東京本社出張

IMGP6490.jpg ほぼ1年ぶりの本社出張です。

 行きに乗った新幹線は、偶然にも登場時カラーの200系新幹線が来ました。

 この旧塗色編成は、リクライニングの角度もリニューアル車に比べて小さいですし、不満がないわけではないです。

 が、外見は幼稚園の頃に初めて乗った新幹線と同じ……というわけで、少しは心ときめいてしまうものがなくもありません。


 この新幹線で父方の祖母宅(=新潟県)へ行き来するのは、私にとって年に何度かの大イベントでしたから。


 父方の親戚一同は、東京との行き来が新幹線になってもしばらくは鉄道を「汽車」と呼ぶならわしが抜けませんでしたが、そりゃ上野駅から特急「いなほ」に延々乗っていた感覚を想えば(←私の記憶にはない)、分かる気がします。

 上越新幹線が他の整備新幹線をさしおいてさっさと開業してしまったのは、きっと有力政治家の存在が大きかったのだろうと思います(=個人的な推測)が、この白地に緑色の新幹線が新潟にもたらした恩恵は、計り知れず大きかったに違いないです。

 そして、この緑色の超特急をいつか…と、国鉄の経営状況そっちのけで待ち望んだ地域も多かったのでしょう。きっと。


 いまどき、新幹線誘致PRの看板で200系新幹線が描いてあるところなんてありませんが。


 とにもかくにも、同じ上越新幹線でも、新型やリニューアル車が来たときにはあんまりこういう感傷的なことは考えないです。
author by よんなん
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