたが、22時を過ぎると29℃台まで気温が下がり、この日は風も適度に吹いていて心地よいです。(気象庁のページ
 そんななかでついウトウトしてしまい……たぶん、お風呂に入っていた時間よりも縁台で寝ていた時間のほうが長かったような。。。

 温泉に関しては満足でした。
 料金が980円でも、東京都心のラクーアなどと比べれば半分以下なんですし。


 食堂のラストオーダーが22時半だったのと、ようやく何か食べられそうだったので、それまでに上がって、ざるそば(450円)とミニ天丼(200円)で夕食にしました。

 お盆期間を除く8月中は、3時間以内に退館すれば入館料が580円だそうなので、この料金設定を今後も続けてくれれば来る機会も増えるかなー、という気がしました。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

旭川にスカイマーク攻勢

 最近すっかりごぶさたの北海道ですけど、8月12日付の日経MJにスカイマークが来年4月にも羽田〜旭川に就航すると載ってました。(スカイマークのプレスリリース

 北海道では個人的によく行っている部類に入る道北(和寒・美深近辺)や糠平へは旭川空港のほうが便がよい(糠平だと帯広空港でもいいんですが)ので、ありがたいことです。

 公式プレスだと運賃等は「決定次第改めてお知らせいたします」と記されているのみですが、日経MJの記事によれば「羽田−新千歳線に1000-2000円程度上乗せし、繁忙期を除く通常料金で17000円程度を予定」だとか。

 スカイマークの運賃表を見ると、羽田〜新千歳が16000円になるのって10月なんですけどね。

 それでも、和寒で「全日本玉入れ選手権」がある9月の新千歳線の普通運賃は17800円で、1000〜2000円を足して18800〜19800円程度になる計算です。

 同時期のエアドゥ旭川線の運賃はというと…片道運賃が29800円。(運賃表

 DOバリュー7でも昼の便は24100円ですし…。


 まぁ、JAL・ANAは普通運賃36300円、特割7は26300円なんですけどね。

 というより、「全日本玉入れ選手権」がある9月の第1日曜日は、都市対抗野球と重なって東京ドームを優先させてしまうので結局行かないんですが。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

チケットぴあ初体験

 今月の23日・24日に年休をもらえたので、23日のオール早慶戦のチケットを買うことにしました。

 11日(土)にちょうど熊谷へ出たので、熊谷駅前のニットーモールにあるチケットぴあで入手。2000円で、普段使っているクレジットカードで支払いました。

 群馬県内にはチケットぴあの窓口が1か所しかなくて、しかも駅から遠い新聞販売店がフランチャイズでやっている模様なんですね。

 ファミリーマートでも扱っていますが、支払いが現金だけです。(Suicaも×)
(チケットぴあやファミリーマートが発行するクレジットカードだけOK)


 ネット上で予約して決済したものをファミマで受け取れるのか……と思ってやってみると、こちらは手数料が別途必要と知って驚き。

 なんとネットで予約・決済するだけで210円の手数料、それと、紙のチケットで発券するのに100円、合計310円が本来のチケット代(今回は2000円)に加えて必要だとか。

 JR東日本のえきねっとなどを例に出すまでもなく、交通機関の運賃や旅行保険など、インターネットで申し込むと割り引きが受けられるケースしか知らなかっただけに、なんでチケットぴあは手数料を取るのか……と思うわけです。

 ネット予約+コンビニ端末で受け取りなら、係員の手間はぐっと減るのに、その手間のぶんを還元してくれるどころか、一部の地方銀行ばりに手数料を取るなんて。


 ……きっと、入手しにくいチケットを予約するのに、店舗へ出向いて並ぶより自宅からネットでアクセスするほうが都合がいい、手数料を払ってでもそうしたい、という利用者がいるんでしょうね。

 それなら取るのが民間企業というものですが、ほかの業界と違うと戸惑いを感じます。

 まぁ、現金支払いなら高崎駅前にもあるファミマでも手数料なしで扱っているのですから、じゅうぶん御の字なんですけれども。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

