素人にも使える? VineLinux
2010.08.24 Tuesday | よんなん的PC > Vine Linux 5.1
我が家には両親がインターネットをするためのパソコンが2台あるんですが、ノートパソコン1台は動作が重くて使わなくなり、デスクトップ1台は電源が入らなくなってしまいました。
そこへ、31歳になる子が会社を休んで自前のサブノートPC片手に毎日家でゴロゴロし始めたものですから、やれ、あれを調べてくれだの、このページを出して印刷してくれだの、いいように使われ放題です。(特に父親)
かといって、サブノートPCを渡してセルフサービスでやってもらうわけにはいきません。
微妙な趣味のサイトへのブックマークや悪いお友達とのメールのやり取りばかりか、とても見せられない2〜3次元画像など(こら)が入っていますから、一応は別アカウントを作ってあるとはいえ安心できませんって。
(↑リコールのときはHDDの中身もそのままで修理に出したくせに、こんなこと考える人)
……妹もPCを持っているのですが、きちんと断るので両親も頼まないんですね。
そんなわけで、我が家のネットでの調べ物は、すべて自分の“仕事”と化しました。
そして次から次へと“仕事”が増えて、ある日ついに「あーあーあー、よかったねよかったね! 使い勝手のいいうつ病患者が一人家でゴロゴロしてて!」とやってしまいました。
自分がきちんと会社に通っていた頃は、自分がいなくてもどうにかなっていたんですから。
「毎日が日曜日」で家にいて、なおかつ断らないから使われちゃうんですよ。
そういえば、頼まれごとを断れない人はうつ病になりやすい、って何かの本で読んだ気がしますが、生まれてはじめて自覚しました。。。orz
#こんな自分でも先輩を相手に断れるときはあるので、特に自覚していませんでした
……それにしても、電源すら入らなくなったデスクトップはともかく、電源が入るノートPCはそんなに重いんだろうか、と立ち上げてみると、デスクトップ画面を出してIEが起動するまで平気で3〜5分くらいかかるうえ、反応も、Webサイトのリンクをクリックして飛ぶまで1分以上かかっている感覚です。
#時計で測ったわけではありませんが、このご時勢では通常の使用に耐えられないレベルなのは確か
妹に聞くと、クリーンインストールし直しても、無駄なタスクをことごとく無効にしても、すぐこうなってしまう、とか。ふむ。
Linux入れたら? と聞いてみたら「お父さんとお母さんがそんなの使えるわけないじゃない」……んー、それはどうかな?
dynabookの2004年のモデルで、CPUはともかくメモリが256MBなのは当時としてはまぁまぁでも、今となってはWindowsXPを快適に走らせるには確かにちょっと少なすぎるかなぁ、という気がします。
(2007年に買った自分の3代目サブノートでもメモリは2GB積んである……はず)
父親は「新しいパソコンを買おう」と言っていますが、“買う買う詐欺”なのは分かっていますので(笑)、誰も使わないんならこれもらうよー? データ消しちゃっていいでしょう? と断っていったん自室へ持ち込みました。
いま使っている3代目サブノートを買ったとき、お役御免になった2代目にVineLinuxを入れて遊んだ経験があり、手元の3代目サブノートでVineLinux5.1のインストールCDを作ってdynabookに入れてみたら……ほーら、サクサク動くじゃないですか!
