2012年の都市対抗まとめ 2(JR北海道・JR東日本編)

 前項の続きです。

●JR北海道
 都市対抗野球大会には「応援団コンクール」というものがあります。

 観客動員数で受賞が決まっちゃってるような印象がぬぐえないコンクールなのですが、Wikipediaによると選考基準が 一応 あるらしく、その中に

「郷土色豊かな作品」

とあります。


 2年前まで、JR北海道は応援ステージの中で「羊蹄太鼓」「YOSAKOIソーラン」があったのですが、今年はどちらもなく、そりゃぁ観客動員ではどうしても関東地方のチームに分があるとはいっても……といった感想です。

 もしかしたら、昨年の出場辞退のきっかけになった列車火災事故以来、同社の鉄道運行にまつわる不祥事が絶えないことから、出場はするけれども盛り上げは控えめに、という雰囲気があるのかどうか、と勝手に推測してみます。


 ところで都市対抗の出場枠は北海道1チームなのですが、いまや、大昭和製紙北海道も、北海道拓殖銀行も、王子製紙苫小牧もなくなり、予選はやってますが事実上のJR北海道の一強状態になっています。

 個人的には、東北(出場枠2つ)と一緒にして出場枠が北海道・東北を合わせて「3」になってもおかしくないのではという気がしなくもありません。


 応援の話でつけ加えると、応援曲レパートリーは明治大学のものから東京大学に変わりました。……前は「ギャバン」で始まって「J・R・ほっ・かい・どう・札幌!」だったのが、「スパカリ」「ハメハメハ」「不死鳥」といった具合です。(あと「スカイハイ」か何かがあったかもしれない)

 「スパカリ」は元はといえばJR九州がやっていたのを東京大学が「逆輸入」した経緯がありますから、JR北海道が使うようになったのはマニアとしてはうひひひひ(以下自粛)

 「TOKYOコール」は文字数が合わないと判断されたのかどうか、使ってなかったです。……これについては、以前、東大応援部(の吹奏)が関西国際大学の応援をしていた(!)ときに

「T! O! K! Y! O! T・O・K・Y・O 東大 レッツゴー!」
「関!西!国!際!大! 関西国際大! 関西 国際大!」

とやっていました(→5年前の日記)から、「JR北海道」でも可能だとは思います。

 ステージ下で応援団員向けに小さなボードを出す人をよく見ていると、JR北海道オリジナルのときは曲名と選手名の組み合わせが(例:「吉川」「モニカ」)、東大のメドレーに入るときは「応援部」と出ます。
(吉川選手+「モニカ」、乙須選手+「狙い撃ち」は4年前に気付いたときから変わってない)


●JR東日本(東京)
 個人的にJR東日本東北はひいきなのですが、JR東日本(東京)はあまり好きになれないでいるところです。

 去年の京セラドームでは気がつかなかったのですが、google先生に聞いてみたら吹奏楽団の指揮者が去年4月に代わったのだそうで、今年は明らかな変化が見て取れました。

(1)ヒットが出ても応援曲を(基本的に)止めなくなった
(2)次曲の指示を「サイン出し」するようになった
(3)吹奏がステージ上でドリルをやるようになった

 マニア的にとっても面白いのは(2)なんですが内容が濃すぎるのでさておいて、(1)は大きいと思います。たまに止めて「天理ファンファーレ」が入って応援曲そのものは仕切りなおす(←その間に観客の応援は止まってしまう……のが個人的に嫌い)場面もあるものの、その回数はグッと減りました。

 そうはいっても、まだ「7回の応援歌の後、応援部がステージ上で段取りを整えている間に観客が座ってしまう」(→間髪いれずに応援曲に入ってしまうべきだと思っている)とか、「F1(←早稲田大学のファンファーレ)の次にダッシュケイオウに入る」など、JR東日本(東京)の応援の進行には満足していない部分もありますが(後者は特に!)、少しずつ変わっていく……ことを観客の立場から勝手に期待してみます。


