乳幼児生存センサー

DSC_5385.jpg 出産した大学病院にも、転院した産後ケアの産婦人科にも、コット(新生児用のキャリーベッド)のなかにセンサーが仕込んでありました。

 ベッドに生きた赤ちゃんいることを(どういう原理か分かりませんが)検知していて、授乳などでコットから赤ちゃんを抱きあげるときにセンサーを切り忘れると数十秒してけたたましい警告音が鳴ります。

 乳幼児突然死症候群というのがあるのは知っていましたが、こうして万が一バイタルサインが消えたときにすぐ気づけるようにしているのでしょうか。

 検知できたからって蘇生措置が有効なのかどうかは分からないものの、何らかの拍子にうつぶせになって口や鼻がふさがったり、ミルクを吐いたのが詰まったりして息が止まっているのなら、仰向けに戻したり吐き戻したミルクを取り除くことくらいはできるでしょう。

 退院が近くなると、家にも同じものがあるといいと思うようになりました。


 病院にあったものは機器にメーカーの名前がなく探すのに苦労しましたが、どうやらイギリスの「Nanny Baby Breathing Monitor」らしく、メーカー直販(?)やAmazon.co.ukで93ポンド(13,000円くらい)ですが、国内では「BBアラーム」の名前で医療機関向けに流通しているようで手に入りにくいようです。(標準価格120,000円とかどういうこと!)

 一方、これも海外製品らしいのですが「Baby Sense 7」という同じ使い方をする製品もあり、日本語説明書がついたものが楽天市場で売られていて、24,880円でポチりました。
(口コミを見ると、これを採用している病院もあるようです)


 布団の下に敷く検知マットが2つついていて、新生児は1つ、大きくなってきたら2つ敷くようですが、いまのところベッドに1つ、ゆりかごに1つ敷いて、本体はその都度つけかえて使っています。

 ただ、検知の仕組みは何かが動いていることらしく、ゆりかごを揺らしていると赤ちゃんがいなくなってもアラームが鳴らないのが盲点でした。

 「あくまで親の注意力をバックアップする製品で、万能ではない」と念頭に置きつつ使っています。
author by よんなん
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