疑義あり!

 診察帰りに、かかりつけ薬局へ処方せんを持って行きました。

 ……前回から「パキシル」の用量が減り、新しく「デパケンR」が加わったのと、おまけに「サイレース」のゾロ品(またの名を後発薬・ジェネリック薬)が品薄だったので、めずらしく薬剤師から詳しい説明を受けました。

 そこでふと、「リフレックス」が処方されていないことに(自分が)気づいたんです。

 抗うつ薬を「パキシル」から「リフレックス」に変えることにして先週から「パキシル」と平行して飲み始め、今回から「パキシル」を減らす方向……でした。

 ただ、前項の通り、今回の診察で躁転が心配される状況なのが判明しましたから、処方せん通り、「パキシル」を減らすだけでなく「リフレックス」の服用も止めるのかもしれません。


 なにしろ、診察で先生の最後の一言が

「よけいなこと考えないでおとなしく静かにしてなさい!」

でしたから、処方せんに誤りがあるのでは? だなんてまさしく「余計なこと」以外の何物でもないじゃないですか。


 加えて、「確認会話」の励行は最近のヒューマンエラー業界(?)でちょっとしたブームにもかかわらず、この薬局は、医師への疑義照会が横柄だとかで(却って)評判が悪いんです。

#父親が電話口で「だったらあなたが診察してくれ!」とばかりに怒り出すレベル(らしい)

 んー、これはどうしたものか。。。


 ここはまさに「バカとハサミは使いよう」で切り抜けなければ、自分のピンチですぞ!


 そこで、薬剤師さんに散々頭を下げて下げてさげまくり、

「おそらくは、ほぼ間違いなく先生の処方通り、先生の処方通りだとは思うのですが、念のため、あくまで念のため、ということで、くれぐれもよろしくお願いいたします」

政治家の選挙演説かよ、と見紛うばかりの姿勢でお願いして照会していただいたら……やはり「つけ忘れ」とのことで、ようやく一安心です。。。


 で、処方薬の追加は電話を通じた口頭の指示でいいんですか? と薬剤師さんにお尋ねしたら、「疑義」を照会して誤りが判明した場合は、医院と薬局がそれぞれ同じ内容を手書きで書き加えて報酬請求して、食い違いがあれば保健所がやって来る仕組みなのだとか。へぇ。

#自費診療・自由料金の場合はどうなるんだろう? というのはさておき

 というかですね、曲がりなりにも調剤報酬で「薬剤服用歴管理指導料 30点」(=300円)が毎回ついてるんですから、前回処方された薬が処方されていない時点で薬剤師から私へ一言「指導」して欲しいですよねぇ…。。。


 最初にミスをしたのが先生なのか事務係か分かりませんが、仮に医師がミスをしたとして、事務係のチェックを抜け、さらに薬剤師のチェックもすり抜け、ようやく自分の目で分かった、、って、それがまさしくヒューマンエラーの最も恐ろしいところであります。

 ダブルチェックはおろか、トリプルチェックも華麗にスルーしちゃって、「クアトロチェック」だなんてもはやgoogle検索しても、「確認」という意味では出てきませんよ!


 それにしても、これがもし処方せん通りで正しかったら、次回の診察で何を言われたやらと思うとゾッとします。。。(そっちかよ)


 あとで父親に「かしこい薬のもらい方」を訊いたら、薬が前回から変わるときは(ほぼ)必ず(といってよいほど)診察中に医師から言及があるものなんだとか。

 それを頭に入れておいて、医院の受付で処方せんを一度チラ見しておけば、今回のような薬局の応対云々を心配をせずに済む、とのことです。
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精神科・心療内科の診察(6)

 さて、ここへ来て「実はうつ病ではなかったのではないか疑惑」が発生しましたよ。

 最近の経過をお話ししたところ、先生は額に手を当てて悩む様子を見せ、

「そうなってくると……『うつ病』の病状とは外れてきますね、双極性障害……か、、うーん…」

ぬぬぬ。。。


 確かに、「うつ病」のくせに、調子がよいときの「怖いものはない」感覚がこのところ顕著なのは、自分でも分かるほどです。

 たとえば、先日のように和民の店員さんにからんだり、勤務先の系列の小売店で(一般の客として)買い物をした際レジの店員さんに

「最近、社内の様子はどうですかね?」

なんて訊いちゃったり、果ては地下鉄に乗ったら運転士さんが見習だと気がつくや降りる際にわざわざ窓をノックして開けさせて「がんばってね^^」と励ましたり、ビョーキ前の元気だったころの自分以上に積極的なんです。