 それはそうと、JR東日本は応援団コンクールで賞をもらってましたが(毎日jp)、受賞理由のひとつが「JR東日本は、作業員や駅員姿で職場の雰囲気を伝えた」……って、そんなのJR九州の応援団が何年も前からやってることなのに、あとから始めたほうが受賞ってひどいよなー、と思いました。


IMGP9326.jpg さて、決勝戦(24日・火曜日)は体調を考慮して翌日に休暇を入れて見に行きました。

 閉会式で、2年前に「また来年東京ドームで会いましょう」と電光掲示に出しちゃったのに去年は大阪開催だったなんてことがあった(写真は2年前の閉会式)ので今年は出さないかな……と思ってたら、今年も出ましたよ。(前項の冒頭の写真)

 来シーズンまで何事もなく無事東京ドームで開催されればいいなぁと思います。

 決勝戦といえばJR東日本(東京)が連覇すれば50年前の日本石油以来、という試合で、その連覇を阻止したのがJX-ENEOS(=旧・日本石油)というのは……まぁどうでもよいですね。

 いまとなっては、「都市対抗」だなんてごく一部の例外を除いて名ばかりで、東京都民も横浜市民も、そんな試合があったことなんて毎日新聞でも購読していない限り知らないでしょうから。
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2012年の都市対抗まとめ 1(JR九州編)

DSC03452.jpg 例年なら、都市対抗のシーズンに有給休暇でドカーンと連休を作って連日東京ドームへ通うのですが、今回は週末を中心に控えめにしました。

 体調面の都合のほか、ひいきにしているチームの一つ、JR東日本東北が予選敗退でしたし。

 気づいたことなどgdgd書いてゆきます。

 ……一昨年あたりから、(個人的にいろいろと)記憶があやふやだったり時系列がごちゃまぜになっているので、「今年初めて」と思っていることが実は去年か一昨年あたりからだったり違ったりするかもしれませんが、そこはご容赦ください。

●JR九州
 何をおいてもまずはJR九州です。7月21日(土)の2回戦に行きました。(毎日jpの写真特集

 特筆すべきは、JR九州社員のよさこいチーム(でいいんですよね?)「JR九州櫻燕(おうえん)隊」が、今年は来なかったことです。

 去年、こんなふうにまるで幻滅したかのような書き方をしておいて何を言っておるのかという話ですが、演舞はかなりレベルが高いのです。
(当該のページにJR九州のオフィスからと思われるアクセスの跡があって、実はgkbrしていた小心者)

 昨年の京セラドームでは、攻撃中のパフォーマンスとして登場して(試合展開とは無関係に)演舞が披露されたのが興ざめでしたが、守備中応援としてはチア曲と並んで大いに「あり」だと思っているのです。

 チア曲もそうですけど、攻撃中にやると何がいけないかというと、

・バッターが凡退してしまうと、演舞だけが盛り上がっていてステージがしらける
・ヒットが出ると応援席はグラウンドに夢中になるので演舞を見てもらえない

という2点だと思います。


 もともと応援が盛り上がりにくい守備中なら、早々にホームラン一発でも浴びちゃうようなケースはさておいて、

・相手を凡打に抑えているうちは観客も気分よくステージを見てくれる
・仮に打たれたところで得点圏までランナーが進んで本当のピンチになるまでは時間がかかる

というわけで、守備中応援に使える音響には制約があるのは知ってますが、攻撃中よりは演舞向きだと思います。


IMGP9325.jpg あと、外野寄りに新幹線のバルーンを出さなくなりました。(写真は2年前の)

 去年京セラドームに持ってこなかったのは例年の日本選手権と同じ体制だからかと思っていたのですけれども……なにより、3年前まで800系「つばめ」だったのが2年前に700系のが新調されていたのに。

 700系新幹線といえば「祝!九州」のTVCMになぞらえたウェーブが去年の応援席では大不調(観客が誰もやってなかった)のがよほどトラウマだったのか、と勝手に推測してみます。

 バルーンには実車と同じく「KYUSHU・WEST JAPAN」のロゴが入っているのですが、JR西日本の野球部が来年から再開の見通しというニュースもありました(スポニチ)ので、実現のあかつきには対戦カードによっては使いにくいものになりそうです。


