子どもが「経済的に医療を受けられずに死ぬ」ことがないありがたさ

 娘が発熱しました。

 船橋市内の保育園は休園中ですが申請をすれば引き続き同じ保育園で預かってくれて、他クラスの子と合同で保育になっています。

 きのうの連絡帳に、年上のクラスの子が娘と遊んでくれたと書いてあったので、いろいろもらってきたのでしょう。


 大型連休中ですがカレンダー上は土曜日で、きょうまでなら近隣の小児科が診療していたのでさっそく連れて行きました。

 ところが保険証は、妻が先月下旬に再就職をして娘もその扶養に入れることにしたので手続中です。

 船橋市の子ども医療費助成制度(中学3年生まで通院1回300円、調剤無料)は保険証を使うことが条件なので、いったん全額を自費で支払います。

 小児科が6,790円、薬局が1,970円、合計8,760円でした。

 新しい保険証が出来上がってから手続きをすれば、8,460円が戻ってくる計算です。


 自分の財布から現金で出てゆくと、子供の発熱→約1万円コースなのかと思い知るわけですが、この8,760円というのも、公的保険制度下での公定価格の10割負担です。

 自由診療しかない国だったら、それぞれの医院や薬局が好きに値段をつけますから、もっとかかることもあるでしょう。

 これが300円で受けられるというのだから、少なくとも「経済的に医療を受けられずに死ぬ」という心配はほとんどありません。……子ども医療費助成制度は市区町村別の制度で、東京23区は通院もタダです。


 新型コロナウイルスでアメリカでの死者が多いというニュースを見聞きすると、経済的に医者にかかれずに死ぬ人も少なくないんだろうなと思った次第です。

(新型コロナウイルスの治療費はアメリカでもタダだそうですが、具合が悪くてもそれが新型コロナウイルスによるものなのか、ただの風邪なのか、それ自体が医者にかからないと分からないのですから、やはり経済的に医者に行けない人はいるんじゃなかろうかと推測しています)

#2020/5/5追記:熱が下がると全身に発疹が出て、どうやら「突発性発疹」だったようです
author by よんなん
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