「読み逃げ」ですか

 最初この単語を聞いたとき、コンビニや本屋で立ち読み(=タダ読み)することかと勘違いしてしまいましたけど。

 マイミクのこうたろう(←mixi内)さんや知人のRISCさんが言及していて、初めてこの単語の意味を知りました。

 そもそも私の場合は、このブログや「よんなん総研」にコメント欄を設けていないので、コメントを残せない仕掛けを自分で作ってるんですが。
(このブログへのコメントは、電子メールや、トラックバックなどでお願いしています)

 だいいち、既存のメディアは、大半が「聴き逃げ」「読み逃げ」「見逃げ」ですよ。(笑)

 …にしても、「mixi」の「足あと」機能ってのは、ある意味で恐ろしい機能だなぁとは思ってました。

 たいていの「足あと」は知っている人なので気に留めないんですけど、私の知らない名前の人からの足あとが定期的についていたりすると、この人誰だっけなぁ、実際には私を知ってる人なのかな、、、とか考え始めたりするわけです。

 Web上の日記なんて他に(面白いのが)いくらでもありますから、偶然たどりついただけの見ず知らずの人が定期的に読んでくれるようになるとはとても思えませんし。

 ま、「よんなん総研」そのものを私の実名でやってますから、勤務先の誰かさんが私のダメ人間度合いを定期的にチェックしていても別に何の不思議もないですけど。

 学生時代に仲のよくなかった人が今でも時折「読み逃げ」してる「足あと」もありますし。(笑)

 ただ「足あと」はアクセス解析と違って特定のユーザーが繰り返し見ていることが分かりますから、誰だか分かんない人のがあると気になっちゃうんですよね。(^^;;)

 で、誰だっけ…と足あとを踏み返したことも先方には分かるわけでして。

 別にいいんですけど……気になっちゃってます。あはは。
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タミフルと社会調査法

 大学で受けた「社会調査法」の講義で、もっと勉強をしたければ医学(疫学)関係の調査法のテキストを薦める、という話があったように記憶しています。

 私はそこまで社会調査法を詳しく勉強しませんでしたが。


 職場の詰所でテレビを断片的に見ていると、これまで厚生労働省が「タミフル服用」と「異常行動」の因果関係が「ない」と断定していたかのような取り上げ方が目立つ気がします。

 社会調査では、インフルエンザの患者で異常行動を起こした人の割合と、そのうちタミフルを服用した人で異常行動を起こした人の割合を比較します。

 で、割合に明らかな差があれば「関連性がある」。それほどでもなければ「関連性があるとはいえない(ないともいえない)」ということになる(はずな)のです。

 おまけに、仮に関連性があっても、因果関係があるとはいえないのもポイントです。
(タミフルを飲んで異常行動を起こした人に、共通して何か別の要因があるかもしれない、という意味)


 つまり、厚生労働省の立場は、タミフルを飲んでもいないのに異常行動を起こした人がいるでしょう、その割合と比較してそれほどでもないという調査結果しかありません、現時点で異常行動がタミフルのせいだと決めつけはできません、ということです。

 それに、インフルエンザはただの風邪ではなく、死亡する危険性も高い病気だということもあるでしょう。

 タミフルを飲んで異常行動を起こす割合と、インフルエンザに罹患しただけで異常行動を起こす割合に明らかな差が(現時点では)認められないのに、それ以前にインフルエンザそのもので死んでしまう人をどうするの、と。

 そう判断する第一線の厚生労働省の職員を、そこまで罵る根拠って何なのかなぁ、と思ってしまうのです。

 もちろん、子を亡くした親が「こんな思いをするのは私たちだけで充分だ」と言いたくなる気持ちは理解できますが。


 インフルエンザの患者が異常行動を起こす可能性がある、とは私もそれほど知りませんでしたし、それが周知されていなかったことは問題かもしれません。

 ただ、厚生労働省が「因果関係がない」と意固地に断定していたかのように取り上げて、その姿勢をあらゆる表現で貶めるテレビ番組を見ていると、少しは「社会調査」が何なのか知ってから番組を作ってほしいもんだと思うのです。

 なにしろ、新聞社やテレビ局だって、「世論調査」という社会調査をしているのですから。

 テレビ局の関係者が血眼になるとかいう視聴率の調査だって、社会調査なんですし。
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「いらついている」という感覚

