押角駅で降りてみた
2009.07.08 Wednesday | よんなん的旅行

当初のプランでは、岩泉まで行って引き返してくるつもりでしたが、岩泉線ってすでに高校生のころに乗っているので、乗りつぶしをする必要はありません。
列車が宮古駅を発車してから、ふと思い立って、押角駅で降りてみることにしました。
そうと決めてからの、このワクワク感といったらどうでしょう!
宮脇俊三が、初めて乗る路線に列車が入っていくときの高揚感を作品に書いていますが、こういう感じなんでしょうか?
もちろん、列車を降りたのは私一人です。
在りし日の深名線蕗ノ台駅のように、車掌さんが降りるのをやめるように言うかどうかドキドキしていましたが、キップを見せると、その筋のマニアと分かったのかどうか何も言われず、私一人を残して1両のディーゼルカーは発車していきました。
……しまった。
待合室くらいはあると思っていた自分のばか!
ほんとうに板切れでできたホームしかありません。
過去に、南下沼駅とか、わけのわからん駅にはいくつか立ち寄っていますが、屋根つきの待合室はありました。。。
(待合室があっても屋根と柱と壁だけで、床がなくて土の地面という駅も結構ありますが、、、)
いま降りた列車が岩泉から折り返してくるのは1時間50分後なので、雨が止んでいたのが救いです。
で、、、高校生のときに乗ったときは、駅前に釣り橋があって対岸の道路に出る構造だったように記憶していましたが、釣 り 橋 が あ り ま せ ん 。
もしかして、駅から一歩も出られませんか?
さっそく降りてしまったのを後悔し始めましたが、線路脇にけもの道のようなものを発見。
こんなところ歩いていいのかな…と思いつつ、他に出るところがないので歩いていくと、果たしてそこには比較的新しそうな橋が架かっていました。

対岸にあった家は廃屋になっていて(前回は明かりがついていたように記憶)、駅周辺は無人地帯かと思いましたが、ドコモの基地局があったり(ウィルコムは当然ながら圏外)、さらに付近をフラフラしていたら畑と軽トラと人影と犬を見かけ、もし何かに巻き込まれても電話を借りるくらいはできそうです。。。

20〜30年前のローカル線は全国でこんな様子だったのだろうか、と思うと懐古趣味の鉄道マニアにはたまらない路線のような気がしました。