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持ち家だったらダボレール+可動棚

shelf.jpg 書斎兼寝室(という名の引きこもり部屋)には、前の住人が置いていった「門型」の収納棚が鎮座しています。
(写真は、中古物件として売りに出ていたときのチラシから引用)

 もともとピアノ教室だった部屋で、楽譜やらレコードのサイズに合わせてあったのかどうか、奥行が45cmもある棚です。……しかもこの「門」型は防音のため壁をふかしてあるこの部屋にしかおさまりません。(他の部屋へ持って行っても躯体の梁が出っ張っていて壁にくっつけられない)

 私は「本棚の奥行は20cm程度が適切」という考えで、市販の30cmすら奥行がありすぎると思うのに、こんな45cmなんてジャマ……と思えてしょうがなかったです。


 2011年のリフォームのときに、捨ててもらいたいと見積もりの段階で工務店さんに相談したものの、世の中の趨勢としては「収納は多いほうがいい」ですから、「こんな大収納を捨てるなんてもったいない」という意見で結局残りました。。


 そうはいっても、現在はそこにデスクを置いていて、デスクまわりで収納したい物といえば大きくてもA4サイズの書類や本、角2サイズの封筒などなので、奥行45cmでは20cm以上がデッドスペースです。

 しかも……去年、ピアノを再開しようと電子ピアノを買うときに置き場所を考えたら、この部屋の窓辺に置くにはちょうど10cmばかり幅が足りずに入らなかったのです!
(横に並べる机が大きすぎた、という反省もありますが…)

 仕方なく電子ピアノはLDKに置くことにして、夏や冬はピアノの練習をするのにわざわざLDKを冷暖房しなければならず、不経済でもありました。


 さて、我が家を購入+リフォームしてから興味を持ち始めて住宅リフォームの雑誌など読むようになると、施工例で頻繁に目にするのが「可動棚」です。

 そもそも「持ち家」なので、マンションの構造に関係ない間仕切り壁・ふかし壁・間柱には細工し放題ですから、棚は壁に直接取り付けてしまえばよいのであって、「家具」である必要がないわけです。

 ダボレールを間柱に打っておけば、あとは好きな奥行・高さの棚をつけ放題ですよ。


 これまで可動棚といえばメタルラックのイメージで、群馬在勤時の寮にいた頃あれこれ買い揃えましたが、あれは壁に細工ができない賃貸住宅向けか軽量鉄骨住宅向けなのだな、と思い至った次第です。


 さて、この門型家具、本当は捨てたいところですが粗大ゴミ捨て場までの搬出が大変なので、とりあえず「門型」はバラして別々の棚として配置換えしたところ、めでたく電子ピアノが引きこもり部屋におさまりました。

 今夏は、引きこもり部屋ひと部屋だけ冷房しておけば、寝るにも、ネットサーフィンをするにも、読書をするにも、ピアノの練習をするにも、事足りるようになりました。


 収納は、いまのところメタルラックなどいま持っているものを使っているので、ダボレール+可動棚は、収納を増やすときにやってみたいと思います。
author by よんなん
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