 自分では、むしろビョーキをきっかけに、どちらかといえば人見知りな性格から、他人と積極的にコミュニケーションを取れる性格になれれば、いい結果になるんじゃないかな……と思っていたんですが、、、先生のお話ではどうやらそんなレベルでは済まなさそうで、

「躁転は、あっという間に来ますよ。恐ろしいです」

って、私は『どくとるマンボウ』のエッセイによく出てくる、躁状態の北杜夫を思い浮かべてしまいました。


 ………そんなの絶対イヤぁぁ!! 妙な投資へ派手に手を出しスッテンテンだなんて、まっぴらごめんです!

#実際、北杜夫は破産の経歴があります


 実は、前回の診察から、坑うつ薬を「パキシル」から「リフレックス」へ変えるにあたり、

・「パキシル」標準量(40mg)のまま、「リフレックス」の初期量(15mg)追加

から始まって、それ以後、「パキシル」を減らしながら「リフレックス」を標準量(45mg)へ向けて増やす、という手順を踏むことになっていました。

 「特定薬剤(ハイリスク薬)」でもある「パキシル」は、急に服用をやめると「離脱症状」が出るので、こういう手順になるわけです。


 つまり、この1週間は、標準量の坑うつ薬にプラスして別の坑うつ薬まで飲んで「最強」の状況だったのです。

#しかし、リフレックスは「躁転」の副作用が顕著な薬ではない由


「ではもうとにかく『パキシル』はガシガシ減らしましょう」と先生は言いつつ、「ムードスタビライザーも併用します」とのこと。


 ムードスタビライザー??


 要は「ムード(気分)」を「スタビライズ(安定)」させる「薬」だそうです。

 スタビライザーは、クルマや飛行機にもありますね、と分かりやすく教えてくれました。


 主に「抗てんかん薬」をこの用法で処方するそうで、その種類にいくつかあるうち「リチウム」の「ハッカ」がどうとかこうとか……と詳しく説明してくださいます。

高橋「あの……ハッカってどういう字を書くのでしょうか」
先生「火がつくんです」
高橋「……???」
先生「リチウムが(薬として)作用することを発火というのです」
高橋「ああ、、花火とは違うのですね(ホッ)」
先生「……???」

 なんで精神科の診察で「花火」って単語が出るんだよ、という雰囲気でしたが、そのときの自分の頭に「炎色反応」という言葉が出てこなかったんですよ……物忘れの激しい最近の自分がうらめしい!


 ……「炎色反応」、帰り道に思い出しました。

「リアカー無きK村、動力借りようとするも貸してくれない。馬力で行こう」

という語呂合わせで高校レベルの化学ですが、まさしく「Re赤 Na黄 K紫……」で、リチウムに火がつくと赤い炎が出るので、花火に利用されるんです。


 ほかにも「ニューロン」などという大学の一般教養で習う生物学レベルの単語までポンポン出てくるので、これは診察の一環なのか、先生が素でしゃべっているだけなのか、分からなくなります。

 ……だって、本当に「うつ」がひどければ、知らない単語が出てきても質問する元気がないはずじゃないですか。

 大学のとき「ゲーム理論」をもう少し勉強しておくんだった……と後悔しました。。。

 「ゲーム」といっても遊びのゲームではなく、駆け引きとしての「ゲーム」で学者の立派な研究対象です……「囚人のジレンマ」という、取調官と容疑者の駆け引きが「有名有名」(←某マイミクさん調)です。


 さて、きょうは予約が比較的すいているらしく、診察も15分くらい前倒しで始まったので、最後に余談でも……と

高橋「けさの『はなまるマーケット』で収納特集をやっていまして(中略)部屋を片付けられない人は脳のメカニズムがそうなっている、というのは本当なんでしょうか」
先生「ええ、その通りです」
高橋「とすると、もし、医学的に解決できるのd……」
先生「よけいなこと考えないでおとなしく静かにしてなさい!」(ピシャリ!)

