行きたくない…

 旅行の直前になると、楽しみになる……かと思いきや、猛烈に行きたくなくなります。

 中学生の頃からそうです。
 さすがに国内旅行ではなんとも思わなくなりましたけれども。

 旅行に出かける妄想をしているぶんには、あそこへ行ってあれを見てあれに乗って……などなど楽しいんですけれども、実際に出かけるとなると、不安ばかりです。

・飛行機は落ちないんだろうか

にはじまって、

・言葉は大丈夫なのか
・トラブルに巻き込まれないだろうか
・現地で迷子になったらどうしよう

などなど、もう全部キャンセルして家でゴロゴロできたらどんなにいいだろう、とすら思ってしまいます。

 しかし、いまさらキャンセルしてもほとんどお金なんか返ってきそうにありませんから、行くしかないのです。


 はっきり言って、月曜の午前中にストラスブールに着いて、ホテルのフロントなりコインロッカーなりに荷物を預けることが果たしてできるのかどうかすら不安です。

 ストラスブールでは、ガイドブックを見ても観光案内はほんの1ページしか触れられていませんし、LRT(路面電車)について詳しく触れたWebサイトは見つけた(ここ)ものの、印刷して持っていくには膨大すぎますし……現地で路頭に迷いそうな勢いです。


 そんなことを書き始めるとキリがないんですけど。

 以前、野口悠紀雄さんの『「超」旅行法』

> 私は、毎回、出発直前になると、行きたくなくなる。「もしも旅行をキャンセルできて、この期間どこかに篭っていられるのだったら、どんなに楽しいだろうに」と切実に思う。

というくだりを読んだときは、ひざをたたいて喜んだものです。同じことを言っている、と。
author by よんなん
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