 最後に付け加えれば、応援曲レパートリーに「海のトリトン」が加わったのって、去年からでしたっけ?
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コール東芝

DSC03077.jpg 野球早慶戦の日ですが、おまつり並みの人ごみになる神宮球場を避けて、横浜スタジアムへ来ました。

 都市対抗西関東予選、東芝−三菱重工横浜です。

 個人的に東芝といえば「コール東芝」なのです。

 早稲田大学の生協で売っている早稲田歌集のCDに「早慶戦応援風景」というトラックがあって、その中に「スパンキーマーチ」というのが収録されてるんですね。

 ……神宮球場に通い始めて15年目になりますが、一回も聞いたことがないし、応援部の人に聞いても知っている人に会ったことがありません。


 が、それに非常によく似ているのが東芝の「コール東芝」で、一度応援席で聞いてみようと思ってたんです。


 実際に聞いてみると、似ているのは最初だけで後半7割くらいは違うものだったので、もしかしたらスパンキーマーチにインスパイアされたのかもしれないけれどたぶん違うものなんじゃないのかな、という印象でした。


 ついでに書くと、選手名コール(「そーら○○ ○○ ○○ そーら、○○〜」ってやつ)がJR東日本(東京)とほとんど同じですが、JR東日本みたいにピンチのときにエンドレスでやったりはしません。

 ……チームとしてはJRのほうが後発のはずなので、たぶん東芝のほうが先なんじゃないかという気がします。


 ところで、東芝の応援受付で入場券(チーム券)と応援グッズをもらおうとしたら何かの会員証の提示を求められ、そんなもの持ってない自分は配布を断られてしまいました。

 入場料払って一般席に入ってもいいか、と思ったものの、三菱重工横浜の応援受付で入場券と(三菱重工の)応援グッズをもらってちゃっかり東芝の応援席に座ってました。(←なんて奴)


 帰宅後に調べたら、どうやら東芝のスポーツ後援会の会員証のことだったらしく、年会費1000円だとか。

 会員特典に公式戦の入場券配布というのがあるのですが、もともとどの企業もタダで配ってる入場券なんだけどな……。

 試合と休みの日があえば(ドーム球場以外なら天気も関係してくる)ぷらっと見に行く程度だとちょっと厳しいものがあります。……なにより、入会申込から会員証が手元に届くまで2〜3週間くらいかかるらしいですし。。


DSC03174.jpg 入場券券面に書いてある入場料は500円なので、くれないんなら500円くらい払ったっていいんだけど、そういう選択肢はないのかな。

 試合そのものはアマチュア野球としてはかなり長い4時間19分、延長16回の末に東芝が2-1で三菱重工横浜を下して都市対抗本戦進出を決めています。

 ……2時間台で終わると思ってたので疲れました。。。
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シーズンの終わり

DSC01619.jpg 秋の全国大会に当たる神宮大会は、明治大学(東京六大学代表)の優勝で終わりました。

 きょうの決勝はわりと暖かかったですが、きのうは日が暮れると急に冷えて、もう野球やるシーズンじゃないよーと思いながら見てました。

 ……春先の節電騒動で、プロ野球の開幕がずれ込んだ影響なのか、今回の神宮大会は例年より10日ほど遅い日程だったのです。


 写真は、きのうのものです。


 いつも来ている神宮球場なのに、夕焼けで真っ赤に染まるバックスクリーンもあいまってか、ことさらに空が広く感じられました。
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都市対抗のテレビ桟敷初体験