ひえええ! すみませんでした、すみませんでした、来週もよろしくお願いします……と、おじぎの連続で診察室から退散です。


 まぁ、先生はとにかく「躁転」を心配してくださっての一言だった、とは頭では理解できます。

 ですが、言いかけの言葉をさえぎって否定的見解を述べるのは、就職活動で行われる「圧迫面接」の典型的手法でもありまして、ちょっとショック大きかったです。。。

 「父親の知り合い」というつながりがなければ、あやうく病院を変えようかと思ってしまうところでした。
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YOKOSO? JAPAN(2)

 政府が「観光立国」を掲げて、外国人に日本でお金を落としてもらうには、日本人が「日本国内で」外国人とコミュニケーションを取れるように語学教育をする必要がある、と以前書きました。(当該記事


 もちろん、それ以前に、日本人が日本のことを知っていることが前提です。

 ……ところが、どうやら、日本のオタク産業は一般人にまでその知識を要求するレベルまで発展しているようです。


 日曜日、1ヶ月ぶりに職場のメールをチェックするべく、新宿駅から職場へ向かって歩いていました。

 すると新宿駅西側にある甲州街道の交差点(ファーストキッチンがあるところ)で、ティッシュ配りのおねいさんが外国人2人組に道を聞かれて困っている様子です。

 話に割って入り、おねいさんには本来業務に戻ってもらうと、彼らは新宿中央公園へ行きたいとのこと。

 幸い、2人組は正縮尺の地図を持っていたので、「こう行って、こう」と地図上の道を指でたどって教えたら、

「そこ、人はいっぱいいますか?」

え? いや……あの都庁の裏の公園に人がいっぱいいるイメージって全然ないんだけどなぁ、と、おねいさんに続いて自分も困惑してしまっていると、、、、
(少なくともこの交差点ほどの人だかりでないのは確実)


「コスプレ コスプレ」


って、服を着る仕草をしてみせるじゃありませんか。

 どうやら、新宿中央公園でコスプレしている人を見られるのかどうか知りたいようです。


 えええ?? コスプレって、コミケとかナンとかカンとかのイベントでやるものなんじゃないの? いや? 知らないよ!?

 自分自身、バリバリのオタク一直線という認識はないつもりでも、おそらく平均的な日本人よりはそっち方面も理解しているはずですけど、、、残念ながら知りません。。。

#少なくとも、職場では希少人種に分類されてしまうレベルまで達して(しまって)いる、、はず


 ステレオタイプなイメージで瞬時に思いつく秋葉原ですら、メイドの格好をしたおねいさんがチラシ配ってる程度だと思うんですけど……。


 こちらも散々悩んだ挙句、コスプレが見られるかどうかは知らないけど、とりあえずシンジュクセントラルパークにはこう行けば着くから、と言ってバイバイしました。

 彼らは、わざわざ航空券代やホテル代その他滞在費、それに貴重な休みを使って、どの他国でもなく我が日本に来てくれた目的を、新宿中央公園で果たすことができたんでしょうか?


 後日、それっぽいキーワードでgoogle検索してみましたが、特に何かの撮影会等のイベントがあったりした様子はなさそうです。

 ……たぶん、日本のホームレスの生活ぶりを観察することくらいしかできなかったのではないでしょうかねぇ。。。
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ポタリングに挑戦

IMGP9406.jpg このまえ“前”次長(その後10/1付で異動)と面会した際(参照)、「実践した者はいない」と言いつつ「ポタリング」を勧められました。

#ポタリングの意味→goo辞書

 幸か不幸か、新居を購入したばかりで「下総中山駅〜新居」以外の周辺事情をまったく知りません。……自転車でぶらぶらするには格好の口実じゃないですか。なんとすばらしいタイミング。「次長のアドバイス実践者第1号」ですよ。

 まずは自転車を入手しに、もう一つの最寄り駅、東西線の原木中山駅から電車で南行徳へ移動して「サイクルベースあさひ」南行徳店へ向かいます。


 余談ですが、東京メトロはちょうど新人運転士養成シーズンらしく、運転室には見習らしい運転士と「指導」の腕章をしたもう一人が乗っていて、行徳駅到着時にある意味で「素敵な」ブレーキさばきを披露してくれました。