ラヂオの時間

 これも先週火曜のTSUTAYA200円の日に借りてきたもので、いつか見ようと思っていた作品です。

 突然ですけど、エンドロールを見ても「日本マクドナルド」という社名が撮影協力とかに出てこないんですが、どういう経緯やら。

 ……と言うのも、この映画の英語タイトルは「Welcome Back Mr. McDonald」でして、この「マクドナルド」っていうのが、劇中のラジオドラマで出演者の細川俊之が自分でスタジオに持ち込んだファストフード(=マクドナルド)の紙袋を見て勝手に台本の「マイケル・ピーター」ではなくアドリブで名乗ってしまった役名(ドナルド・マクドナルド)なんですね。

 劇中のドラマの登場人物だから、終わるまで何度も「ドナルド」「マクドナルド」と連呼されているわけです。

 海外でも上映されている作品なのでどの国のマクドナルドが協賛しててもいいんですが、「ドナルド」と言っているからには日本のマクドナルドでして(海外ではあのキャラは「ロナルド・マクドナルド」ですから)、エンドロールを何度も繰り返し見て探しても、ついに「日本マクドナルド」とか「藤田商店」とかいう名前は見つけられませんでした。

 誰もが知っている店で誰もが知っているキャラクターの名前だから、別にそれを貶めているわけでもないし、問題ないんでしょうか?

 あれですかね、背景に電車が走っていても敷地内で撮影するのでなければ鉄道会社名がエンドロールに出てこないのと同じ理屈なのかもしれません。

 でも、これがたとえば「モス坊や」だったりすると、テレビで放映される時にスポンサーやら何やらですったもんだがありそうです。


 さて、例によって実際にありそうな話だなぁと思ったら、三谷幸喜が脚本を書いた「振り返れば奴がいる」で実際に三谷の知らないところで次々と書き換えられていた経験を元にしたストーリーだそうで。

 ちなみに、いちかわエフエムは劇中に出てくるような規模の大きな放送局じゃないので、雰囲気は全然違います。はっきり言って私の知らない世界です。

 それに、ラジオドラマってほとんど経験ないんです。(年末特番でちょこっとやっただけ)

 ただ、ディレクター役の唐沢寿明が、脚本コンクールの応募作品が採用された主婦(=脚本家)役の鈴木京香に「あんた初めてなんだよねー、この仕事続けてくの? やめたほうがいいと思うよ」と言ったりして、番組スタッフが実は心の中はバラバラなのがあらわになるシーンはきっと本当なんだろうなぁ、違う業界に就職して正解だったのかなぁ、と思ったりしました。 

 でも、ラジオドラマの中で脇役がアドリブで大騒ぎをする、ダム決壊のシーンとかドナルドが宇宙から帰ってくるシーンとかは、みんなでワイワイやっているあたりが、あー楽しいんだろうなぁと素直に感じました。某局(←伏せる意味なし・笑)も特番とかで人が集まるとあんな雰囲気じゃなかったかなー、なんて。

 ところで、演技がうまいなぁと思ったのは脚本家役の鈴木京香です。
 脚本家あいさつの収録場面で思いっきり素人ばりの痛々しいしゃべり方でマイクに向かうんですけど、あれはやろうったってなかなかできるもんじゃないと思います。

 それと、どうでもいいんですが、鈴木京香がスタジオに立てこもるシーンで西村雅彦が説得に当たるしゃべり方が、どうも4月の東京都知事選での戸山候補の政見放送に似ているような気がして仕方がないんですけれども、気のせいでしょうかね。

 ラジオ局社員役の奥貫薫って、WikipediaによるとJR東日本のCMに出ていたそうなんですが、どんなコマーシャルだったか……。


 で、番組が途中で3分も押していたというのに、さらに途中でニュースを入れたり井上順がアドリブで延々とつないだり、最後のシーンであれだけもたついてますけど、あのラジオドラマはどうやって尺に収まったんでしょうか……?
author by よんなん
- | trackbacks (0)

