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手取り5ケタ

 今月の給与明細をもらったら、入社以来初めて手取りが10万円を割っていました。

 …とはいえ、社員寮の家賃や、持株会の拠出金(=天引きで勤務先の株を買っている)などが引かれた残りですから、一人身の私にとっては全額がお小遣いです。
(=生活には困らない)

 この学科教習(研修)さえ修了して技能教習に入れば、再び給料が上がるのですし。

 特にこれといった不満もないのですけど、大学院卒で、誰もが知っている企業に本社採用(=総合職相当)で入社して、そろそろ入社4年目になろうというところで、手取り9万円台、とは、社外の人に話すぶんにはなかなか楽しい会社です。

 研修中(=勤務先の今月の収益には1円も貢献していない)なのに給料が出るだけありがたい話ですが、逆に言えばその給料ぶんにも満たない仕事しか任されない、ということでもあります。

 就職活動中の説明会などで、ほかの学生が「若手にも仕事を任せてもらえる社風ですか」と質問するのをよく耳にしました。

 入社してそろそろまる3年というところで振り返ってみると、社会人になって数年で影響の大きい仕事が務まる社風、というのは仕事に奥行きのない業界か、あるいは机上の空論でコトが進む評論家にも務まる仕事なのかなぁ、と思えてきます。

 そういうのは、一時期「虚業」と指摘を受けた仕事の仲間なのかもしれません。

 新入社員研修で耳にタコができるほど言われたのは「当社にテレビ評論家は要らない」でしたから。

 この長い下積みに値する仕事がおそらく待ち受けているのだろう……と思うようにしているのですけれど、さてどうなりますか。
author by よんなん
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