 南行徳で降りるとき、自分のIDカード(謎)を示しながら乗務員室の落とし窓をノックして激励の言葉をかけたら、今日は2回目のハンドルとのこと。(←嫌な客)

 東西線乗務管区は05系だけでいくつかのバリエーションがあるうえに、新登場の15000系やJR・東葉線からの直通車、果ては(東西線内の)列車種別も3種類あるので覚えるのが大変だろうけどがんばってね。

 そんな自分は……いや、ここでやめときます。


 さて、自転車は店頭にていくつか見比べたのち、ちょっと奮発して本体価格21800円のもの(これ)を購入。防犯登録500円と2200円の保証をつけて合計24500円。

 あさひのPB自転車ですけど、ママチャリのくせに6段変速って!

 しかも、前方ライトは「ハブダイナモライト」なんていう初めて見るシステムです。……一般的なライトは車輪に発電機を押し当てて、ペダルが重くなる(ブロックダイナモと言うらしい)仕組みですが、これは前輪の車軸そのものに発電機が仕込んであり、重くならないのだそうです。

 ……機構そのものはなんか見たことあるな、と思ったら、6年前に初任給で買ったサンヨーの電動アシスト自転車についていた回生ブレーキの発電システムそのものっぽいです。

 自転車全体としては「あさひ」のPBでも、部品は各メーカーから仕入れているようで車軸には「SANYO」のロゴ入り。

 27インチのママチャリ(後ろの荷台つき)ってあまりない世の中で、「あさひ」はPBできちんとラインナップしてくれているのがありがたいです。


IMGP9407.jpg さて、帰りは自転車です。

 平日昼間、はじめての市街地を自転車で走るときにやることといえば、

「 局 モ ス 活 動 」

これしかありません!

 新居へ帰るまでに7局2モスを履修。いやいや〜、久しぶりでした。

 モスバーガーでは「からだニコニコ くだものと野菜」(税込90円)という、「買いモス」の格好の標的としか考えられない新商品が出ていましたね。
(こども向け商品なので買うのがちょっと恥ずかしいですが!)

 それはそうと、13時ごろ、昼食も兼ねて「食いモス」にしたモス行徳新浜通り店で一休みしていたら、午後のひとときを楽しく歓談している奥様方のなか独り寂しくしていたせいか分かりませんが、突然「発症」してしまいました。

#ただいま「うつ病」にて会社を病欠中

 外出先でこうなるのは初めてです。家にいたら即行で横になって休むレベルです。

 まぁ、急いで帰ることはないさ、と、のんびりゆっくり、帰途につきました。


 ところで、「郵便局」と「モスバーガー」という目的地(というか経由地)があっても「ポタリング」と呼べるのかどうかは、激しく謎です。
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便所にマガジンラック

IMGP9404.jpg 今回は、読む時間帯を選ぶ内容です。すみません。

 タイトルはちょっと悩んだんですけどね。「便所」か「トイレ」か……(もはやどうでもいいレベル)

 さて、大きいほうをする際は、なるべく本を読むことにしています。

 用はサッサと芸の領域にまで追求して済ませる人も世間にはいる一方で、自分はダラダラ派です。(キッパリ)

 ……しまいには、便意を催しても、さてどの本を持っていこうかあれこれ悩んでいるうちに行かずに終わってしまうことすらあります。(本末転倒)

 で、新居のリフォームが済んで真っ先に買ったのが、写真のマガジンラック。

 ニトリで799円だった品です。


 ここに、読みかけの本や社内報、業界誌(←案外面白いのが一誌ある)を置くことにすれば、もう悩むことはありません。(笑)

 逆に、こういう場所に手にとって読む本を置いてあるので、新居では小便も大便式に座るのが必須です。


 立ってやると、けっこう飛び散るらしいですよ!

