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「友人司会」のぶっちゃけ話

 2次会でこんな話をしたら、少しは口をつつしめ、とたしなめられましたが、披露宴の「友人司会」には頼む側も頼まれる側もメリットその他があると思うので書き連ねてみます。


(1)趣味での「友人」が司会なら、演出の打ち合わせが超スムーズ

 前回今回も、趣味の友人知人からの依頼でした。

 なので、ファーストバイトやら鏡開きなどで新郎新婦らしい演出を仕込むのでも、まず式場側プランナーの顔が「?」になるところ、司会がいち早く味方になります。……こういう場面で新郎新婦らしさを出せると、ありきたりやお仕着せではない、印象に残る披露宴になるはずです。

 ……MC・司会の技量がそこそこある人が趣味の友人にいるなら、この点だけでも友人に依頼する意味があると思います。


(2)食事代が1人分要らない

 プロでかなり場慣れしている方は歓談の時間内に手際よく召し上がるのだ、と聞きますが、アマチュアは食事なんかしている場合ではありません。

 それに、空腹ではまともな声が出ませんから、事前に十分な量の食事を済ませて披露宴に臨みます。

 司会代そのものが「御礼」で済むのに加えて、この分もコストカットできます。

 ……今回は、司会がピアノを弾きたいと事前打ち合わせで言い出して、グランドピアノのレンタル代(3万円)がかかっちゃったうえに、ピアノを借りるなら…と新婦まで直前の忙しいのに急きょピアノ練習する羽目になったけどね!!(←なんて奴)


(3)「御礼」が包まれる

 呼ばれる側にとって、披露宴とは祝福の気持ちの一方で「御祝儀」という憂鬱なものに悩まされるイベントです。
(披露宴をやる側にしてみれば、それでも御祝儀でまかなえるのは総費用の半分くらいらしいんですが)

 披露宴を余興やら何らかの形で手伝うと「御礼」が包まれることが多いようですが、友人+アマチュアとはいえ「司会」となると「御礼」の世間相場も少し違います。……御祝儀の額がそのまま戻ってくると思ってほぼ差し支えないです。

 前回は、包みを開けたら(食事をしないぶん少なめにした)御祝儀と同額で、プロに頼んだ添削代が持ち出しでした(←どっちもどっち)が、今回は新郎新婦のご厚意で手元に残るお礼を頂戴しました。


(4)礼服を着なくていい

 司会はダークスーツです。……しかも今回は7月末という、1着しか持ってない準礼装(冬用)で家から会場へ行き来するにはとんでもない時季だったので、手持ちの夏用スーツで済んだのはとっても助かりました。

 あと、我が家の近所のクリーニング店は、礼服だと自動的に「高級仕上げ」になって値段もそういう料金を取られますが、ダークスーツは単なるスーツなのでその点も経済的です。


DSC05901.jpg(5)舞台裏が見られる

 挙式中の披露宴会場やら、お披楽喜(←帝国ホテルの「お開き」の当て字)後のお見送りで来賓がすべてお披楽喜口へ進んだあとに扉が閉まると即始まった後片付け(写真)など、なかなか見られない舞台裏が見られるのは、来賓ではないスタッフ側である司会の特権です。
(高砂の屏風が真っ先に消えたのが印象的だった)

 お見送りをしている新郎新婦もこんな光景は見られませんし、挙式中にピアノの練習もできました(新婦はぶっつけ本番だった)。練習しといてあのザマかよ

 ……そんなの見て嬉しいの? ってのはあるかもしれませんが、、、個人的にこういう光景は好きです。


 逆に、気をつけたいことを挙げてみると……


(6)「慰労」はほどほどに

 「御礼」程度の金額で司会をやってくれるのだから、と、お打ち合わせ後の食事に誘っていただいたり、披露宴後に会食へ招いていただいたりしましたが、「友人司会」の御礼相場とフリープロの料金相場の差を考えると、ホイホイごちそうしてると金額的にあまり変わらなかった、ということになりかねないです。

 ……さすがに式場紹介のプロに頼むのに比べれば十分お釣りが出るとは思いますが、、、フリープロのように純粋に料金の支払いで割り切れるほうがよい、という側面も否定しません。

 私自身も、所詮は「自称セミプロ級」なのにプロ並みの待遇を受けるのには抵抗があります。


(7)帝国ホテルの食事は食べたかった

 「気をつけること」じゃないんですが……帝国ホテルの「格」については前に書いた通りで、宴会場の設備もハッキリ言って古びているし(←言うか)、帝国ホテルで披露宴を挙げることそのものに魅力はハッキリ言って感じないんですが(すみません)、料理はおいしそうだった!! コンソメスープとか! メインの肉とか!
(帝国ホテルのコンソメスープは缶詰でも買えるけど…)

 帝国ホテルで披露宴をやる意味は、格でも品位でもなく、脈々と受け継がれてきたノウハウと料理の質で来賓をもてなすことなのだろうと思います。

 まぁ、料理が主目的なら、披露宴ではなく食事だけをしに行ったほうが、御祝儀で3万円出したと思って奮発すればよほどのものが食べられそうです。


 料理といえば、前回の「ルアール東郷」もおいしそうだった!(2次会の立食はべらぼーにうまかった)

 ここも、併設のレストランがあるので、機会があれば……。


 なお、来賓がうまそうに食べているのを見るだけ、というのは新郎新婦も同じです。


 とにかく、来賓として行く披露宴に限ってろくな食事が出ない式場に当たるんだよな……。。。(その例


 (1)(2)はまだしも、(3)(4)なんか書いちゃうと呼んでくれる人なくなるよ? という向きもあるかもしれませんが、それすら許していただけるくらい個人的に親しい方からしか「友人司会」はお引き受けしない(腕前は自称セミプロ級でもその範囲でしかやらない)、ということでよろしくお願いします。
author by よんなん
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