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毎日新聞を試読(7日間)

 購読中の読売新聞は、15年前から販売店の方が半年に1回家に来て向こう半年の契約をするとともに粗品を置いていってくれていました。

 それが、今年に入ってその半年を過ぎても新聞は届くしクレジットカードからの引き落としが続くようになりました。もちろん粗品はありません。

 販売店の方は部数が減って苦しいという話は常にされていましたが、そうはいっても断りもなくこんなことをされて、消費者として黙って購読を続けるわけにはいかないです。

 他紙を試読することにして、社会人野球のファンとしてまず毎日新聞の試読を申し込みました。申し込みから5営業日後から7日間の配達(9/5〜11)とのことで、まさに都市対抗野球(8/28〜9/8)の開催中です。

 ところが、届き始めると目当ての都市対抗野球は1日1ページと社会面くらいで(それでも読売新聞のベタ記事に比べれば格段に扱いが大きいですが)、しかも写真が白黒なのにがっかりです。

 地域面も半分から3分の2くらいは千葉県以外の話題です。

 以前、妻の実家で読んだ産経新聞の地域面も過半が県外の話題で、部数の少ない(売上の少ない)新聞は細かな地域の話題を拾って歩くほどの取材体制を敷けないのだなと感じていました。

 思えば毎日新聞も、朝日新聞と部数を競ったのは昔の話で読売新聞はおろか中日新聞(172万部)にも抜かれて130万部しか売れてないんですね。

 試読初日の9/5付朝刊に載った橋本英二日本製鉄会長のインタビューが共同通信のものだったのもがっかりポイントでした。地方紙かよ……。

 Yahoo!ニュースなどで見る配信記事の一つ一つは面白いのですが、紙面にするとしょんぼりすることこのうえなかったです。

 北陸や北海道の一部ではすでに宅配をやめているので、もはや毎日新聞社は全国紙の発行よりも、社会人野球や春の選抜高校野球などのイベント興業や、Webメディアへのニュース配信が主なビジネスになっているのでしょう。

 残念ながら紙面を購読することはないなぁ、という結論で7日間の試読期間を終えました。
author by よんなん
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