 ……というわけで、我が新居へお越しの際には、ご面倒でもご協力をお願いします。(ぇ
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ギャフンと言わせるのは誰だ

IMGP9396.jpg きのう「チクショー会」(前項参照)が開催された外苑前の和民に、東大文Iの学生だというアルバイト店員がいました。

 われわれ酔っ払いは散々からみ、嫌なお客さんぶりを大いに発揮しておりましたが、自分もそれに乗じて

「いずれは渡邉美樹をギャフンと言わせてやってくれよ! 頼むよ!」

と、彼にハッパをかけていたんです。


 さて、きょう、神宮へ向かうべく総武線の電車に乗りながら昨晩のことを振り返って、激しく後悔しました。

 昨晩の自分の言動って、学生時代に自分が嫌悪していたもっとも最悪(←あえて二重表現)な部類の酔っ払いオヤジ像じゃないか。


 他人頼みじゃなくて、お前がやれよ!

 いつからそんな人間に成り下がりやがった自分!


 百歩譲って、彼にかけるべき言葉は

「渡邉美樹を(俺らで)ギャフンと言わせてやろうぜ!」

でなければいけなかったはずです。


 というかですね、渡邉美樹は現在51歳、ワタミ社長からは身を引いて会長の身分です。

 ギャフンと言わせるも何も、それ以前に彼自身が後進に道を譲る準備を着々と進めているわけです。そんなもの、相手にすら値しないじゃないですか。


 おいおいおい、いくら「うつ病」だからって、昨日の自分のような考え、許されねーぞ? 分かってんのかコラ。


 で、きっとあれですよ。彼は自分の勤務先を所管する官庁に国Iで入って、自分がギャフンと言わされちゃうんです。このままの自分だったら間違いないね!


 写真は、今日乗った銀座線の新橋駅にて。……あーいう場所に徐行予告信号機を置くっていう発想がやっぱり地下鉄です。毎度ながらさすがと思わされます。悔しい。(謎)

 「訓練用」ってテプラが貼ってありましたけど、何の訓練なのやら。
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チクショー会

IMGP9394.jpg 4年前の夏の甲子園。

 あの優勝投手、「ハンカチ王子」が、東京大学を相手に負け投手になるなどと、誰が予想したでしょうか!


 東京六大学野球で東大といえば「弱い者いじめ」の格好のターゲット(のはずなん)です。(失礼)

 試合終了後、早大応援部主将が挨拶で「入学以来、東大相手に負けたことがなく、『当然勝てる』という慢心が今日の結果を招いた」と言っていたくらいです。

 早稲田としては6年ぶりに対東大で敗戦、とのことで、私の周囲からも「いいクスリになりましたよ」という声が聞こえ、ま、その通りですね。はい。


 私が神宮に着いたのは、先週に続いて16時ごろ、試合は7回ですでに入場フリーでした。

 相手は東大、と、安心して応援席に入ったらかいちょうさんが「おお、よんなん、いいところへ来た、あれを見ろ!」と指差すスコアボードには、あろうことか東大相手に負けている早稲田の姿ですよ!!

 8回表の攻撃は、2アウト満塁にもかかわらず結局1点も取れずに終わり、我々も、「なぜ東大を相手にこんなに必死に応援をしなきゃいけないのか」という気分です。


 本当に、いつから東大はこんなに野球がうまくなったのか!? と思うような試合内容でした。

 送りバントをセカンドへ送球して見事にアウトにしたり、ヒット性の当たりをピッチャーライナーに仕留めたり……。。。


IMGP9405.jpg 試合終了後のいつもの和民は、祝勝会ならぬ「チクショー会」となりました。orz

 「いつものみなさん」のなかに、唯一東大出身の方がいらっしゃって、東大運動会(=いわゆる体育会)関係者の祝勝会が渋谷で開催されるとのことで早々に退席されました…。

 東大にしてみれば、早慶戦で早稲田が勝つ以上の大喜びでしょう。すでに試合中から応援席では「勝利の拍手」をやっていたほどです。

#早慶戦以外の日は、試合終了後に球場が閉まる時間が早いという事情もあるんですが

 満を持して退席されるKさんには、みなさんがそれぞれ金一封を託しました。……私も残り少なくなった名刺とともにいくらか包みました。おめでとう東大、久々に頭脳以外で負けたよ。
(目下病欠中なので、名刺を切らすと新しく作ってもらえるか微妙)


