手の込んだ解体

IMGP1074.jpg 寮から高崎駅へ向かう途中にあった、空き店舗などのいくつかの建物が解体されていました。

 このところ、高崎駅東口ではマンションの建設が相次いでいます。
 ここにも何か建つんでしょうかね?

 それはそうと、建物の解体工事というと、ショベルカーで一気にがしゃーんと壊して、何もかもごちゃ混ぜに産業廃棄物……というのが一般的な気がします。


 なのに、この解体工事は、手作業で外せるものは職人さん(というか、作業員さん)がこつこつと外して分別してるんですね。


 写真の手前には取り外された木材が積み上げられ、奥には骨組みと塗り壁だけになった建物が。

 ショベルカーの登場はこの後なんです。


 目の前のコストだけを考えれば、一気に壊して全部産廃にしてしまったほうが安上がりなんでしょうし、作業も楽なのだと思うんです。

 ゴミ問題云々ときれいごとを言ったところで、施主なり最終的な消費者である(たとえばこの後に建つのがマンションなら)マンションの購入者は値段しか見ないでしょうし、普通は下請けが泣くだけだと思うんです。

 私の勝手な想像ですが、こうして手の込んだ解体工事をきちんとやるということは、施主の意向なんじゃないでしょうか。


 この跡に何ができるのか、少し楽しみに思えます。
author by よんなん
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