電波時計を買う

 電波式の腕時計を買うことにしました。

 先日、ベイシアでデジタル表示の電波腕時計が3000円台で売られており、そういう値段なら買えるな、と思ったのです。

 ちょうど、今回異動した職場は秒単位の時刻を知るのが常に必要で、会社から懐中時計を貸与されるものの、正確な腕時計も持っていたほうが便利、という事情もありました。

 今使っている腕時計はヨドバシカメラで1000円だったもので、何か月か合わせないでいると1〜2分の狂いが出ます。数千円で電波時計が手に入るなら買い替えでしょう。


 ただ、その売り場に並んでいたのは、電波時計のくせに一つ一つ時刻が違うのです。
 店員に尋ねてもよく分からず、「聞いたこともないメーカーの安物は当てにならない」という印象だけが残りました。


 きょう、都心へ出たついでに秋葉原のヨドバシカメラで電波時計を物色。
 来週末で研修が終わり、実際に見習業務に就き始めるので、今週末のうちに買っておきたいというあせりもありました。

 「安物は当てにならない」という先入観のおかげで、特価品のコーナーは目もくれず、店員に相談。

 4万円以上の品に心惹かれるものはあったものの、結局シチズンの36700円の品で妥協。(4404円分ポイント還元)

 デビットカードで買ったので、3万円以上の現金が出て行く、という感覚がやはり乏しいです。レジの手続きをしながら、じっくり品比べもせずにポーンとそんな金額の買い物をしていいのか……という気持ちがふとよぎります。


……デザインも妥協でしたし、デジタル表示の製品はGショックなどのカジュアルなデザインしかなく、アナログ式だというのも妥協ですし、暗いところで見るのにライトではなく蓄光式というのも妥協でした。


 買い物を済ませて落ち着いて特価品も見てみると、低価格品にもシチズンの製品(厳密にはシチズンの子会社のシチズンCBM)があるじゃないですか。
 デザインも納得できるものがありますし、電池が10年持てば事実上電池交換は不要(さすがに36歳になる頃には違う腕時計をするはず)ですし、値段も5000円台からありますし、品質も信頼できますし。

 そもそも、購入の最初の動機は「数千円で手に入るなら買おう」「できればデジタル表示のものを」だったのに、全く違うものを買っているわけですから、消費者として失格です。

 逆に、せっかく希望の職場(=幼稚園の卒園アルバムに書いた程)に異動できた記念に、というのなら、もっと奮発して4万円台でも5万円台でも、あるいはもっと高くても買うべきで、やはりこの3万円台後半の妥協の買い物はいけませんでした。


 あとで電話で確認したら、返品ではなく交換で差額を精算(返金含む)という扱いだそうです。どのみち電波時計は買うつもりでいますから、それで構いません。

 できるだけお早めに、というだけで特に何日以内ということはない由なので、急がずに再来週あたりもう一度品定めをして交換してもらおうと思います。
author by よんなん
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