 翌朝のスポーツ紙は、ニッカン・スポニチ・サンスポがウラ一面、報知が一面脇見出し(記事は5面)でした。……スポニチは宅配版では一面トップだったそうです。

 というか、「田中将大(マー君)」とは裏腹にこの4年ですっかり忘れ去られた感のある「斎藤佑樹」って、まだニュース性があったんだー、というあたり六大学ファンとしてはありがたいというかなんと言うか微妙な嬉しさですね。


 冒頭の写真は、帰り道、信濃町駅へ向かう途中に通りかかった、夜の神宮球場。

 明日は、12年ぶりの対東大勝ち点献上を阻止します!
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「うつ」がこんなにつらいとは……。

 久方ぶりにこう思いました。

 きのうの診察で、うつ病薬を「パキシル」から「リフレックス」に変えることにしたんです。

 帰りに寄った薬局には在庫がなく、急遽取り寄せてもらって19時過ぎに再度薬局へ出向いて受け取りました。

#平日19時以降は「開局時間内の夜間〜」で40点(=3割負担なら120円)加算ですが、薬剤師さんの話では「処方せんを受け付けた時刻」によるとのことで、今回はつきませんでした。


 「リフレックス」は抗うつ薬ですが「眠気」という副作用があります。

 おかげさまで、きのう21時過ぎに寝たら朝6時までグッスリでしたよ。……前日まで、午前2〜3時に目が覚めていたのがまるでウソのようです。

 ……が、起きたあとも、ボケーッとしています。何とも形容しがたいだるさと頭痛で、15時頃まで寝込んでいました。

 抗うつ薬の飲み始めの頃は副作用が強めに出て、飲み続けるにしたがって治まっていくのは、頭では分かっていますからひたすらガマンです。


 それにしても、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったもので、このつらさは一度経験しているとはいえ、こんなにつらかったんだっけ、、、、と思うことしきりです。
(しかも、あの頃よりきょうの調子のほうがはるかに楽なのに)

 会社を休み始めて以来、紙媒体で読めるものはマンガ程度のものが限度でしたが、そのマンガすら目を通す気になりません。
(きのう発売の「週刊モーニング」を買ってあったのに)

 ……8月3日に一度出勤したものの午後半休にして帰ることにした際、先輩から「え? 何の病気でどこがどうつらいの?」と問われて返事に窮したことを思い出しました。
(精神科にかかったのは8月6日なので、まだ病名はハッキリ決まっていなかった)

 具体的な日本語で表現できるのは「頭痛」でしかないんですが、それ以外は、なんというか、本当に形容しがたいものです。

 そんな程度の語彙力で、自分は本当にアナウンサーのなりそこないなのか、と情けなくなるほどです。
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精神科・心療内科の診察(6)

 えー、結論から申し上げます。

 先生の反応は、あれだけ大騒ぎして予約日を前倒しして来て何かと思ったらそんな話? ていうか、俺のこと主治医だと思ってないだろ? みたいな雰囲気で、大変申し訳ありませんでした。。。。λ....


 夕飯を囲んでの家族団らんで「先生にこう言われてしまった…」と話をしたら、また家族から総スカンです。何でそんな話を先生の前でするのか、と。

 いや、あの、自分が先生に処方されたとおり夕食後に抗うつ薬「パキシル」を服用していたら、父親が、先生が以前父親に話した(らしい)服用指導論と違う、そんなはずはない、と言うから、じゃぁ念のため次の診察で訊いてみようか、って話になってたんじゃないかぁ。
(で、早朝覚醒が相変わらず治らないことと併せて前回聞き忘れた)

 父親が一人で勝手に違う指導法を主張しているなら、スルーですよ。私は先生にすべてお任せしてご指導いただいているのですから。

 ただ、ほかならぬ先生が違う指導論をお持ちでそれを父親に話している、と言われれば、こちらだって気になります。

 それに「それなら次の診察のときに訊いてみる」と父親にも話しているんですから。
(こんなことになるんなら、そこで「ヒデノブからは言うな」と止めてほしかったです……)


