公衆電話を使ってみる

IMGP8955.jpg 我が家には大量のテレホンカードが眠っています。

 ……13年前、父親が当時のめりこんでいたゴルフでホールインワンをやったときに、ホールインワン保険で作っちゃったんですね。

 私が高校を卒業する頃の話で、ちょうど携帯電話が爆発的に普及する直前でした。


 いまどきチケットショップへ持ち込んでも、タダ同然……とまではいかなくても、それでもたいした値段で引き取ってはくれないでしょう。

 固定電話のダイヤル通話料金に充当する方法もありましたが、我が家はすでに「ひかり電話」なので、使うことはできません。


 ……ちなみに、以前はNTTの窓口へ直接持っていかないとテレホンカードで固定電話料金を支払えなかったんですが、調べたらもはや千葉県内にはNTTの営業窓口がひとつもなくて(参照)「116」へ電話すればよいようです。
(どうやってカードを物理的にやりとりするんですかね?)


 結局、外出中に電話をするときは、なるべく公衆電話を使うことにしました。

 携帯電話が相手だと番号が表示されないと出てもらえない可能性が高いので、それはPHSからかけるとして、固定電話にかけるぶんには公衆電話からかけてもそういう心配はないでしょう。

 通話料金も市内1分10円、と、私のPHSの料金プラン(新つなぎ放題=通話は全国一律30秒31.5円)と比べて経済的です。

 ……経済的も何も、家に置いておくだけではただのプラスチックカードですし。


 かなり数が減っていると聞いていた公衆電話ですが、電車の駅では比較的容易に見つかります。

 確かに駅を出てしまうと、コンビニだとか公園だとか一昔前なら必ず公衆電話があったようなスポットでもなかなか見つからないので困ってしまいますが。

 PHSと比べて唯一不便だと思うのは、歩きながら話せないことで、特に東京駅で京葉線に乗り換えるときなど、電話で話している間に京葉線乗り場まで行けたのでは……と思うこともありますが、その程度です。

 小学生の頃は、公衆電話を使うのに順番待ちをしたものですが、携帯電話全盛の21世紀では、待ち時間なしで使えるのも便利です。


 そもそも、固定電話に電話する用事なんてあるの? という気もしましたが、不動産屋さんやら、いま通っている資格予備校やら、近づいた車検のことでオートバックスに電話したり……で、なんだかんだいって1ヶ月しないうちに1枚使い切ってしまいました。

 ……最近は、不動産屋さんも、銀行も、工務店も、担当者の携帯電話番号が名刺に書いてあって、担当の方が店に不在だと結局はPHSの出番になるんですけれども。
author by よんなん
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