DSC01445.jpg 日曜日、自分が神宮球場で我が母校を応援している間に、京セラドームではJR東日本東北とJR東日本がともに勝ってコマを進めていました。

 個人的にひいきにしているJR東日本東北が勝ち進んだことと、しかも次のカードは「JR東日本×JR東日本東北」という面白いカードです。

 また見に行きたい欲求には駆られましたが、先週2度も大阪へ行っており、さすがに体力や経済的に無理が出そうです。


 そこで、CATVでスポーツチャンネル「GAORA」が見られる知人にお願いしたところ、快諾していただけました。

 アマチュア野球をテレビで見たのは高校野球と早慶戦くらいで、社会人野球をテレビで見るのも、CSやCATVのスポーツチャンネルでアマチュア野球を見るのも初めてです。


 知人がCATVを契約しているのはご実家で、思わぬ歓待をありがたく受けつつ、試合終了まで知人を巻き込んでテレビの前でひいきのチームを応援してました。

 残念ながらJR東日本東北は負けてしまいましたが、テレビ解説付きの観戦は、「藤井選手は藤井監督の息子」などというスタンドで見ているだけでは分からない知識も得られ、これはこれでありだなぁ、と思うのでありました。
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史上初のプロ併用早慶戦

DSC01419.jpg この週末、都市対抗野球が開催されている大阪にはとどまらずに土曜日だけで帰ってきたのは、秋の早慶戦の週末でもあったからです。

 例年ならプロ野球なんて終わってる時期ですが、春先の節電騒動のあおりでクライマックスシリーズがずれ込みました。

 もともと、神宮球場はアマチュア野球、特に東京六大学野球をやるために作られた球場なので、球場が歩んできた経緯としてはプロ野球よりも東京六大学野球が優先されます。

 ……が、今年はプロ側からかなり強引な要求があったように耳にします。

 もし昨年であれば、、、

・優勝のかかった早慶戦であったこと
・早稲田にドラフト1位指名選手が3人もいて
・特に人気の投手も1人いた

というあたりで東京六大学側も興業面で押し切れたでしょう。実際、昨年秋の早慶戦は神宮球場が満員になりました。(特に11月3日の優勝決定戦)


 今シーズンは久しぶりに早慶ともに優勝とは無縁な早慶戦で、しかも秋です。

 ただでさえ人が来ない=興業的にかなり不利にならざるを得ないところ、関係者のかなりの尽力があってようやく「12時試合開始」等々の取り決めがなされたようです。

DSC01435.jpg 秋の早慶戦といえば「デコレーション」ですが、早稲田側は舞台美術研究会が作るのをやめてしまったそうで、横断幕になってました。

 デコレーションの片付けは早慶戦の決着がついた翌日の昼に行うことになったそうで、プロ野球の試合中も出しっぱなしだったそうです。

 早慶戦そのものは早稲田の2連勝に終わったものの、試合後は勝利の拍手も4年生引退セレモニーもなく、「早稲田の栄光」の伴奏だけ(早稲田三唱もなし)で日本総業(=神宮球場のイベント警備会社)にとっとと追い出されました。

 で、翌日、新人戦が行われている日中にデコレーションの撤去作業が行われていた目撃情報が入りました(Facebook←公開範囲はアップロード者の友達まで)。……例年なら早慶戦の決着がついた日の晩のうちだそうなので、この点だけは作業をする学生にとってよかったかもしれません。
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どうしたJR九州応援団

DSC01204.jpg 個人的にすっかり魅了されているJR九州の応援団ですが、今年は様子が違いました。

 まずこのチアリーダーがブログを更新してません。(配布された「選手名鑑」に応援団として名前は載ってたので応援席には来てたのかもしれないけど)

 そのほか……
・オウエン隊という妙な踊り(よさこい?)チームが出現
・応援曲から(コールとは別の)歌詞が消えた
・東京大学応援部が来てない

 東大応援部がいないのはしょうがないです。今年の都市対抗は東京開催じゃないですから。

 オウエン隊の演舞は、攻撃中に試合の流れと関係なく延々とやってたので引いてしまいました(しかも演舞中にどんどん凡退してたし……)。守備中のパフォーマンスだったら楽しく見られたと思うんですけど、、、

 そして、応援曲から歌詞が消えたのはマニアにとって痛いです。

 JR九州の応援席は観客がコール、応援団がマイクで別の歌詞を歌う、という独特のスタイルで、応援マニアとしては歌詞のほうを覚えてしまう楽しみがあったんですけれども。

<例>スパカリ (○○はバッターの名前)
(応援団)JR九州 ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)ヒーロー○○ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)天下無敵だ ゴーゴーレッツゴー
(観客)・・・・・・・・・・・・○○

(応援団)今こそ一本 北九州
(観客)・・・・・・・・

We are No.1! 北九! わっしょい!
We are No.1! 北九! わっしょい!