 医師どうしの不文律みたいなものが、医師の息子を31年間やってますけどいまだに分かりません。。。orz

 妹に言わせれば、それは医師の世界の不文律ではなく、一般社会での不文律(というか常識)なんだそうなんですけれども……。

 んー、自分の言い分(というか、言い訳)としては、妹は医療事務の仕事をしていますから、自分からみれば「立派な業界人」なんですよ。その辺の微妙な立ち振る舞い方、って、やっぱり業界の中にいるから知っているんじゃないのかなぁ、と。

 ま、相変わらずヒデノブ君はKYだね、の一言で片付けておしまい、というレベルの話です。


 で、「今後の再発防止」について自分のKYぶりを前提に考えれば、「実はうつ病の回復期に家族団らんは大敵だった」、という結論になりそうです。(あくまで患者=KYなのが前提)

 父親が息子の行動で何か気になることがあればどうしてもアドバイス(+小言や苦言)をしてしまったり、自分も何か困りごとがあれば真っ先に家族に相談してしまう(+愚痴をこぼす)のは、残念ながら自然のことですし、致し方のないことです。

 いろんな意味で、そろそろ身の回りのことは自分でするようにして新居で暮らしたほうがよさそうですね。


 それはそうと、受付係の方はいつになく自然な受け答えで、診療明細もこちらから言わずとも出してくれました………もしかして、先生、このブログご覧になってますか?(笑)


 一方で、15時予約(=午後の診察1番目)のところ15分前に行ったら、受付係の方は10分前に玄関を開けてくださったものの……診察室に通されたのはなんと15:06!!

 通常の診察時間が10分、普段は余裕を見て予約を入れているところを、少々無理をお願いして余裕なしで予約を入れていただいた(=15:10〜の患者さんがいるはず)のになぁ。。残り4分しかないじゃん!

 こちらが遅れたなら別ですが、10分前には受付に診察券と保険証を出したのに……。


 何がどうなって6分遅れになったのかは分かりませんが、先生も「人間だもの」。

 時間が押しているのですから、え? 何? タカハシさん、訳分かんないこと言ってないでさっさと終わらせてよ、という雰囲気になるのは当然の流れです。。。
author by よんなん
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後発医薬品のヒューマンエラー対策

IMGP9391.jpg 先日、それまで先発薬でいただいていた睡眠薬を、後発薬でもらいました。

 写真の、左が先発薬「サイレース」、右が後発薬「アメル」です。有効成分は同じです。

 薬代そのものは半額(300円→150円)でも、増えた調剤報酬との差し引きで実は15日分でたった30円=自己負担3割で9円しか違わないって、何のギャグですか? …という話は以前も触れました。


 さて、「有効成分が同じ」薬を見比べて、見た目の最大の違いに気づきました。

 先発薬は台紙に「2」とこれ見よがしにでっかく書いてありますね。


 睡眠薬「サイレース」には1mg錠と2mg錠の2種類があり、要は、同じ名前の薬でも用量が倍も違う2種類があるわけです。これは数社から出ている後発薬も同じです。

 当初、「サイレース」1mg錠を飲んでいたのですが、2mg錠とは台紙の銀紙の色まで変えてある念の入れようです。(確か緑色だったような……)


 「アメル」の1mg錠は見たことがないので、どう間違いを防ぐようにしてあるかは分かりかねますが、こうしたところにも、先発薬と後発薬の違いというのはあるのだなぁと思いました。


 万が一、薬局で薬剤師が間違えて患者に渡してしまって事故になれば、最悪「重過失致死」あたりを着せられて裁判の被告人席に立つのは、ほぼ間違いなく薬剤師です。

 もしも私が薬局の店長なら、処方せんに後発品不可のサインがなかろうと、いくら調剤報酬が増えようと、積極的にこういう製品を扱う気にはならないですね。

 お世話になっている大手ドラッグストアチェーンすら、患者が希望しないと後発品は用意してくれませんから。

 むしろ薬局から患者へ積極的に後発品を勧めているところは、実績に応じて調剤報酬が増えるので、大手なら大手なりに独自の工夫をするなどして手がけそうなものですが。


 後発品専業メーカーや、後発品を後押ししたい行政は、ただCMを流したり、いたずらに報酬を増やしたりするだけでは、医療の現場が後発品を積極的に活用し始める時代はまだまだ遠い、と気づくべきだと私は思います。
author by よんなん
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