♪電車の窓から〜

IMGP8294.jpg 退寮日をむかえました。

 冷蔵庫は昨晩、後輩君に引き取られてゆき、最後の最後まで残っていた机の周りのパソコンや引き出しの中のこまごまとした物、それとフトンをクルマに押し込むと、部屋はガランとしてしまいました。


 マイミクで同期入社のE氏が、退職(転職)にともなって退寮したときの日記に「意外に広かった」と書いていたのを思い出します。


 それだけとっ散らかっていた部屋を片付けていて、部屋中にばら撒いてあった「ゴキブリキャップ」もゴミ箱に放り込んでいると、そのうち一つに妙にかじったんだか何だか中身のホウ酸団子が妙に欠けているのがありました。

 そのときは、なんだろなー、程度に思っていましたが、その後、窓際に散乱していたえろ本の山をどけると、アルミサッシの桟に昆虫状の何やら干からびたような代物が……。。。

 うわぁぁぁぁーーーーー


 いやっ、あのっ、ゴキブリキャップの「売り」って、

「脱水症状を起こしたターゲットが水を求めて外へ出て行って排水管あたりで力尽きるので死骸を見ずに済む」

じゃありませんでしたっけ!?


 きっと、運悪く、彼がホウ酸団子を口にしたタイミングで私が窓を閉めてしまったのでしょう。

 ……掃除機で吸い取っても、サイクロン掃除機なので紙パックごと捨てるという芸当もできませんし、あとでリフォームに入る業者の方には申し訳ないと思いつつそのままにしてしまいました。。。

 えろ本の山は、もちろん実家に持ち帰れない(笑)ので、帰りに古本屋に置いてきました。


IMGP8297.jpg さて、日曜日は寮の食堂が休みなので、昼食は外食。

 最後の高崎ごはんは、栄寿亭のカツ丼にしました。


 ……店に入るなり、前々職の先輩夫妻と店内でバッタリお会いしました。

 そういえば、高崎から都内へ異動してから、 な ぜ か 高崎に来るとコンビニやらそんな場所で先輩方にお会いすることが多かったです。

 群馬在勤中は当たり前のようにその辺をフラフラしていても、こんなに高い確率では勤務先の人とは顔を合わせなかったのですけれども。


 高速道路が混まないうちに高崎を出ようと思っていたのですが、前職場に顔を出して長居してしまったりして、結局高崎を出たのは17時過ぎですよ。

 もうちょっとしんみり出るつもりが、うわ、もうこんな時間だよ、やばいやばい、とバタバタしながら寮長に最後の確認をしてもらって出てくる始末でした。。。


 物心がついてから引越をした経験はありませんでしたが(幼稚園に上がる前に一度あるけど覚えてない)、いずれ、小学生の頃に習った「赤い屋根の家」という歌が少ししみじみと思えるようになるのでしょう、きっと。
author by よんなん
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