VineLinuxにAdobeReaderをGUI環境でインストール

 両親のインターネット専用マシンとして古いdynabookにVineLinux5.1を入れた(前項参照)はいいものの、デフォルトのままweb上でPDFファイルへのリンクをクリックすると、

・ダウンロードマネージャ(ここでファイルを開くアプリと一旦保存するかどうか聞かれる)
・文書ビューワー

の2つのウインドウが新しく開いてしまいます。

 あぁ、Linux上でPDFはこうやって見るのかぁ、この辺はやっぱりWindowsとは微妙に使い勝手が違うかなぁ、と、このときは思いましたよ。

 年金受給世代の両親に「ファイル」「アプリケーション」「開く」「保存する」の意味が容易に理解できるとは思えないので、とりあえずダイアログには「常に〜」にチェックを入れて「開く」、としておきました。

 が、さっそく、母親がPDFファイルを見たらしく「『戻る』の矢印がなくなっちゃったんだけど? どうしたらいいの?」と言っています。

 おそらく、両親には「PDF」のアルファベット3文字を口にしたところで頭がハングアップしてしまうに違いなく、ひとまず「『戻る』がないときは、右上の『×』印を押す」と教えました。

#こう教えてしまったので次はタブブラウザのタブについてどう理解してもらうかが悩みの種

 ……とはいえ、Webブラウザ(Firefox)のプラグインとして、ブラウザ内で表示できないのかな、、、と、当然思うわけです。

 Firefoxのサポートページによると、Linux上でもWindows同様にAdobeReaderがあればよいようですが、VineLinux5.1にはデフォルトでは入っていません。

 Adobeのダウンロードページへ行くと、閲覧しているパソコンのOSに応じて、自動的に対応したファイルがダウンロードできるようになっていました……が、ダウンロードしてみてもWindowsのようにたとえば「setup.exe」をダブルクリックすればあとはおまかせ、、、とはいかないようです。。。

 googleで検索してみても、コマンドライン端末(Windowsでいうところのコマンドプロンプト)で「apt」とか「rpm」とかそんな呪文(!)でやっている上級のみなさんばかりです。

 えええー、パソコン歴はかれこれ12年になりましたが、こういうのはほとんど分かんないんだよう。。。orz
(↑Excelのマクロも作れない男)


 もうちょっと根気よく調べてみると、どうやらVineLinuxはインストールCDがCD-ROM1枚で済む代わりに最初から入っているソフトは少なく、定番ソフトのダウンロード+インストールを代わりにやってくれるツールが入っているようです。

 さっそく「システム」→「システム管理」→「Synapticパッケージマネージャ」を立ち上げると、おお、「install-assist-AdobeReader_jpn」というのがあるじゃないですか。

 そして「□」印にチェックを入れると表示されるメニューから「インストール指定」を選んで「適用」をクリックすれば、コマンドがほとんど理解できない自分にもインストールができました。

 どれどれ、と、Firefoxを立ち上げて勤務先のWebサイトでプレスリリース(=PDFファイル)を見てみると……ブラウザ内で表示されましたよ。ばんざーい。


 ニコニコ動画やYouTubeも(両親がこういうサイトを見るとは思えませんが)、新しいバージョンのFlash Playerのインストールを要求されて見ることができず、リンクされているAdobeのダウンロードページへ飛んでも自力でインストールできない状況は同じです。

 が、やはりSynapticに「install-assist-flash-plugin」があり、Adobe Reader同様にインストールすることができました。

 ただ、動画を再生してみても音が鳴ったり鳴らなかったり……これはちょっとよく分かりません。。。

 鳴ることもあるということは、dynabookについているスピーカー(というかサウンドデバイス)を一応認識できているはずですし、、、はて。

 とりあえずこれは明日以降の課題ということにして……おやすみなさい。
author by よんなん
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