 3か月にわたる研修の修了試験が始まりました。

 これまで自分では気づいていなかったのですが、ピリピリしてるなぁ、緊張してるのかなぁ、……というか、はっきり言って、これは「イライラしてる」という感覚なのかなぁ、となんとなく感じました。
 やっぱり、なんだかんだいって試験になるとそういうふうになるものなんでしょうか。

 ま、そんなことを客観的に思っている時点でどうかしているのですけれど。

 とはいえ、帰りの新幹線で振り返ってみると、きょう一日は特に荒れていた行動が目に付いたなぁ、と思うわけでして。


1.他人のどうでもよいことにちょっかいを出す

 これは別に今に始まったことではありませんが、これでもこの3か月は(自分の中では)セーブしていたつもりでした。
(実際には普段と変わらなかったかもしれない、のですけど)

 それを忘れてそういう行為に出る、ということは、何かがおかしい……あ、おかしいのはもとからですね、はい。

 それはそれとして、来週もこの調子だとまた同期で口をきいてくれない人を増やしそうです。

 C君ごめんなさい。


2.ミスを指摘されて無口になる

 答案回収後に「高橋、つまらないところで間違えたな」と教えてくれた人がいました。

 確かに紛らわしい部品名ではあるのですけど、見直し時に見ていなかったことになります。
(言われてみれば、その前後の解答の間違いに気づいたのに気をとられて、その解答は飛ばして見直していた気もします)

 普段なら、何がしかのリアクションを返すのですけど、どういうわけかそのときの私は会話を打ち切ってテキストの当該ページを凝視する(だけ)という行為に出ました。

 せっかく教えてくれたのに、それはないよなー、と。
 なにより「なんだかんだいって100点は取れない」とは、先輩からも言われて分かっていたつもりだったのに。

 普段以上に自分勝手になっている、というのは、いわゆる「キレた」ときの行動パターンだよな、と思うわけです。

 ま、最近はさすがに人前でモノを投げたりしなくなりましたが。


3.帰りの新幹線のキップを忘れる

 研修センターから駅までの送迎バスに乗っていて、きっぷを忘れたのに気づきました。

 帰る直前に制服から着替えたとき、同室の面々が切符の話をしていたにもかかわらず、自分のキップのことに頭が回らなかったなんて!

 いや、往復10キロ近い道のりでも歩くのは好きですし、列車を1〜2本ずらせば新幹線もガラガラですし、最後に駅の近くで食べたラーメンもなかなかおいしかったので、取りに帰る道中そのものは楽しかったですが。

 ま、そもそも、この3か月間で忘れたことがなかったモノを持たずに出てくる時点で、あー、やっぱり余裕がなくなりつつある、というか、ギリギリの状況、というか、いわゆる「テンパっている」状態なのかなぁ、と。


 なるべく表面上は取り繕っているつもりですし、こうして後から振り返る余裕すらまだ持ち合わせているわけですが、キレているときって、自分では気づいていないに決まっています。

 …こういうときは、なるべく人と話さないに限ります。

 ……ただ、そんなことをしていると、無口で、かつ話しかけると(なぜか)キレられる、という、どう見ても変な人になってしまうのですが。
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もう少し背筋を伸ばしたほうがいいよ

 先週の月曜日に職場へ顔を出したときに、先輩から言われました。

 今週の研修中にも、同期入社の人から言われました。


 私が胸を張っているときなど、決まってろくなことがありませんって。

 少し落ち着いて(落ち込んで)いるくらいが、傍目にはちょうどいいのです。
 ……なんて、ここ1週間ほど思っています。

 いちかわエフエムで番組を担当していたときも、録音したのを持ち帰って自分で聴いてみると、調子悪いなぁ、気分がのらないなぁ、と思っているときのほうが実は落ち着いていてむしろよかったりしましたし。

