会ったこともない相手との価格交渉

 購入する物件もほぼ決まり、不動産屋に「購入申込書」をFAXしました。

 名前は仰々しいですが、FAXで送ってよく、印鑑も認め印でよいなど、ガクガクブルブルしながら書くようなものではありません。


 ただ、さんざん悩んだのは、購入価格の欄です。

 物件の名前だとか番地だとか、必要なところは不動産屋さんでワープロ打ちしてくれているのですが、購入価格のところが空欄なんですよ。

 不動産屋さんの広告には「*580万円」(一部伏せ字)と書いてあるのに、自分で金額を記入する……つまり、交渉の余地があるということです。


 それまでの不動産屋さんの雰囲気から何となく察するに、落としどころは*450万円あたりではないか、という気はしていました。

 だからといってズバリ「*450万円」と書いて送ったら、下限*450万円〜上限*580万円の交渉になってしまいます。


 もうちょっと低い金額を書くべきなのでしょうが、あんまり低い金額を書いて売り主さんが「だったら別の人に…」と売る気をなくしても困ります。

 *300万円台で書いても大丈夫か? いや、同じマンション内のほかの物件価格や成約価格を考えると、リフォームが必要とはいえ*400万円台ならお買い得と思うべきだよな、、、等々、散々悩んだ末、

「*410万円」

と書いて不動産屋さんにFAX送信しました。。。

 「**80万円」でも、「**00万円」でもなく、10万円という端数に、私を知る人からは「いかにもタカハシだ!」「ウゼぇ!」と指摘が来そうです。


 ともあれ、今後、この金額を不動産屋さんが売り主さんに伝えて交渉してくれるわけです。

 が、不動産屋さんの仲介手数料は、売買金額の3.15%+63000円ですから、不動産屋さんにとっても値段は高いほうがよいわけです。

 高く売りたい売り主に、高く仲介したい不動産屋、そして安く買いたい自分、という構図です。


 さてどうなりますか。。。
author by よんなん
- | trackbacks (0)
  1. 無料アクセス解析