新幹線大爆破

 いつか見ようと思っていた作品で、火曜日のTSUTAYA200円の日に借りてきました。

 あまりの衝撃的な内容に当時の国鉄が撮影に協力しなかった、とか、同じストーリーがアメリカの『スピード』という作品に真似されたほど、とか、そんな評判を耳にしていたので、ずいぶん期待していたわけです。


 DVDには予告編も入っているので、こちらを見てみると…

 新幹線ひかり号(こだま号かもしれませんが…)が走ってくる映像に、

「世界事故史上最大」
「空前の大惨事へ!」
「ひかりは今 巨大な棺桶と 化した」

と、衝撃的なテロップが現れて、(棺桶ですよ、棺桶!)

 ドカーンという火花とともに「新幹線大爆破」というタイトルで、期待は最高潮です。


 ところが、本編を見終わると、実際の新幹線の爆破シーンは、国鉄や警察が想像する悪夢…というだけで、結局は新幹線は無事に止まっておしまいなんですね。

 「西部警察」の第86話「バスジャック」も、同じように速度計式の爆弾がバスに仕掛けられる、という話ですけど、こちらは最後に乗客を救出したのちに犯人もろとも爆発していたので、せっかく国鉄の協力を得ないで作ったからには同じようにやるんだろうと思っていたんです。

 速度計のコードを切断していよいよ止まるぞというときに、別の場所に別の爆弾らしきものが見つかった……というあたりで、これはきっと乗客が全員降りてから爆破シーンがあるに違いない、、、と妄想は膨らむばかりでしたが、その後まもなく主犯の高倉健が警官隊に狙撃されて映画そのものが終わってしまうのです。

 この2つ目のモノが何だったのかも結局は分からずじまいで、こんな終わり方ありかよ! 予告編があれじゃ羊頭狗肉もいいところだよ! というのが率直な感想でした。

 高倉健が「タケダシュンスケ」という別人のパスポートで海外へ逃亡するはずなのに、空港カウンターに「サクマゴロウ」という名前で現れて警察の張り込みから逃れたのもどういうわけなんだか……このもやもや感と言ったら!!


 冒頭で、北海道の貨物列車が爆破されるシーンがありますけど、これは模型でもなく実物が火を噴いていて、こちらのほうが圧巻です。

 あれはどうやって撮影したんだろうなぁ、と、むしろこっちが気になります。

 SLの貨物列車なら国鉄の協力が得られなくても私鉄で撮影すればよい話で、当時なら夕張鉄道か大夕張鉄道か、はたまた道外の私鉄でも構わないはずですが、スタントマンでSLの運転免許を持った人などいないでしょうし、最終的には爆発する建物に突っ込んでゆくので、よく鉄道会社(と実際に運転する社員)が引き受けたなぁ、と感心してしまいます。

 ……劇中では運転士が二人とも飛び降りてしまうものの、撮影用列車までが無人列車だったはずがなく、おそらくは、爆発する先頭は無人でも後ろから別の機関車で押していた、とは推測しますが、これはたいしたもんです。


 はっきりいって、見どころはここだけだと思います。

 しいて言えば、新幹線が名古屋駅を通過するシーンはよく作ったなぁと思う程度です。……電車の動きがぎこちないのは、合成だからなんでしょう。

 名古屋駅を通過する実物の列車は「のぞみ号」まで存在しませんでしたし、国鉄が協力しなかった以上、撮影用の特別に通過する列車が走ったはずもなく、おそらくは停車する列車を敷地外から撮影してフィルムをうまく切り貼りしたに違いありません。

 同様のシーンは新大阪駅通過場面でも出てきますが、名古屋駅はホームにいる人の動きが妙なので、明らかに合成(or フィルムの早回し)だと分かるんですよね。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

今年も「打ち水大作戦」

IMGP3672.jpg 昨年以来、お手伝いには行けずにいますが、今年も「打ち水大作戦」が始まりました。

 とうとう今年は、浜松町駅の小便小僧も打ち水スタイルになるようになったんですね。(7/26〜8/25の期間限定)

