慶應以外のコールケイオー

 都市対抗野球の話を引っ張ります。

 慶応義塾のチャンスパターン(応援曲)に「コールケイオー」というのがあります。

 「K!(オーリャ) E!(オーリャ) I!(オーリャ) O!(オーリャ)
  K! E! I! O! ケー・イー・アイ・オー慶應!」

 とコールするんですけれども、アルファベット4文字のところでないと使えないのです。


 早慶戦の試合開始前に、応援部・応援指導部が相手側スタンドへ行って互いの応援曲でやるとき、早稲田側は慶應のチャンスパターンの「慶應」を「早稲田」に置き換えてやるんですが……

 当然ながら「KEIO」の部分に「WASEDA」は入らないわけです。
 一度、早稲田の応援部員が「ケーイーアイオー早稲田!」と言っているのを聞いたときは、そうせざるを得ないよなぁ、と同情したものです。


 さて、日曜のJR九州×七十七銀行は、両方とも「突撃のテーマ・コールケイオー・ダッシュケイオウ」を使っていたのです。
 「ダッシュケイオウ」しか使わないところも多いなか、都市対抗で「コールケイオー」にお目にかかれるのは初めてです。(ほかにも日産自動車が使っているとか)


 で、気になる部分は、JR九州の場合、社名が4文字(というか、4音)なので単純に

「J!(オーリャ) R!(オーリャ) 九!(オーリャ) 州!(オーリャ)
 J! R! 九! 州! JR九州! ……」
(最後の「慶應」に当たる部分は聞き取れませんでした…言わなかったのかもしれません)

 まぁ順当であります。


 反対側の七十七銀行からも「突撃のテーマ」がきこえてきて、5文字なのにどうするんだろう、と思っていたら…

「七!(オーリャ) 十!(オーリャ) 七!(オーリャ) 銀行!(オーリャ)
 七! 十! 七! 銀行! 七十七銀行!」
(最後は「ケーイーアイオー」の部分で「七十七銀」、「慶應」のところで「行」)


 「オー!」の部分に「銀行!」というのが、妙におかしくて思い出すたびに笑ってしまいます。(失礼)

 よく考えてみれば、銀行は「行」を省略しても通じます(例:ちばぎん、群銀…)。
 最後なんか「七十七銀、仙台!」でもいいんじゃないのかなという気もしますが。
(あくまで「企業対抗」ではなく「都市対抗」ですから)


 とにかく、5文字までは対応できることが分かりました。

 そうすると、日産自動車の「コール日産」がどうなっているのか非常に気になります。
 「ニッサン」じゃぁ3音しかありませんし、「NISSAN」は6文字で、早稲田と同じです。

 それとも横須賀市代表なので「ヨコスカ」なんでしょうかね?
author by よんなん
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