 先日の祖母の葬儀でも、当り障りなく黙って振舞っていたら、あまり会う機会のない親戚から評判がよかったようですし。


 自分で調子がいいと思うときは、傍目にも本当に文字通り「調子に乗っている」のであって、周囲を相当不快にさせていたと後で気づくことが多いです。

 そんな私が胸を張って歩くなど、傲慢以外の何物でもないのだろうなぁ、と思うのです。


 いや、いいじゃないですか、背中を丸めてたって。

 「笑点」などで落語家が登場するシーンは、必ずといっていいほど、落語家は背中を丸めて出てくるじゃないですか。

 でも、その姿を見てみすぼらしいなんて思う人はいないわけでして。

 ま、私の勤務先で、もしも部長やら課長やらが普段からそんなふうに背中を曲げていたら、この会社は果たして大丈夫なんだろうか、なんて思っちゃうかもしれませんけどね。
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手取り5ケタ

 今月の給与明細をもらったら、入社以来初めて手取りが10万円を割っていました。

 …とはいえ、社員寮の家賃や、持株会の拠出金(=天引きで勤務先の株を買っている)などが引かれた残りですから、一人身の私にとっては全額がお小遣いです。
(=生活には困らない)

 この学科教習(研修)さえ修了して技能教習に入れば、再び給料が上がるのですし。

 特にこれといった不満もないのですけど、大学院卒で、誰もが知っている企業に本社採用(=総合職相当)で入社して、そろそろ入社4年目になろうというところで、手取り9万円台、とは、社外の人に話すぶんにはなかなか楽しい会社です。

 研修中(=勤務先の今月の収益には1円も貢献していない)なのに給料が出るだけありがたい話ですが、逆に言えばその給料ぶんにも満たない仕事しか任されない、ということでもあります。

 就職活動中の説明会などで、ほかの学生が「若手にも仕事を任せてもらえる社風ですか」と質問するのをよく耳にしました。

 入社してそろそろまる3年というところで振り返ってみると、社会人になって数年で影響の大きい仕事が務まる社風、というのは仕事に奥行きのない業界か、あるいは机上の空論でコトが進む評論家にも務まる仕事なのかなぁ、と思えてきます。

 そういうのは、一時期「虚業」と指摘を受けた仕事の仲間なのかもしれません。

 新入社員研修で耳にタコができるほど言われたのは「当社にテレビ評論家は要らない」でしたから。

 この長い下積みに値する仕事がおそらく待ち受けているのだろう……と思うようにしているのですけれど、さてどうなりますか。
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新聞が待ち遠しい

 高崎に配属されて寮で過ごし始めた頃、ひどく納得のいかないことがありました。

 新聞の届く時間が遅すぎるのです。
 朝6時になっても届いていないことがありました。

 浦安の家にいた頃は、たいてい5時、遅くても5時半には届いていたのに。

 その頃は朝4時に起きて7時には寮を出て出勤していたので、6時になっても新聞が届かないのはイライラの元凶以外の何ものでもありません。

 原因は、寮の玄関が朝5時半にならないと開かないことです。

 ごくまれに、階下へ降りたときに新聞屋さんが5時半になるのを玄関先で待っているのが見えたときは中から開けてあげるのですが、そうでないときはおそらく後回しにされているに違いありません。

 …何度か寮長にも相談したものの、防犯上の理由(確かに、現行の5時半ですら寮で起きている人はあまりいないはずです)と、そもそもそんなこと言い出す人があまりいないらしく、それでは変わるはずもなく。
 そのうち私も泊まりが中心の不規則な勤務になり、頓着しなくなりました。


 で、それから1年以上経って、『日経ビジネスアソシエ』の最新号を読んでいたら、藤田晋さんのコラムに「経営者には年齢に関係なく、わざわざ早起きして新聞が来るのを待っているという人が結構たくさんいます。来るまで待ちきれないのですね」というくだりがあって、やっぱり同じことを考えている人がいるのか! と久々に思い返したのでした。

 入社からそろそろ丸3年になる今、入社前後の私を思い返すとまだまだ青かったなぁと思う部分がある一方で、こうしてやはりあの頃の自分は間違っているわけじゃなかったのか、と思うこともあります。

 …そうはいっても、寮の玄関を早く開けてもらうというのはやはり難しいわけで、いつか寮ではなくて自宅だとかそういうところに住むようになったときに、この気持ちを忘れないでいたいなぁ、と。
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メシのタネ

 きのう、久々にいちかわエフエムの人と飲んで、最近会わない人の消息も耳にしました。

 とある人は、会社勤めのかたわらで事務所に登録して声の仕事もしているとかどうとか。

 そういう話を聞くと、はてさて、私は今の勤務先一本槍の生活でいいのかなぁ、と思わなくもないわけです。

 もちろん、勤務先では副業禁止なので、露骨なマネはできそうもありませんが。

 …とはいえ、たとえば40歳くらいで何らかの事情で勤務先から放り出されたとして、勤務先の社内でしか通用しない才能しか持ち合わせていません、なんてのでどうするんだろうと。