#今年は応援団がマイクで歌う部分がなくなった

 東大がJR九州から“逆輸入”したスパカリの「いまこそ一本ぶちかませ」というコールの元は、JR九州での「いまこそ一本JR(都市対抗だと「北九州」)」という歌詞のほうだったので、寂しい限りです。


 あと、例年新幹線のバルーンに合わせてウエーブをやるのが、今年は「祝!九州」の曲と新幹線バルーンに合わせてやる、というあのCMになぞらえたもので、あの大震災後にCMを見て目から汗を流した東日本住民としては歓喜モノでしたが、応援席の盛り上がりはいまひとつ。。。

 オウエン隊といい、今年のJR九州応援団はすべってばっかりでした。

 試合も、3-1で5年ぶりに出場してきたJR東海にあっさり負けてしまいました。……去年は都市対抗も日本選手権も決勝まで残って準優勝したのに、、、


 なぜか先発投手は米藤ではなく、沖データコンピュータ学院から補強の一岡が先発3回2失点で負け投手になってましたし。。。

#なんとこの一岡が2日後のドラフト会議で巨人から3位指名されたのにはびっくりしましたよ


 かつて毎年初戦で負け続けていた頃は、毎年一試合しかなかったからかグッズも結構よいものをくれた(つばめ号の扇子をくれた年もあった)んですが、今年はスティックバルーンだけ。。。

#去年どうだったっけ……と昨年のブログを読み返してみても、決勝まで毎試合行ったのにグッズについては何も書き残しておらず、家にもグッズが残ってないのでやっぱりバルーンだけだったのでしょうか。


 それにしてもオウエン隊ってなんだったんだよ、、、と思ってましたが、試合後、コスチュームに「櫻燕隊」と書いてあるのが目に入り、あー、九州新幹線「さくら号」と「つばめ号」に由来するのか、とようやく納得。

 試合後、あすの「出勤」にそなえて大阪駅から夜行バスで帰途につきました。
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チア責が振る!

DSC01050_2.jpg 春のシーズンでは反対側の応援席からチア責が振るのが見えた、明治大学の応援席に入ってみました。

 残念ながら、バトン・チアリーディング部責任者(=チア責)が壇上に上着を着てのぼった回は、応援歌「血潮は燃えて」を振るのが見られただけで、リーダーテクのついた応援曲に入ることがありませんでした。

 リーダー部のない明治大学で、今年応援団が始めた吹奏楽団とチアリーダーがリーダーテクを振るのは、どうも今シーズンが最後ではないか、という噂がちらほら聞かれるようになりました。

 本当かどうかは知る術がないのですけれども、来年はどんな形になるのか、マニアとしては少し興味のあるところです。

DSC01053.jpg ところで、早稲田はスタンドを横に走る応援曲がないんですが、他の大学にはいくつかあります。

 明治だと、「サンバ」のときにこの通路を思いっきり走ります。
(本当に全力疾走してるのはマニアと吹奏の一部くらいですが……)


 ほかには、立教の「SPサンバ」、法政の「リダイヤル」や東大の「TOKYOコール」があります。


 神宮球場に500円で入って、なかなかの贅沢ではないかと思っています。
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シーズンあけましておめでとうございます 2011秋

DSC00746.jpg さっそく黒星発進の我が母校であります。

 グラウンドはともかく応援席のほうはというと、春のシーズンで六大学のうち早稲田だけが勝手に自粛していた「倒せコール」が復活しました。

 高校野球じゃないんですから、そうこなくちゃ。


 あと、2回と8回のオモテとウラ、バックスクリーンに攻撃側の応援団(応援部・応援指導部)のプロモーション映像が流れるようになりました。

 ……昨シーズンまではCHINTAIか何かがCMを流していたタイミングだったみたいです。(自分はあんまりよく覚えていないんですけれども)

