ぶりっとちゃんと別所温泉(4)
2012.11.17 Saturday | よんなん的旅行 > 2012年の旅行
上田駅に着いて、ようやく最初に目指した上田電鉄です。別所温泉に着く頃には日が暮れてました。さて上田電鉄は、電車は東急の中古車とはいえ東急線でもバリバリ現役のピカピカな電車ですし、具体的な廃止の噂も聞こえてこないのですが、何気なく運営は厳しいようです。
鉄道マニアとして自分にできるのは、運賃を払って乗って、グッズを買って、お金を落とすことです。
別所温泉まで往復して駅前の日帰り温泉「あいそめの湯」に入りたいので、「あいそめ湯ったりきっぷ」(往復運賃1140円+入浴500円→1300円)がちょうどいいのですが、ちょっと頭の悪そうな(←ほめ言葉)CDつきの片道キップを売っていたので今回はそちらを購入。1000円。「別所線にのろう!」という上田市の企画らしく、何をどう間違えたらこんなキャラが……と思ったら、2005年に市職員有志でひねり出したキャラクターを、2011年にプロのイラストレーターがバージョンアップした、ということらしいです。(参照)
6年前・6年後を比較すると、プロの仕事ってのはすごいなぁと思います。
上田電鉄には「鉄道むすめ」の「八木沢まい」(夏・冬)というキャラが何年も前からあるのですが、「バスむすめ」のキャラデザインを手がける宙花こより氏が上田市在住とあれば、理由付けもバッチリというわけですね。
CDには、このキャラの声(声優までいる!)で吹き込まれた上田駅の構内アナウンスなどが入っています。(実際に使われている)
駅にこんなふうに立っていて、2次元に興味ない人は苦々しく思っているのかどうか知りませんが、市役所職員が生み出したキャラクターを市内在住のプロのイラストレーターがアレンジした企画とあれば、悪くない話ではないかと思います。で、結局「北条まどか」グッズはキップのほか、メガネ拭きも買ってしまいました。会社で使おうか…。
小諸からしなの鉄道に乗り換えて上田へ向かいます。20分ほどで着きます。
運転席のうしろでかぶりついて見ていたら、発車時の力行は3ノッチまで。……まぁ、起動時はそうだよな、と思ってら55km/hでノッチオフしてあとは次の駅に着くまでブレーキしか扱いません。
あと、キロポストが高崎起点より明らかに小さい数字になっていて、軽井沢起点に建て直した(か塗り替えた)みたいです。(時刻表を見ると、確かに上田駅は軽井沢からちょうど40キロ)
小淵沢で、小海線に乗り換えました。
表題の「ぶりっとちゃん」とは、JR東日本の黒歴史(と自分が勝手に言っている)小海線のキャラクターです。(ほかに「こうみくん」がいる)
無事、土曜日でも朝ちゃんと起きられて9時半頃に家を出られたので、新宿11:00発の「あずさ13号」車中の人になりました。