さよならセービング

IMGP3856.jpg 高校生の頃、学校から配布された「大学に進学した先輩の声」の中に

「一人暮らしにダイエーは必須条件」

と書かれていたのが印象に残っています。

 当時、ダイエーは「セービング」をはじめとするPB商品が、価格・ラインナップともに充実しており、ダイエーのPB商品だけで生活できるのではないかと思えたほどでした。

 おおむね、ナショナルブランドと比べて3〜5割安い、という値付けだったはずです。
 それで暮らせるなんて、夢のような話です。


 群馬県内にはダイエーが1店舗もなく、せっかく高崎の社員寮で過ごしていてもほとんどお世話になることはないのですけれども。
(つくづく惜しい話です)

 先月、ダイエーが「セービング」を廃止してイオンの「トップバリュ」に切り替えると報道されました。

 報道によれば、「セービング」の取扱高ピークは1995年(=ちょうど私が高校2年生のとき)の845億円だったのが現在はその4分の1以下だとかで、規模を武器にメーカーとの交渉で価格引下げを実現しにくくなったのだとか。

 写真は、新浦安のダイエーで購入した「乳酸菌飲料」(198円)と「スポーツドリンク」(88円)。

 「セービング」のロゴマークはダイエーの経営破たんを経て昨年変わったはずですが、「スポーツドリンク」のほうは古いマークのままで、売れてないんだなー、と思えます。


 500ml88円のスポーツドリンクはトップバリュにもあって近所のベルクで手に入りますが、乳酸菌飲料を「毎日この価格」で売っているところって、私の身の回りにはないんですよね。

 一方で、トップバリュにしかない商品(500g98円のヨーグルトとか)もあるので、一長一短ではあるのですけれども。


 セービングの乳酸菌飲料(5倍希釈)といえば、2リットルくらいのボトルに入ったどでかいのが記憶にありますが、現在は取り扱っていないようです。

 個人的に一番レアなセービングの商品といえば、2002年に買った、セービングの「するめ」(イカ1匹が丸々のやつ)でしょうか。……そんなのまで揃ってたんですよ!
author by よんなん
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