どうせ両親はWebブラウズしかしないんですから(メールすらしない)、一般ユーザーのアカウントを作り自動ログインするようにしておけば(参照)、
・電源ボタンを押す
・何かいろいろな英語が出ても桜の画面(標準のデスクトップ背景)になるまでそのまま
・“丸いくるくる”(Windowsの砂時計に相当)が矢印に変わったら、左上の青い丸を押す
(=Firefoxのショートカット)
・あとはいままでと(ほぼ)同じ使い方
と教えるだけで、まず母親がマスターしてくれました。
(付け加えれば、あらかじめ「ホームページ」を以前と同じYahoo!JAPANに設定した程度)
電源の切り方(「システム」→「シャットダウン」→「シャットダウン」)も、Windowsとは若干違うもののそんなに難しくはなく、“年金受給世代”の母親にも理解できたようです。
唯一困ったのが、バッファローの無線LANカード(WLI-CB-G300HP)を認識していない模様だという点で、現状では有線でつないでいますが、リビングルームの床にLANケーブルが延びているのは望ましくありません。(いつか絶対に誰かがつまづく)
これはとりあえず明日以降の課題、ということにして……おやすみなさい。
そこへ、31歳になる子が会社を休んで自前のサブノートPC片手に毎日家でゴロゴロし始めたものですから、やれ、あれを調べてくれだの、このページを出して印刷してくれだの、いいように使われ放題です。(特に父親)
かといって、サブノートPCを渡してセルフサービスでやってもらうわけにはいきません。
微妙な趣味のサイトへのブックマークや悪いお友達とのメールのやり取りばかりか、とても見せられない2〜3次元画像など(こら)が入っていますから、一応は別アカウントを作ってあるとはいえ安心できませんって。
(↑リコールのときはHDDの中身もそのままで修理に出したくせに、こんなこと考える人)
……妹もPCを持っているのですが、きちんと断るので両親も頼まないんですね。
そんなわけで、我が家のネットでの調べ物は、すべて自分の“仕事”と化しました。
そして次から次へと“仕事”が増えて、ある日ついに「あーあーあー、よかったねよかったね! 使い勝手のいいうつ病患者が一人家でゴロゴロしてて!」とやってしまいました。
自分がきちんと会社に通っていた頃は、自分がいなくてもどうにかなっていたんですから。
「毎日が日曜日」で家にいて、なおかつ断らないから使われちゃうんですよ。
そういえば、頼まれごとを断れない人はうつ病になりやすい、って何かの本で読んだ気がしますが、生まれてはじめて自覚しました。。。orz
#こんな自分でも先輩を相手に断れるときはあるので、特に自覚していませんでした
……それにしても、電源すら入らなくなったデスクトップはともかく、電源が入るノートPCはそんなに重いんだろうか、と立ち上げてみると、デスクトップ画面を出してIEが起動するまで平気で3〜5分くらいかかるうえ、反応も、Webサイトのリンクをクリックして飛ぶまで1分以上かかっている感覚です。
#時計で測ったわけではありませんが、このご時勢では通常の使用に耐えられないレベルなのは確か
妹に聞くと、クリーンインストールし直しても、無駄なタスクをことごとく無効にしても、すぐこうなってしまう、とか。ふむ。
Linux入れたら? と聞いてみたら「お父さんとお母さんがそんなの使えるわけないじゃない」……んー、それはどうかな?
dynabookの2004年のモデルで、CPUはともかくメモリが256MBなのは当時としてはまぁまぁでも、今となってはWindowsXPを快適に走らせるには確かにちょっと少なすぎるかなぁ、という気がします。
(2007年に買った自分の3代目サブノートでもメモリは2GB積んである……はず)
父親は「新しいパソコンを買おう」と言っていますが、“買う買う詐欺”なのは分かっていますので(笑)、誰も使わないんならこれもらうよー? データ消しちゃっていいでしょう? と断っていったん自室へ持ち込みました。
いま使っている3代目サブノートを買ったとき、お役御免になった2代目にVineLinuxを入れて遊んだ経験があり、手元の3代目サブノートでVineLinux5.1のインストールCDを作ってdynabookに入れてみたら……ほーら、サクサク動くじゃないですか!
どうせ両親はWebブラウズしかしないんですから(メールすらしない)、一般ユーザーのアカウントを作り自動ログインするようにしておけば(参照)、
・電源ボタンを押す
・何かいろいろな英語が出ても桜の画面(標準のデスクトップ背景)になるまでそのまま
・“丸いくるくる”(Windowsの砂時計に相当)が矢印に変わったら、左上の青い丸を押す
(=Firefoxのショートカット)
・あとはいままでと(ほぼ)同じ使い方
と教えるだけで、まず母親がマスターしてくれました。
(付け加えれば、あらかじめ「ホームページ」を以前と同じYahoo!JAPANに設定した程度)
電源の切り方(「システム」→「シャットダウン」→「シャットダウン」)も、Windowsとは若干違うもののそんなに難しくはなく、“年金受給世代”の母親にも理解できたようです。
唯一困ったのが、バッファローの無線LANカード(WLI-CB-G300HP)を認識していない模様だという点で、現状では有線でつないでいますが、リビングルームの床にLANケーブルが延びているのは望ましくありません。(いつか絶対に誰かがつまづく)
これはとりあえず明日以降の課題、ということにして……おやすみなさい。