 自分は9/11の早稲田・明治の8回の映像と、慶應・東大の2回の映像しか見ていないんですが、同じ試合でも2回と8回では違う映像が流れるんだとか。へぇ。


DSC00747.jpg さて、きのうの第二試合(明治×早稲田)では、明治側スタンドの「ファミリーシート」(我々は「Pontaシート」と呼んでいる)に「紫闘魂」の面々(紫のTシャツの人たち)が陣取って好き放題に騒いでいたようです。

 現在、応援席では飲酒できなくなりましたが、ファミリーシートは一般内野の一番応援席寄りにあり、応援席の雰囲気を味わいながらお酒が飲めます。

 しかも、前寄りの席を確保できれば、立ちあがって騒いでも後ろの席の視界の邪魔にならないので、応援席同様に騒ぎ放題となるわけですね。

 東京六大学野球の試合でのPontaシート料金は1人1500円×定員分です。
(定員未満での利用でも定員分の料金が必要)


 ヤクルト戦だと4500円(対巨人・阪神戦は5000円)×定員分ですから、だいぶお値打ちです。
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名古屋オール早慶戦2011

DSC02757.jpg 4年に1度のナゴヤドームでのオール早慶戦です。……今回の名古屋入りはこのためでした。(4年前の記事

 「オール」早慶戦といっても、プロ野球はシーズン中ですし、例年なら都市対抗野球のシーズンでもあるので、社会人野球でも都市対抗には出場しない程度に活躍中のOB選手が早慶それぞれ3人加わるだけです。
(今年の都市対抗は「節電」の影響で11月開催)

 話題の新人投手が早稲田に入学したばかりだった4年前の超満員ぶりがうってかわって、観客は主催者発表で15000人でした。

#現役プロやプロ経験者が出場したのを自分が見たのは、早慶戦100周年記念のオール早慶戦(@神宮球場)くらい

 地方開催のオール早慶戦は、自分は実はナゴヤドームのにしか来たことがないのですけれども、「応援席」というのがないのが難点です。

 「応援席」が他の席と区別されていない、ということは、「応援しに来た人」と「見に来た人」が同じ区画に混じるということです。


 慶應側のスタンドは、応援指導部の盛り上げ方がうまいのかチャンスになると総立ちで応援してましたが、早稲田側は応援部がおとなしすぎてチャンスになっても盛り上がっているのは一部のマニアくらい。

 まぁ、こうなることは事前に予想できていたので、我々は下段の最後列(後ろの席は通路を挟んで一段上)に陣取っていたのですが、それでも“得点紺碧”や7回の校歌斉唱(さすがにこのときはみんな立つ)のあとそのまま立ち続けて応援をしていると、後ろから

「すわってくださ〜い」

という家族連れで来ている小さい子の声が耳に入ります。o...rz


 たぶん応援部は応援部で、試合後「観客が立ち上がらないのはスタンドに散っているお前らの盛り上げ方が足りないからだ」と、たぶん下級生が怒られているに違いないです。(推測)

 いや、ステージ脇でマイクを持った3年生が一言「立って応援してください」と言えばいいんですよ。

 あるいは慶應みたいに4年の幹部がスタンドに入って手本を見せればいいんですよ。


 盛り上がりたさそうにしている連中はほかにもちらほら見受けられたのに、かような環境下では「見に来た」人たちから悪者扱いされてしまうだけです。


DSC02840.jpg 試合は、オール早慶戦にしてはめずらしく早稲田が勝ちました。

 今年の東京六大学野球リーグでの早稲田の弱さといったらなくて、おそらく今年最初で最後であろう、早慶戦で勝ったときの「勝利の拍手」(写真)と「早稲田の栄光」がありました。

 ……「早稲田の栄光」では、卒業生は(自己申告で)ステージ上にあがって歌うことができ、「感激の血潮は沸(たぎ)」りました。
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