会社カラー 地域カラーの応援
都市対抗野球の、JR九州×七十七銀行の応援に行きました。
JR九州の応援はいかにも鉄道会社らしいもののようだったので、一度行ってみたかったのです。
(毎日新聞のWeb版に応援風景の写真がたくさん出ています。参考に。)
対する七十七銀行の応援団は慶応義塾のチャンスパターン主体で、神宮に通っていた身には、知っている曲やコールばかりなだけに楽しめそうに見えましたが、今回応援席に入ったJR九州はそれ以上でした。
(JR九州でも「突撃のテーマ・コールケイオー・ダッシュケイオウ」は使ってましたが)
まず、エール交換の際の応援歌「鉄路轟々」のタイトルと歌詞が、鉄道会社らしくていいじゃないですか。
今回は歌うことがありませんでしたが、社歌の「浪漫鉄道」も個人的に気に入っています。
(毎回の攻撃の最初に流れる曲の一部にメロディーが入ってました)
4回表と裏の応援は、応援団(チアも含めて)がJR九州の制服姿(営業用)で登場。
これ、JR九州応援の名物のようです。
いつどこで着替えるんだろう…と思っていたら、男性リーダーはスタンドで堂々と着替えていたのが意外でした。
極めつけは、スタンドの中央通路を走る「新幹線」。
新幹線「つばめ」号の形をしたバルーン(3両編成…上の写真とは別)をリーダーが担いで走るんですね。
普通、ウエーブのときって、旗を持ったリーダーが走るのに合わせて立つんですが、実際に新幹線が走ってくるのを目の当たりにすると本当に笑って……といっては失礼ですが、これ以上ないほどの楽しさです。
それに、得点時に応援団が歌っているのは(替え歌ですが)「鉄道唱歌」。
JR九州は鉄道会社なんだぞ、というのが存分に現れた応援で、コンバットマーチが多少アレンジされていようと、もはやそんなのは全然気になりません。
知人の話だと、日産自動車(横須賀市代表)は、デッキブラシを持ったリーダーが登場するんだとか。(蛇足ながら、横須賀といえば軍港ですので)
そういう地域性や企業独特のものが現れていて、なおかつ盛り上がれる応援っていいなと思うのであります。
私の勤務先は、社歌も応援歌も応援団も、いったい本業が何屋なんだかほとんど分からないような代物なのに少々不満だったので、(私が鉄道マニアだというのを抜きにしても)JR九州の応援は大満足でした。
試合も、4-1でJR九州の勝利。
仕事が忙しくなければ30日(火)12:10〜の対ホンダ戦も行きたいところです。
(めずらしく忙しいので行けそうにありませんけれども)
……そんなJR九州の採用選考を受けたときは、2回目の面接までしか縁がありませんでしたが。。(^^;;)