 きょうの東京新聞にも社会面にでっかく写真つきで銀座での様子が載っていましたし。

 あの「銀座千人涼風計画」はPRのためのパフォーマンスで、ここで使う下水再生水はタンクローリーでわざわざ運んだものですから、イベントで終わりになっちゃうと意味がないんですよね。

 ちなみに例年なら、8月下旬に銀座金春通りでも打ち水イベントがあります。
 こちらは、金春通りにある銭湯が提供する残り湯を使っています。

 寮の自室には水まわりがないので、個人的には「二次利用水」で打ち水をしようにも難しい環境です。

 打ち水大作戦公式サイトでは、エアコン室外機から出る水を使うことも紹介されています。
 そうはいっても、寮の自室では、エアコンから出る水はそのままベランダに垂れ流されていますから、わざわざ集めて同じベランダに撒くのもなぁ…といったところですし。


 今後も、関心だけは持ってできる範囲でお手伝いできればと思っています。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

♪「どんな電車でも、なければ困るのよ」

IMGP3668.jpg 金曜日、京急蒲田駅から蒲田駅まで歩いて乗り継いで東急多摩川線に乗りました。

 で、写真は蒲田駅にあった案内看板。

 目蒲線が目蒲線じゃなくなったのっていつだっけ、と調べると、2001年の8月なんですね。

 この張り紙が「東急多摩川線」になってすぐ付け加えられたのがそのままになっているだけなのか、最近になって貼られたのかは分かりません。

 ただ、中学・高校の6年間を目蒲線沿線の学校に通った身には、看板類にその名前が残っているのが少し嬉しかったりするのです。


 それと、去年の正月から略称の「東京急行」を「東急電鉄」に変えたので、駅の看板も「東京急行 ○○駅」ではなくて「東急電鉄 蒲田駅」になってましたけど、久々に東急に乗ると違和感を覚えます。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

国際展示場→天空橋=590円

 27日はあちこちでかけたので、その話を引っぱります。

 豊洲ららぽーとから目黒へ出るのに、臨海部の電車を乗り歩きました。

・ゆりかもめ(豊洲〜有明)……240円
・りんかい線(国際展示場〜天王洲アイル)……260円
・東京モノレール(天王洲アイル〜天空橋)……330円
・京浜急行(天空橋〜京急蒲田)……150円

ここで京浜急行を京急川崎まで寄り道して

・東急電鉄(蒲田〜目黒)……210円

と乗って歩いたんですけども、運賃は豊洲から目黒まで総額で1190円!
(京浜急行の寄り道ぶんは別にして)

 いや、豊洲から目黒まで東京メトロで行けば230円なのを、好きこのんでいろんな電車を乗り歩いたからなんですが。

 一昔前なら、その都度キップを買うのに「高い、高すぎる」と不満たらたらだったに違いないのですが、このご時世、Suicaでピピッピピッと自動改札を通過するだけです。

 モノレールの運賃が天空橋駅の自動改札の画面に「330円」と出るのを、足早に通過しながらチラッと見て、ふーん、と思う程度です。

 …それでも京急川崎の改札で「190円」と出たときは、え、天空橋からの運賃がこんなに安くて京浜急行はやっていけるの? と驚きましたけれども。
(調べると、羽田空港からだと一気に400円に跳ね上がる仕組みになってました)

 で、Suicaのチャージが減ってくるとまとめてドーンとチャージする(オートチャージを使っていないので)のですが、その都度ではなく、まとめて入れる分には高いという実感はありません。

 クルマのガソリン代や税金を乗る都度支払うのではなくて、ガソリンを入れる時や車検時にまとめて支払っているのと同じ感覚でしょうか。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

世界の山ちゃん

IMGP3680.jpg 高校の同級生+αの7人と飲みに行きました。
 それで、幹事が予約した店が「世界の山ちゃん」秋葉原昭和通り店。

 何年か前に名古屋から東京へ進出してきたときはテレビなどで取り上げられたのが記憶にあるものの、来たのは初めてでした。

 すでに山手線の駅近傍に11店舗を展開していて、気軽に行ける店になりつつあるようです。(この秋葉原の店舗は今月できたばかりとか)