 そうはいっても、いまは社会人として勉強する時期です。

 今の時期は勤務先にどっぷり浸かっているべき時期で間違いはないはずです。

 余計なことを考えるのはもうしばらくの辛抱……と思う一方で、勉強期間が終わると他のことにうつつを抜かしているヒマなんてあるのだろうか、とも思ったりするんですよね。
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めずらしい会社

 かつてお世話になっていた、いちかわエフエムの方々と飲みました。

 そこで言われたのは、私の勤務先は、一生勤めるのを前提に入社している、という点で今どきかなり珍しい、幸せだ、ということでした。

 いや、もちろん、ほかの有名企業も、総合職相当の新卒社員は終身雇用を前提に採用しているのでしょうけれど、採用する側ではなく入社する側が、将来的な選択肢のなかに4〜6割くらいの割合で「転職」ということを考えているのではないか、と。

 確かに、入社して丸3年になろうとしていますが、同期入社およそ180人中ですでに退職した人って、私が聞いた限りで3人しかいません。

 私の情報アンテナが低い、ということはあるにせよ、3倍で見積もっても10人いない計算です。

 やれ何だかんだと不平ばかりが聞こえてくる勤務先ですが、なかなか恵まれた境遇なのかもね、とは思うのでした。
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小さい字がいい

IMGP3241.jpg 研修でノートをとるようになり、手で書くことが増えました。

 2年半ほど前、「3色ボールペン」の本を読んで以来、ノック式の4色油性ボールペンを使っていましたが、どうもノートをとるにはしっくりきません。

 今は、以前使ったことがあった、0.3mmとかそのくらいの顔料インクのボールペン(単色)を何色かそろえて、小さいマス目に書いています。

 字が小さいと、個人的にはいくつかメリットがある気がします。

・細かく書くので、乱雑になりにくい。
・字がうまくなくても、小さいのであまり分からない。
・指先の神経を使う(気がする)ので、アタマも使うようになる(気がする)。

 …と、私は気に入っていたのに、年末の「日経ビジネスアソシエ」に目を通していたら、


「小さい字をちまちま書く奴は出世しない」


などという、ショッキングなフレーズが。

 いちおうサラリーマンのはしくれですから、いずれは出世とやらもしたいなぁと思ってはいるわけです。

 まぁ、その記事はテーマが「自信を持つ」という話で、ライターは心理学者だったので、大きな字で堂々と書くのがいいきっかけになる、というのは記事の趣旨に合ってるとは思いますけど。

 いいじゃないですか、小さい字で「丹念に」書いてたって。(←遠吠え)
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「お客様満足主義」を標榜できる会社

 どこかの携帯電話会社が、「お客様満足主義で行こう」とお客さまにPRするTVCMを流してますね。

 従業員に呼びかけるんじゃないあたりに妙な違和感がありますが、契約者数はうなぎのぼりだそうですし、知り合いの日記にはこんなこと(←mixi内)が書いてあるくらいですし、「顧客満足度†1」というのによほどの自信があるのでしょう。


 お客さま満足の裏には、どのようなステップがあるのだろう、と思うのです。

 たとえば、↑の日記に書いてあった、問い合わせメールへの返信。

 どうやって人手を確保するのでしょう、まさか正社員でまかなえるとは思えません。
 私の勤務先は、正社員や関連会社の社員(=エルダー雇用)がテレホンセンター業務をしているとかですが、とにかく電話が込み合ってつながらないのには定評があります。

 かといって、パートや契約社員でまかなうとなれば、労働組合が黙っていないかもしれません。

 かの会社の従業員満足度はどうなのかなぁ、とも思うわけです。


 お客さまのニーズをつかみ、満足度を高めることは増収にもつながる、とは勤務先でも聞きます。

 ヒットしている商品を見ると、やはりお客さまの求めるサービスを的確に押さえたものがありますし。

 それは私も分かってはいるんですけど、実際にどうする、というあたりがあらゆる場面でできる会社はすごいなぁと思うのです。
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