回復期の危うさ

 休職から復帰してしばらくたつと調子も徐々に戻ってくるのですが、ここでペースを勘違いして再び体調を崩すケースが多い、と勤務先の保健スタッフからクギをさされています。

 本人がいいと言っている(勘違いしている)のだから、と、後先考えずに業務量を元に戻す会社でなくて(本当に)ありがたい話です。


 さて、業務では上司と保健スタッフの連携で引き続き配慮をしていただいて、自分でも気をつけていますが、業務外でつい「頑張って」しまうできごとがありました。


 まずは先週の都市対抗野球。

 職場がレクリエーションの一環で応援している企業チームの試合に出かけることと、もともとアマチュア野球応援は自分自身の趣味でもあって、出かけるからには妥協は自分が許さず(←それがいけない)、つい気合が入ってしまいます。。

 勝ち抜き戦なので(ここだけの話)応援しているチームがサクッと負ければそれで終わるから……と、応援に熱が入る一方心の隅っこでそう思ってたら、それとは裏腹に決勝まで進出してしまい、日・月・火3日連続で野球応援(しかも月・火はナイターで翌日は通常通り出勤)です。

 おまけに、初戦と準々決勝で、日曜日だしおつまみの差し入れをする程度の余裕はある……と考えちゃったのが運のつき、応援チームが連戦連勝で「勝利のから揚げ」などと職場の人たちからおだて上げられ、そう言われてしまうと作らないわけにいきません。

 月・火の準決勝・決勝は、前日の試合が終わって帰宅して、寝る前に材料を仕込んで、朝出勤する前に作って……という日が続きました。
(その代わり、特に期待してなかったのに後日の会計でおつまみ・飲み物代が私だけ無料になりました…)


 ただ、自分で言うのもアレですが、趣味が高じて積み重ねてきた入場その他のノウハウを遺憾なく発揮して、シーズンが終わってみれば職場からの動員数は例年よりかなり増えた(=よい場所で見られるという評判が評判を呼んで来る人が増えた……らしい)、とのことでした。

 先輩社員のご家族(年配のご婦人)から「あんな席で見られたのは初めてです」などとお礼まで言われちゃったりすると、(仕事以外のこととはいえ)お役に立てたようで嬉しいことではありました。


 それが終わったら、先週末の結婚披露宴で司会です。

 司会のプロではありませんが、素人なりにあれやこれや「こだわり」をもって「頑張って」しまいました。


 先週1週間だけで、ああ……保健師さんや産業医の先生がおっしゃっていたことはこういうことか、無理は禁物だ、と思い知るに至ったのですが、そこへ降ってきたのが「昇職試験の1次合格」通知。


 2次の面接試験は来週です。

 当日へ向けて会議室を確保して管理職の方々が模擬面接をやってくれる……のですが、社内の資格試験とはいえ、試験対策は「勤務時間外」にやらなければいけません。終業後です。

 保健師さんからは「無理のない範囲でやってください」と言われてはいたものの、「事情」をくわしく知っている管理職は直属の上司と総務関係の限られた人(と、何らかのきっかけでこのブログを見つけた人)だけなので、模擬面接を断って帰るなどとは「私は受かる気がありません」と宣言するようなものです。

 逆に、現在は事務所の本所勤務という「本番と同じ会議室を借りて模擬面接ができる」等々の恵まれ(すぎ)た環境にいるので、「今年無理をしなくていつ受かるんだよ!」という焦りも自分の中で出てしまいます。。


 おまけに、祝日のない月〜金の「5日勤」を3週続ける、ということはやってないなか、前回の祝日が7/15の「海の日」だったので、先週から数え始めると来週が3週目です。

 しかも先週は上述の通り、これまでにないハードな「5日勤」をこなしています。

 これまで、3週目に祝日がなければ水曜日か木曜日に休暇を取って体を休めていたのですけれども、よりによってその木曜日が面接ですから、当日はもちろん前日に休むなどとはありえません。
(休んでもいいけど、どっちみち試験対策や試験そのもので職場へ出てくることになって丸一日の「休養」には充てられない)


 「無理」をするのは来週まで……来週まで……と言い聞かせていますが、、、、
author by よんなん
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