 確か手羽先の専門店…と思ったら、実態は和民みたいな居酒屋なんですね。
 Wikipediaでも「居酒屋チェーン」と記述されていますし。

 注文は、何度か来ているらしい幹事にまかせると、目玉商品の「幻の手羽先」と、いかにも名古屋な「みそ串カツ」をドーンと頼んでました。確かにこれで充分な気がします。
(写真は、中盤を過ぎたころで、だいぶ減ったあとのものです)

 ビールはモルツのほかに銀河高原ビールも置いてあるんですね。
 今回はこれをピッチャーで注文して、ジョッキでずいぶん飲みました。


 ところで、東京という土地柄か、店員さんには外国の方(=標準語は不自由しなくても方言が不自由)も少なくないようで、メニューには「海老ふりゃー」と書いてあるのでその通り注文したら、何度か聞き返されて

「あ、海老フライですね」

と言われたのはどうなんでしょう。


 手羽先は暖かいうちに食べないと、箸袋に書いてある通りのやり方では食べられなくなります。……冷めると、その辺で売ってたり家庭でも食べられそうな普通の固い手羽先(しかも、ただ辛いだけ)と化します。

 あと、どうでもいいんですが、メニューなどに登場する社長の似顔絵を見ていると、「欽ちゃんの仮装大賞」の賞金(の目録の、お札を模したボード)に描かれている欽ちゃんの肖像画を連想してしまうんですけれども、そんなことないですかね。
author by よんなん
- | trackbacks (0)

とんかつ「とんき」再び

IMGP3669.jpg 目黒駅の東側にあるお店です。

 前回は2階のテーブル席で肝腎のとんかつもそっちのけで同席の人と話に興じてしまったので、今回は1人でやってきました。


 結論を先に述べると、ここのは「とんき」という別の食べ物なんだと思ったほうが納得できます。

 「とんかつ」の名店だと思って来ると、口にしたとたんに、あれ、と思う人のほうが多いのではないでしょうか。…いや、実は私が普段食べているものが「とんかつ」とは似て非なるものだ、という可能性も否定できないんですけど。(←「名店」という言葉に弱い奴)

 しかし、この店のカウンターでのサービスぶりは一見の価値がある、というのは確かのようです。

 それから、キャベツとご飯とみそ汁(=すべてお替わり自由)はおいしいので、たらふく食べたい人にもよいのではないでしょうか。

 特にみそ汁は、具が豚肉の豚汁ふうで、その辺の店で出てくるような当り障りのないみそ汁より格段においしいです。


 さて、店に入ると、カウンター内に注文取り専門の人がいて、「ロースとヒレと串カツです。どれにしますか?」と聞かれます。席につく前に注文を済ませるようです。

 カウンターには空席も見られましたが、壁際で座って並んでいる人が大勢います。……てっきり複数連れの人たちが待っているだけで、一人で来た私はすぐ座れるのかと思いきや、順番のようで、待つように言われます。

 2階席ではすぐ席へ案内されましたが。

 注文取り専門の人は、カウンター内の配席も担当している模様です。
 うまく人数分の空席を作って、順番が変わらないように誘導しています。

 回転すし屋なんかだと、たとえば3人組が先に待っていても、2人分とか1人分の席ができると、あとから待っている2人組とか1人客が先に案内されたりするところです。

 ……かといって、手際の悪い店のように、いくら順番だからといって空席がいくつも点在しているのに、先客のグループがまとまって座れるまで手をこまねいている、、、という様子でもありません。

 注文取り兼務とはいえ、配席専門に一人雇って目を光らせているだけあって、そこは経験(?)か何かによるノウハウがあるように見受けられました。

 私の順番が回ってきたとき、指示された場所には2人分の席が。
 たいていなら、「…●○○●●●…」という具合に空いていればどちらか好きなほうに座ってよいように見えますが、左側に座るように言われます。

 ふと見ると、右隣の3人連れの人たちがそろそろ食べ終わりそうです。
 考えてみれば、私が右側に座ってしまったら、その人たちが帰ったあとに「●○●○○○」と、私の左側が1席だけ空いてしまうことになります。

