ぶりっとちゃんと別所温泉(2)
2012.11.17 Saturday | よんなん的旅行 > 2012年の旅行
小淵沢で、小海線に乗り換えました。
目当ては、JR東日本が言うところの「世界初のハイブリッド車両」キハE200です。
ディーゼルエンジンを直接の動力としないで、いったん発電してモーターで走る……って、それってただの電気式ディーゼルカーではないのか、と思うのですが、JR東日本が言うには、バッテリーを積んで回生電力を使用できるところが違うのだとか。
とはいえ、電気式内燃車は機関車しか採用例がないので、機関車に引かれる客車ではなくエンジンやモーターの真上に客室があるディーゼルカーで乗れるのですから楽しみであります。
登場したのは2007年で、そのうち乗ろうと思ううち5年かかってしまいました。
さて、「ハイブリッド車両」の運転時刻を調べたとき、小淵沢まで来るのが1日1往復しかなくて、そのほかは小諸〜中込で往復しているのはなんでかなぁと思ったんです。
で、その1日1本の小海線全線をハイブリッド車両で乗り通せる列車に乗ってみたら、その理由が分かりました。小海線は日本で一番標高の高いところを走る路線で、清里〜野辺山に最高地点があるのであります。
つまり……最高地点の清里、野辺山へ向かって登っているわけでして、小淵沢を発車して小海線に入るなりずっと発電用のエンジンがブルンブルンうなりっぱなし……
って、これでは普通のディーゼルカーが坂を登っているのと変わらんよ、、、(´Д`;)
小淵沢場面で2両編成の車内が満席だったほどの乗客は清里・野辺山でほとんど降りてしまい、たぶん、JR東日本が一番見せたくない部分だけを見て降りて行ったのではないか……という気がします。
小諸まで小海線全線を乗り通そうという酔狂な客の自分は、野辺山を出てから小諸に着くまでおよそ2時間、ときおりエンジンが始動する以外は旧来のディーゼルカーに比べればはるかに静かな、新型電車と同じインバーターとモーターの音しかしないハイブリッドぶりを堪能しましたよ。
表題の「ぶりっとちゃん」とは、JR東日本の黒歴史(と自分が勝手に言っている)小海線のキャラクターです。(ほかに「こうみくん」がいる)
名前の通り、ハイブリッド車両キハE200とともに登場しました。(特設サイトまである)
本当にJRの黒歴史だったらとっくに引っ込められていると思うのですが、何年経ってもポーズが最初の2つから増えていない様子なので、「ぶりっとちゃん」の使い道の広がり方にはおのずと限界がみえているのが残念です。
#群馬県庁職員による作品でいくらでもバリエーションが増やせる「ぐんまちゃん(2代目)」や、さかざきちはる(Suicaのペンギンの人)が多様なポーズを用意した「チーバ君」と対照的
目当ては、JR東日本が言うところの「世界初のハイブリッド車両」キハE200です。
ディーゼルエンジンを直接の動力としないで、いったん発電してモーターで走る……って、それってただの電気式ディーゼルカーではないのか、と思うのですが、JR東日本が言うには、バッテリーを積んで回生電力を使用できるところが違うのだとか。
とはいえ、電気式内燃車は機関車しか採用例がないので、機関車に引かれる客車ではなくエンジンやモーターの真上に客室があるディーゼルカーで乗れるのですから楽しみであります。
登場したのは2007年で、そのうち乗ろうと思ううち5年かかってしまいました。
さて、「ハイブリッド車両」の運転時刻を調べたとき、小淵沢まで来るのが1日1往復しかなくて、そのほかは小諸〜中込で往復しているのはなんでかなぁと思ったんです。
で、その1日1本の小海線全線をハイブリッド車両で乗り通せる列車に乗ってみたら、その理由が分かりました。小海線は日本で一番標高の高いところを走る路線で、清里〜野辺山に最高地点があるのであります。
つまり……最高地点の清里、野辺山へ向かって登っているわけでして、小淵沢を発車して小海線に入るなりずっと発電用のエンジンがブルンブルンうなりっぱなし……
って、これでは普通のディーゼルカーが坂を登っているのと変わらんよ、、、(´Д`;)
小淵沢場面で2両編成の車内が満席だったほどの乗客は清里・野辺山でほとんど降りてしまい、たぶん、JR東日本が一番見せたくない部分だけを見て降りて行ったのではないか……という気がします。
小諸まで小海線全線を乗り通そうという酔狂な客の自分は、野辺山を出てから小諸に着くまでおよそ2時間、ときおりエンジンが始動する以外は旧来のディーゼルカーに比べればはるかに静かな、新型電車と同じインバーターとモーターの音しかしないハイブリッドぶりを堪能しましたよ。
表題の「ぶりっとちゃん」とは、JR東日本の黒歴史(と自分が勝手に言っている)小海線のキャラクターです。(ほかに「こうみくん」がいる)
名前の通り、ハイブリッド車両キハE200とともに登場しました。(特設サイトまである)
本当にJRの黒歴史だったらとっくに引っ込められていると思うのですが、何年経ってもポーズが最初の2つから増えていない様子なので、「ぶりっとちゃん」の使い道の広がり方にはおのずと限界がみえているのが残念です。
#群馬県庁職員による作品でいくらでもバリエーションが増やせる「ぐんまちゃん(2代目)」や、さかざきちはる(Suicaのペンギンの人)が多様なポーズを用意した「チーバ君」と対照的