 案の定、「●●○○○○」と4人分の空席がまとまってできたわけです。これなら4人組を案内することもできれば、2人組+2人組も案内できます。もちろん、1人客+3人組とかでもいいんですが。


 注文を先にしていたので、どこぞのラーメン二郎のようにすぐ出てくるのかと思いきや、さらに待たされます。でも、…時間を測ったわけではないものの、2階席ではもっと待たされたように思うので、注文をしてから出てくる時間はあまり変わらないのでは、と思います。

 カウンター席は、待っている壁際のイスよりも目線が1段高くなるので、カウンターの中がよく見えます。

 カウンター内はほぼ分業が徹底している様子です。
 先ほどの、注文取り+配席担当の人のほかに…

・カツに衣をつける+フライヤーに入れる人(2人)
・フライヤーから引き上げて、包丁で切る人(1人)←ベテラン?
・皿に盛り付ける人(1人)
★配膳+お替わり+会計その他担当(2人+1人)←新入り??
 (専属2人のほか、“衣係”のうち1人もこれもやっている)
・その他、担当がよく分からないけど電話が鳴れば出るなど動いている人(1人)

あと、カウンターとは仕切られた向こう側に、皿洗いや、ご飯を炊くなどするおばちゃんが2人ほど見えました。

 似たような顔の人が何人か見受けられたので、もしかしたら家族や兄弟か何かで店を切り盛りしているのかもしれません。(推測ですが)


 さて、「接客」という場面で直接関わるのは、↑で★の人です。

 「キャベツのお替わりいかがですか?」とまわってきたり、「ご飯、お持ちしましょうか」など声をかけてくれます。

 …まぁ「ロースカツ定食1650円」ですから、そのくらいサービスしてくれても当たり前って言えば当たり前なんですけど、ご飯のお替わりを4回ほどしたところ、、

1回目(2杯目)…最初に盛ってあったのと同じ
2回目(3杯目)…明らかに大盛り
3回目(4杯目)…同上。
4回目(5杯目)…少なめ。

どうやら、客の様子を見ながら加減しているようです。

 4回目のお替わりのときは、この調子でもう1杯は食べられないよなぁ…と迷っているときに「ご飯お持ちしましょうか?」と声をかけられてお願いしたら、みごと少なめに盛ってきたので、これはまさしく感激ものでした。

 最後には、もう一度おしぼり(暖かいもの)を持ってきてくれます。
 私は持ってくるより先に会計をお願いしてしまいました(クレジットカードは、レジが2階にあるのでエレベータで送ったりして時間がかかる…ので)が、周囲の様子ではやはり客の様子を見て持ってきているようでした。

 ……早く帰れ、というメッセージではない、、、はずです。


 こういうのは個人経営(?)の名店とされる店だからできるサービスなのかもしれません。

 株主など大勢の人の目が光る企業だと、冒頭の「注文取り+配席担当」の“プロ”なんて真っ先に合理化の対象になりそうです。
(最近だと、キオスクのおばちゃんが「レジ導入」で契約社員に置き換わったのがよい例)

 キャベツだってご飯だって、従業員のほうから薦めなければ食べない人もいる(=余計なコストがかからない)でしょう。その都度注文に応じていたほうが、カウンターに配置する人員も少なくて済むかもしれません。

 経営者がうまくIR活動をして(←重要)投資家が納得してくれればよいですが、そうでなければ、あっという間に経営者ごと交代させられてしまいそうなご時世ですし。


 というか、最初に結論付けたように、こうしたサービスがなかったら、この店でわざわざ「とんかつ」…じゃなくて「とんき」という食べ物を食べようとは思わないような気もするんですよね。

 あ、それから、Web上でいくつか記述が見られた「カウンターのテーブルの白さ」ですが、「いもや」(←水道橋や早稲田にある天丼やとんかつの店)のほうが「揚げ物の店なのに!」という白さの驚愕度は上です。(「いもや」は漂白剤で拭いているのでは…というくらい白い)
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析